今井研究室のブログ:2015年4月 〜 2016年3月

 今井ゼミは、研究も遊びも全力のゼミです。今井ゼミ生は、時間があれば一緒に教員採用の勉強をしたり、研究の話をしたり、将来について語り合ったりと、多くの時間を共有しながら高め合っています。このブログでは、そんなゼミ生の日常を綴りながら、ゼミ活動などの紹介をしています。ブログは、現役のゼミ生の他、大学院生やOGの先輩もレポートします。

2016年

3月

29日

69. 学校発達保健研究部会シンポジウムへの参加

 暖かい日が続き、桜の花も満開に近づいてきました。今井ゼミでも先日、少し早めのお花見をしました。早いもので明日から4月を迎え、大学生活最後の一年が始まります。

 さて、26日に名古屋学芸大学で開催された「学校発達保健研究部会シンポジウム」に参加しました。このシンポジウムは、今井先生が代表として健康心理学会から認可を受けた研究部会のシンポジウムです。この研究部会は、NUASの学生はご存知の采女先生、森英子先生、竹内先生など、養護教諭界でもご高名な先生方がメンバーですので、シンポジウムに参加させていただき、先生たちの授業外でのご意見を聞けるのは、本当に貴重な機会です。

 シンポジウムでは、小学生の選択性緘黙やパーソナリティー障害といった障害に関するもの、動機付けなどの教育的問題に関するもの、さらに、これらの障害や動機付けと生活習慣の関連についてなど、多くの知識と理解が深まりました。また、マインドフルネスやセルフコンパッションを生かした支援方法や学校現場の実際の話もうかがうことができ、大変勉強になりました。私もボランティア活動で子どもたちと関わっていますが、ボランティア活動と教員とでは視点も支援方法も変わってくることがわかり、これからもこのような機会に積極的に参加していきながら様々な視点を学んでいきたいと思いました。

 シンポジウムの後は、懇親会(飲み会)を行いました。勉強と遊びのオンオフをしっかりつける、というのが今井ゼミです。今回は、今井ゼミ以外にも森ゼミからも懇親会に参加してもらい、非常に楽しい時間を過ごすことができました。(泉友理)

2016年

3月

17日

68. 授業外の研究時間

 今井ゼミ指導教員の今井です。ゼミ生たちが最近、飲み会などの情報をたくさんアップしているので、アカデミックな側面もお伝えしたいと思い、教員自ら筆を取った次第です:笑。

 今井ゼミに所属すると、ゼミ時間外はもちろんのこと、学校での講義がない期間であっても常に勉強や研究をしています。3年生は教採の勉強で毎日集まって勉強していますので、私も1日2時間ぐらいですが、面接指導などをしています。卒論研究に関しては、大学院生や院進学組が3年生にきめ細やかな指導補助をしてくれているので、非常に助かっています。本日は、その大学院生(4年生の進学組含む)の活動内容についてです。

 私の研究室では、学校現場で生かせる研究法と支援法の習得を目指しています。具体的には、調査や実験が行える技術とカウンセリングや健康相談の技術を習得しています。ここ最近のテーマは、「メタ認知療法」の理解と実践です。メタ認知療法は、臨床心理学分野においても非常に注目されている治療法の1つです。この理論と技法を「養護教諭としてどのように活用するか」をテーマに、勉強会を行っています。今は、理論を正しく理解する段階でもあるので、毎回、様々な質問が出てきますが、テキストで使用している『メタ認知療法』をとても丁寧に読んでいる印象をうけます(監訳者として嬉しいです)。次回(卒業式の翌日)からは、実際に「うつ病」に関する理論と実践に入ります。保健室場面ではどのようにメタ認知療法を使うか、保護者面接ではどのように活用できるかなど、現場の状況に合わせた模擬カウンセリングも実施する予定です。確かな知識と技術を身につけた保健室の先生として、活躍してくれることを期待しています。(今井正司)

2016年

2月

26日

67. ゼミ合宿 in 京都:終盤

 いよいよゼミ合宿も終盤です。3日目のお昼は、京都駅と三条駅に分かれて自由行動でした。私は三条で某アーティストおすすめのラーメンを食べました。外が大変寒かったので、体が温まりました。トッピングの揚げ玉と唐辛子を加えるとさらにおいしかったです。人気のお店のようで早い時間にお邪魔したのですが混雑していました。ぜひ、また京都に行ったときには食べに行きたいです。ラーメンを食べ、お腹はいっぱいですが、塩気のあるものを食べると甘いものが食べたくなるのはなぜでしょうか。デザートは別腹ということで、ゼミ生の金光さんおすすめのほうじ茶と抹茶のソフトクリームを食べに行きました。最後に京都らしいデザートをいただくことが出来満足でした。

 昼食以外では、鴨川を散策しました。名探偵コナンが好きな私は、お気に入りの映画のワンシーンの場所を訪れることが出来、一人テンションが上がっていました:笑。思い出を残そうということでCDのジャケットと青春をテーマに鴨川で写真を撮りました。外国人観光客に若干笑われながらもいい写真が撮れました。帰りの新幹線ではみんなぐっすり寝て、これから控える教員採用試験や卒論に取り掛かっていきます。(上原夕輝)

2016年

2月

26日

66. ゼミ合宿 in 京都:三十三間堂

 伏見稲荷に行った後は、三十三間堂に向かいました。京都を訪れたことがあるゼミ生はたくさんいますが、三十三間堂に行ったことのある人はほとんどいなくて、私も行ったことないうちの一人でした。ゼミ合宿で三十三間堂を観光地に選ぶ所がやっぱり今井ゼミらしいですね:笑。教科書でしかみたことのないずらりと並ぶ千手観音像を前に「みんな一緒の顔に見える〜!」「わ〜すご〜い!!」「ちょっとこわいな〜、、」など、少し興奮気味なゼミ生でしたが、時間が経つと、一つ一つの観音像の違いや特徴を見つけて言い合ったりしていました。三十三間堂には、“自分と同じ顔がある”と言われていますが、私は自分の顔を見つけることができませんでした。自分の顔を見ている時間は、自分よりも友達や、周りの人の方が長いと思うので、三十三間堂に行ったときには、一緒に行った人に教えてもらうほうが見つけやすいのかな、と思います。ゼミ生の中で、顔を見つけやすい子がいて、何度も「◯◯(ゼミ生)に似てる〜!!!」と言われている子もいました。本人はあまり納得していませんでしたが、みんな「似てる!!!」と大盛り上がりでした。他にも、大学の先生や、友達、たくさん似ている人を見つけて、先が見えないほどの長い通路でしたがあっという間に出口となり、とても楽しい時間を過ごすことができました。(腰山香菜)

2016年

2月

26日

65. ゼミ合宿 in 京都:伏見稲荷

 合宿の最終日は伏見稲荷大社に行きました。最寄りの駅を降りるとすぐに大きな赤い鳥居があり、平日なのにも関わらず大勢の人でにぎわっていました。「お賽銭っていくら入れればいいの~」「十分ご縁があるように15円でしょ!」という会話をしながらまずは本殿でお参り。すぐ隣に絵馬が書ける場所をみつけ、みんなで1つ書くことになり、「みんなの夢が叶いますように」と一文字ずつ交代で仲良く絵馬を書きました。そのあとはお待ちかねの千本鳥居。人がいないのを見計らって写真を撮りながらくぐりました。私は初めてだったせいか、なかなか幻想的で感動しました。千本鳥居を抜けると奥社奉拝所があり、その奥に有名な「おもかる石」というのを発見しました。「おもかる石」というのは燈篭の前で願い事をしてから石を持ち、思っているより軽ければ願いが叶い、重ければ願いはかなわないというものです。列になっていたため「軽いぞ~軽いぞ~」とイメトレをしながら並びました:笑 私たちの順番が回ってくると「ん~」と微妙な顔をしているゼミ生や、中には不意に「重っ!」と言ってしまっているゼミ生もいました:笑 きっと将来に向けての願い事をした人が多いと思うので、重く感じてしまった人も、心理学のゼミ生として「反証的思考実験」によって、その真意を確かめられるようにみんなで努力していきたいと思います:笑。(原田彩加)

2016年

2月

25日

64. ゼミ合宿 in 京都:ホテルでの様子

 私たち今井ゼミは同じホテルに2泊しました。ゼミ生は全員で12人なので、3人部屋が4部屋連続で並んでおり、部屋の行き来がしやすかったです。そのため、外で美味しい夕食を食べてホテルに戻ると、起きている人たちで1つの部屋に集まって朝まで話していました。写真は私の部屋のメンバーです。日中に京都をたくさん観光して疲れているはずでしたが、なぜかホテルに戻ると皆まだまだ元気でした。3人部屋だったので大勢で集まるととても狭かったです:笑。夜中になると昼間より話が広がり、ゼミ生の新たな一面を見ることができました。構想会の日までは毎日大学のパソコン室に行ってパワーポイントを作成し、準備はとても大変でしたが、頑張ったからこそ合宿を思いっきり楽しめたと思います。夜中にはこれから先のことを話したりもしましたが、皆それぞれ自分の考えがしっかりしていて、一緒にいるととても良い刺激になります。大学生には修学旅行はありませんが、このようにみんなで1つの部屋に集まって話していると修学旅行に行ったかのような気分になりました。しかし、元気に盛り上がるというよりは、まったり話すという雰囲気でした。次の日に眠くなってしまうのを分かっていながらもついつい楽しくて夜更かししてしまい、案の定次の日の朝は皆眠そうにしていました:笑。(服部加奈)

2016年

2月

25日

63. ゼミ合宿 in 京都:京懐石

 2日目の夜は京料理を食べに行きました。外は寒かったので、たくさん歩いてお店に着いたときは、温かくてほっとしました。ですが、あまり経験したことのない丁寧な接客に、急に緊張してきました。料理はというと、一品出てきて食べたらさげられて、また出てくるというスタイルで、見たことのない料理ばかりでした。一品出てきて、「これはなんていう名前なのだろう」「何でできているのだろう」「どんな味なのだろう、おいしいのかな?」と疑問や興味がふつふつとわいてきていました。説明をしていただいてから、「え、これってそういう材料なんだ!」というものもあって楽しかったです。あとは、雰囲気がとても静かで少し話しただけでみんなに聞こえてしまうのが緊張しました。

 一番印象的だったのは作法のことです。「これって食べ終わったらどうしたらいいのかなあ」と悩むときが多々あり、周りの子はどうしているか常に見ている状態でした。今井先生は食べ慣れているようなので、先生を見て真似している人もいました。後日、今井先生が、「本当は京料理食べるときは食べながらしゃべらないんだよ」「幹事が上座に座っちゃってたね」「勧められる前に座ってたね」など、NGだったことについて話してくださり、勉強になりました。マナーはいまひとつだったようですが、京料理はおいしくて、楽しかったです。(山田梨沙)

2016年

2月

25日

62. ゼミ合宿 in 京都:デザート

 京都といえば、抹茶ですよね。2日目は着物を着て清水寺周辺を散策しました。清水寺を堪能したところで、「やっぱり京都来たし、抹茶食べたいよね!」と声が上がり、みんな賛同しました。さすが女子です:笑。食べたいデザートで2組に分かれ、清水寺周辺の抹茶が食べられるお店を探しました。おしゃれなお店がたくさんあり、ここもいいあそこもいい、となかなか決められませんでした。私たちの組がお店を探して、「このお店いいんじゃない?」と話していると、もう1組と同じお店の前でばったり遭遇しました。2組に分かれましたが最後は同じお店に入り、おいしい抹茶のデザートを頂きました。

 今井ゼミ3年生には教員採用試験を受ける人、就職活動をする人がいます。それぞれ進む道は違っても、今井先生の願いやゼミの目標である「全員が良い人生が送れるようにする」ため、ゼミでの活動を有意義なものにしていきたいと思っています。違う道に進んでも、また「今井ゼミ」として集まって笑いあえるような関係になれたらいいなと思っています。(山本瑞紀)    

2016年

2月

24日

61. ゼミ合宿 in 京都:清水寺

 着物を着てまず向かったのは、清水寺です。京都は、世界の観光ランキング1位と言われるだけあり、外国人観光客が多く見られました。14人もの大勢の着物姿を見ると、外国人の方々は、嬉しそうに私たちの方にカメラを向けてシャッターを押していました。ちょっぴり、有名人になった気分でした:笑。

 チケットを購入して、本堂へ。常香炉を見つけると、皆すぐさま近づいて「頭がよくなりますように」と言いながら煙を浴びました。必死になって煙を浴びる姿が面白かったです。

 ゼミ生全員が女の子なので、縁結びのご利益がある地主神社へのお参りは欠かせません。3人のゼミ生は恋みくじを引いていました。何が出たかは覚えていませんが、まずまずの運勢だったことは覚えてます:笑。そんなゼミ生は、さらなるご加護を願い、正しい結び方を今井先生に伝授して頂いていました。その光景が上にある写真です。勉学や就職のことだけでなく、皆の幸せを願ってくださる先生の姿を見て、とても嬉しく思いました。清水寺では沢山の素敵な写真を撮ることができましたが、この写真が私はとっても気に入っています。健康・学問・恋愛、皆の願いが叶いますように‥。(山田 奈々)

2016年

2月

24日

60. ゼミ合宿 in 京都:着物

 親子丼をはやく食べ終わることの出来た先発組と、その他後発組にわかれて、「レンタル着物 岡本」さんに向かいました。14人もいるので出来る限りスムーズに着替えが出来るようにするための作戦です。好みの着物・帯・鞄を選んだ人から着付けてもらいます。私たち以外にもお客さんはとても多かったのですが、店員さんたちは慣れた手つきでパパッと着付けてくださいました。髪型もそれぞれいくつかのパターンから選び、手際よくセットしていただきました。外国人のお客さんも多く、中国人観光客と間違えて店員さんに話しかけられたゼミ生もいたようです。着替え終わって、みんなでお互いの着物を見比べ合いました。みんなそれぞれの個性が表れた着物を選んでいるように感じました。私は、ゼミ生に自分の着物を選んでもらいました。ゼミ生が私に選んでくれた着物は、私が普段手に取らないような色味だったので「似合うかな?」と不安でしたが、みんなに「綺麗だね~」と言ってもらえて、単純にもすぐお気に入りになりました:笑。みんなとってもかわいかったです。(平田美帆)

2016年

2月

24日

59. ゼミ合宿 in 京都:2日目昼食

 朝5時近くまで話していたゼミ生もいたため、朝起きるのが辛そうな人が多いなか、合宿2日目が始まりました。その中で、朝ごはんはしっかり食べたい派のゼミ生4人と大村先生でうどんを食べに行きました。とても美味しく、体がポカポカして、朝から元気になりました。

 さて、2日目は着物を着て、清水寺付近を観光するのがメインの1日です!着物の帯で、お腹が締め付けられる前に、お昼ご飯を食べに行きました。今回のお昼ご飯は、親子丼が美味しいお店を選びました。ここは予約不可のお店のため、1時間以上並ぶという選択をした今井ゼミ一同。待っている間は、ゲームに夢中になる子、今井先生と宇宙人の話で盛り上がる子など、いろいろなことをして過ごしました。私は、隣に座っている子たちと、前の修学旅行生と外国人の交流をみていました。言葉が通じないながらも、ジェスチャーやスマホを使い意思疎通を図っていました。その後、言葉が通じていなくても、最終的にお互いが笑顔になって一緒に写真を撮っていました。みている側も幸せな気分になりました。そして、私はそれと同時に『きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う』という好きな歌手の歌詞が浮かんできて嬉しくなりました:笑。並んでいる時間も、ゼミ生の新しい一面を発見できる機会となり、楽しい時間になりました。そして、待ちに待った開店の時間。お店の半分の席を今井ゼミで占めてしまいました。みんなが注文したのは、やっぱり『親子丼』でした。ふわふわとろとろの卵がのった親子丼で、食べていて幸せな気持ちになりました。

 今回の合宿では、並んだり、待ったりする時間が多かったのですが、その時間もゼミ生の仲を深められるいい機会になったと思います。今後の様々な活動を通して、もっと仲を深め、励ましあいながら、教採の勉強や卒論に取り組んでいきたいと思いました。(伊藤和夏)

2016年

2月

24日

58. ゼミ合宿 in 京都:1日目2次会

 打ち上げの後は各々二次会へ繰り出し、京都の夜を楽しみました。先生と先輩方は飲み直しに行く中、私たち3年生は酔い覚ましにカラオケへ。ゼミ生で行くカラオケは、初めてのことでした。構想発表会の緊張から解き放たれ、いいかんじにお酒がまわっているため、みんなのテンションは最高潮!モーニング娘。やプッチモニなど、私たちが子どもの頃に流行った曲が流れれば、当時を思い出しながら歌う!踊る!ももクロの振り付けを完コピしたかと思えば、全身でアイドルになりきってみんなに手を振るパフォーマンスも見られました。こんなところにも承認欲求の強さなど、個性が現れますね:笑。最後には中学高校の頃を思い出して、合唱曲の大合唱。ドリンクバーだけで約2時間。酔いも冷め切っている中でのこの盛り上がりは、なかなかに異様なものだったように感じました。ホテルへ戻った後も、部屋に集まっておしゃべりしよう!なんてはしゃいでいましたが、私は化粧を落としてシャワーを浴びたら、いつのまにか眠りに落ちていました:笑。とっても充実した合宿1日目でした。(金光真優)

2016年

2月

23日

57. ゼミ合宿 in 京都:1日目親睦会

 2月23日卒論構想発表会が無事全員終了し、行きの新幹線から緊張していた皆でしたが、緊張がほぐれ、安心した様子で各自ホテルの部屋へ戻りました。そして待ちに待った打ち上げが京都の某居酒屋で行われました。その場の幹事であって私の乾杯の挨拶と同時に3年ゼミ生の卒論へむけての第一段階が終わった喜びの大きな声が響きました。それぞれ好きなお酒を飲み、おいしいご飯を頂きながら卒論のことや将来のこと、女子ならではの恋愛のことなど、先輩方、先生を交え個々に話を弾ませていました。お豆腐が苦手な今井先生がとてもおもしろく印象的でした。打ち上げが終わり、カラオケに行く人、飲み足りないと飲みに行く人と、それぞれが京都一日目の夜を楽しみました。

 こうした飲み会が多い今井ゼミですが、飲んでいる席でも真剣に自らのこと、友人のことなど、様々なことを話すことができ、とてもいい機会だなと毎回思います。楽しむときは楽しむ、真剣に取り組むときは真剣に取り組む。こんな今井ゼミ3年生は私はとても素敵だなと感じています。(東海里香)

2016年

2月

23日

56. ゼミ合宿 in 京都:卒論構想発表会

 2月23日から二泊三日で京都へに行ってきました。ゼミに入った当初からみんなずっと楽しみにしていた合宿です。今井ゼミではいっぱい遊んでいっぱい勉強する、ということを大切にしています。待ちに待った合宿で準備にも力が入りました。今回からは合宿でのことを各イベントごとに書いていきたいと思います。今回は「卒論構想会」編です。京都駅で定食を食べた後、ホテルに移動し、卒論構想会を行いました。それぞれが試行錯誤しながら、今の段階で考える実験内容や方法をまとめ、パワーポイントを用いて発表しました。緊張しながらではありましたが、和やかに発表ができたと思います。どれも個性が出ている研究でどんな研究結果が出るか今から楽しみです。卒論が始まるといよいよ大学生活の集大成、という感じがします。今回構想会を行ったことで卒論への意欲も高まりました。また、先輩や先生からアドバイスをいただき、今後の課題が見えました。卒論を通して、自分自身も成長していきたいです。(泉友理)

2016年

2月

20日

55. 春休み中の登校

 春休み真っ只中ですが、ほとんど毎日学校に行っているので、あまり春休みという感覚がありません。来週には、いよいよゼミ合宿を控えています。合宿では卒論構想会があります。それぞれ卒論のテーマや研究方法などを発表します。発表用のパワーポイントを作成するためパソコン室に集まり、パソコンとにらめっこしていました。無事にパワーポイントの準備が出来、残るは発表のみです。私は緊張しやすいので発表が苦手です。ですが、発表する力を磨いていくことが教員採用試験や教員になってからますます必要になるので、成長できるチャンスだと思い臨みます。

 さて、先日今井ゼミ3回生だけで飲み会を行いました。広いテーブルが準備されていたのですが、寂しいからと言ってぎゅうぎゅうになりながら座りました。3回生は意外と寂しがり屋が多いです。お酒を飲んで女子ならではの恋バナやあるある話をして息抜きになりました。お酒を飲むといろんな酔い方のタイプがいて観察していると面白いです:笑。これからも定期的に開催して仲を深めていきたいです 。(上原夕輝)   

2016年

2月

12日

54. 私たちの春休み

 春休みが始まって、3週間が経ちました。春休みとは言っても、外はまだまだ寒く冬を感じます。気づけば今井ゼミが始まって、5ヶ月。初めてのことに戸惑ったり、先輩方の行動力に関心させられたりとたくさんの刺激を受けながら、慌ただしくも充実した日々を過ごすことができました。

 春休みだからと浮かれ気分でいたいところですが、そうはいきません。先に控える教員採用試験と就活に向けて、私たち新4年生は面接練習や勉強会を始めました。毎週火曜日をゼミの日として集まり、勉強のこと、卒論のこと、就職のとこについて、話したり考えたり、ときには不安を共有したりしています。

 面接練習では、まず初めに長所や短所、自分の立ち位置について考えました。自分で考えるのではなくて、ゼミ生から教えてもらう式です。普段は口にすることが少ない、相手の長所や短所をこうやって改めて言う機会に、少し照れくさい気持ちもありましたが、たくさんの意見が出ました。言われて初めて気付くこと、自分自身納得なこと、様々でしたが面接練習をすると、それぞれの個性がわかり、自分自身について深く考えるきっかけにもなりました。

 初めはぎこちなかった私たちも今では集まると笑いが絶えない楽しい雰囲気で活動しています。春休みも忙しい日々ですが、目標に向かって一緒に頑張っていけるゼミ生が身近にいることに感謝して、頑張っていきたいです。(腰山香菜)

2016年

1月

26日

53. 卒論発表会

 後期のテストも無事終わり、春休みになりました。最近は雪が降るくらいの寒さなのに、もう春休みです。春休みとはいっても愛知会やゼミ生での面接練習や勉強会があるためほとんど毎日学校に来ています。お互いの長所や短所を言い合ったり、アドバイスをしたりと一緒に頑張れる仲間がいるのはとても心強いです。先日は、雪が降った日に面接練習のため学校に向かったのですが、電車の遅延により通学に3時間半かかり、着いた頃には面接練習は終わっていた、ということがありました:笑。

  さて、昨日は卒論発表会がありました。ゼミ生全員が暗黙の了解でゼミパーカーというユニフォームを着ていたのはさすがだと思います:笑。校内ですれ違う今井ゼミの先輩が大量の資料をもって卒論に励んでいたのを見ていたので、私はこの日を楽しみにしていました。調査研究・実験研究・文献研究など様々な方法を用いて研究しているのを見て、私も先輩方のような研究がしたい!と強く思いました。また私たち3年生は司会・タイムキーパーをやらせていただきました。みんな緊張していましたが無事役割を果たすことができ、司会をする上で事前に抄録に目を通しておくことで、質疑応答の時間を有意義なものにできることも学びました。一時は満席となるくらい1・2年生の子が見にきてくれて、今井ゼミに興味をもってくれている後輩が多くいることがわかり嬉しい気持ちになりました。

  そして卒論発表会の後はお待ちかねの打ち上げです。私は一次会も二次会も両方参加しましたが、とても貴重な写真が見れたり、先生や先輩と普段話さないようなことまで話すことができてとても楽しかったです!また、同期には酔うと人格が変わってしまう人が多いことに気づいたので、ちょっと心配です:笑。

  これから私たち3年ゼミ生は合宿で行われる卒論構想発表会に向けてたくさん考えたくさん悩みたいと思います。今回、卒論発表会で先輩方から学んだことを生かして良い研究ができるように頑張りたいです。(原田彩加)

2016年

1月

19日

52. 合宿実行委員会

 1月も半分が終わり、遂に大学生には春休みが訪れます。今井先生には冗談で「鼻血が出るまで勉強しよう」と言われているので「やってやるぞ!」と意気込んでおりますのは、今回のブログを担当します山田梨沙です。「今まで生きてきて鼻血が出たことがない」という人をよく聞きます。私は鼻の粘膜が弱くて鼻血が出やすいので、羨ましいです。鼻血が出たことがない人もものすごく勉強をすると鼻血がでるのでしょうか。

 さて、私たち3年生は2月後半に、京都でのゼミ合宿を控えています。ゼミ生は全員で12人なのですが、合宿に向けての準備は「実行委員」「観光係」「新幹線係」「ホテル係」に分かれて進めています。今回は私が所属する実行委員の日常についてお話したいと思います。

 実行委員のお仕事は「先生との連絡調整」や「事務所に出す書類の予備作成」などです。メンバーは4人います。服部さんは美しすぎることで有名です。初めての会話は「同い年に思えなくて敬語が出そう」「やめてよ、タメ口でいいからね」でした。山田さんはバドミントンを続けるスポーツ少女です。いつもニコニコしていてネガティブな感情を滲ませないところがすごいです。腰山さんは「はんなり」です。今井先生は腰山さんを「女将さん」と言います。三重のイントネーションがかわいらしくて話しやすいです。メンバー紹介は個人の意見でお送りしました:笑。

 こんな感じのメンバーで楽しい合宿に向けて書類作りを今日も進めています。合宿の準備を通してみんなのことを知ることができて嬉しいです。合宿の記事もお楽しみに。(山田梨沙)

2016年

1月

08日

51. ゼミパーカー完成

 新年あけましておめでとうございます。まだまだお正月気分が抜けませんが、そんなことも言っていられません。今年は教員採用試験もあるので気持ちを切り替え、時間を大切にしたいです。

 さて、先日今井ゼミパーカーが出来上がりました。今井ゼミに「パーカーを作る」という決まりは特に無いそうなのですが、先輩方が代々パーカーを作って着ているのを見て、3年ゼミ生も口を揃えて「作りたい」と言いました。3年ゼミ生で話していると、パーカーを着た先輩方を見て、ゼミに入る前から今井ゼミに憧れていたという子が多いことがわかりました。このパーカーをみんなで着ることで仲間意識をもっともっと高められると感じています。

 1月のテストが終わるとすぐに春休みに入りますが、ゼミ生と春休みに大学で集まって勉強や面接練習をする予定です。1人で黙々と勉強を進めるのが苦手な私にとって、共に頑張れる仲間が近くにいるこの環境はとても貴重なものだと思います。今年は努力することが多くなる1年ですが、飲み会やゼミ合宿などの楽しいイベントのときには思いっきり楽しむつもりです。勉強と息抜きのバランスをしっかり考えて自分らしく行動していきたいです。(服部加奈)

2015年

12月

20日

50. 卒業研究を考える

 12月に入っても少し前までは暖かかったのに、最近ぐっと寒くなりました。わたしはここ数週間、体調がすぐれなかったのですが、その上にさらに風邪をひいてしまいました。自己管理の低さを反省しています。体調がすぐれないとき、心配してくれる友達や家族の存在に感謝の気持ちがこみ上げてきます。感謝の気持ちを伝えたいけれど、身近な人だからこそ照れくさくて言えないんですよね。「ありがとう」と素直に伝えたいです。

 さて、今井ゼミでは11月の28日・29日に「学校保健学会」へ行ってきました。初めての学会で、わたしたちが発表するわけではなかったのですが緊張感がありました。学会には、多くの人が見に来ていてその人の多さに圧倒されました。先生やOGの先輩方の研究内容や発表している姿を見て、いつかは自分たちも研究して発表する日がやってくるんだと思うと、楽しみな気持ちと不安な気持ちになりました。

 わたしたち3年ゼミ生は、卒論の構想発表会に向けての準備を着々と進めています。学校で先輩方が卒論の実験や分析などに励んでいる姿を見て、自分たちはどんなテーマで進めていくのか、調査研究を行うのか実験研究を行うのか、などいろいろ考えています。まだ研究テーマについてははっきりしないところもあるので、1月の終わりにある卒業研究発表会でいろいろな先輩方の発表を聞いて、自分が研究したいと思えるテーマを考えていけたらいいなと思っています。(山本瑞紀)

2015年

11月

27日

49. ピザパーティー

 気が付けば11月も残り3日となりました。毎日があっという間に過ぎ、1日1日を大切にしていきたいと思う日々です。

 さて、先日はピザパーティーを4年生の先輩方が企画してくださいました。先輩方のお蔭で3・4年生の交流の機会が増えて、とても嬉しいです。ありがとうございます。ピザをたくさん食べてからは、腕相撲大会を行いました。トーナメント戦でみんな本気で挑み、とても盛り上がりました。大会の中で、細くてスラッとしているあるゼミ生(女の子)が握力40あることや腕相撲大会1位の地方から来たゼミ生は、実家では10㎏のお米を肩に担いでいるという話を聞き、みんなの意外な面を知ることができて、面白かったです。まだまだ、みんなの知らないところが多くあると思うので、明日からの岡山の学会や様々なイベントを通して、みんなのことを知り、もっと仲良くなりたいです。

 最後に、カルタ大会も行いました。カルタはカルタでも、日本史のカルタだったので、頭も使うゲームでした。苦手な歴史でもカルタにすると楽しみながら学習できることに気づいたあるゼミ生の中では「DSMカルタを作りたいな」「教採カルタもいいね」と言った声があがっていました。私は、机に向かって勉強するとすぐに集中力が切れてしまうので、みんなで楽しみながら学べる「DSMカルタ」や「教採カルタ」をぜひ作りたいです。

 このような「DSMカルタ」や「教採カルタ」を思いつく、学ぶ姿勢を忘れない人たちが周りにいることで私は日々刺激をもらっています。私も、周りに影響を与えることのできる人になれるよう計画的に物事に取り組んでいきたいと思います。「よく学び、よく遊ぶ」中でこれからもゼミ生みんなで高めあっていきたいです。(山田奈々)

2015年

11月

14日

48. ポッキーの日

 先日のゼミは11月11日でした。大学生の大好きな日、ポッキーの日です!ゼミの前のお昼休みに3年生みんなでポッキーを食べました。誰かが呼びかけたわけではないのに、何人かが持ってきているので、すごいです。もはや文化です。

 今、4年生の先輩方は卒業研究の調査や実験に毎日熱心に取り組んでいらっしゃいます。この日は、少しゼミの時間を使って先輩の調査に回答しました。調査を受けるのは今回が初めてではありません。今年は、質問紙法を使う調査研究の先輩が例年と比べて多いらしく、様々な調査を受けてきました。分野は様々で、「こんなことを研究しているんだ・・・!」と勉強になります。自分も先輩たちのように熱心になれるテーマを見つけて、研究を進めていくことができるようになれるか、心配です。心理学の研究テーマを見つけるためには、人に対する見方の視野を広げることが大切なのではないかと思います。その時、最も参考になるのは自分自身ではないかとも思います。自分に対する興味を常に絶やさないようにしたいです。

大学を卒業して大学院に進まなければ、研究に没頭できるチャンスは今しかない、と思うと、ぼんやりしていられません。3年生のこの時期にしか出来ないことを考えて、学び、遊び、自身を切り開いていきたいと思います。(平田美帆)

2015年

11月

06日

47. 今井ゼミの3年生!

 3年後期から始まった今井ゼミにも少しずつ慣れてきました。新たに加わった12名の3年生は、コースが違っていたり、今まで話したことがなかったりと、不安や緊張もありました。しかし、新たな仲間と仲良くなる機会でもあるので、いろいろなイベントを通し、4年生の先輩のように仲良くなれるといいなと思います。

 今井ゼミの3年生は、最初の活動として「DSM-5の障害別プレゼンテーション」という課題が与えられます。私は、ペアのゼミ生と一緒に「睡眠・覚醒障害群」についての発表を終えました。担当障害群のページ数が多くて読むのが大変で、1番ということもあり、どのように発表するのかなど、たくさん不安を感じることがありました。しかし、ペアのゼミ生と一緒に考えたり、先輩方からパワーポイントの作成と発表の仕方のアドバイスや指導をたくさんして頂いたりしたおかげで、発表を終えることができました。この発表を通じて、「睡眠・覚醒障害群」についての知識とペアのゼミ生との親睦を深めることができました。また、先輩方のアドバイスや「頑張ってね」という励ましの言葉はとても嬉しいものでした。発表も半分が終わり、残り3ペアになりました。知らなかった障害について詳しく知ることができるので、残りの発表を楽しみに学んでいきたいと思います。そして、学校現場で発見した場合に適切な対応ができるようにしたいです。

 まだ、ゼミのみんなの知らない部分も多くあるので、ゼミでのイベントや合宿などを通して先輩方に負けないくらい、3年生も仲良くなりたいと思います。そして、今井ゼミのモットーである「よく学び、よく遊ぶ」を3年生も心がけ今井ゼミでの活動を楽しみたいです。今井先生、今井ゼミの先輩方、これからよろしくお願いします。(伊藤和夏)

2015年

11月

05日

46. 久々の・・・

 寒さが増し、気がつくと、11月になりました。驚異の早さで、2015年も終わりが近づいてきました。一年があっという間に過ぎてしまうので、感じたことや思ったことを忘れないように大切にしたいなぁと思いました。

  さて、先日は、今井ゼミ恒例のイベントがありました。久しぶりだったので、みんな早くからとても楽しみにしていました。今回は、院生の杉山先輩が健康心理学会で受賞されたお祝いでした。子どもの動機づけについて研究されていて、とても興味深いものです。ゼミで聴かせていただいていた研究であり、受賞されたことも、本当に尊敬です。おめでとうございます!飲み会では、くじ引きで席を決めて、どこもとても盛り上がっていたと思います。3年生は、みんな”女子大生”という感じで、とても元気がよく本当に可愛かったです。一年くらいの差なのに、かなり若さを感じました。  わたしが、今回いちばん驚いたことは、3年生の1人の子が毎朝ラジオ体操をしていると聞いたことです。それも、高校生のときから・・・!わたしは、卒業研究で運動活動の効果について進めているので、こんなに近くに、高校生のときから継続して実践している子がいることにとても驚きました。なにか新しいことを始めるときは、習慣になるまで続けることができたら苦にならないと聞いたことがあります。改めて、習慣として継続することが、自分の力になるのだと感じました。

  次の日、学校では、お誕生日のお祝いをしました。恒例となったお祝いではありますが、毎回幸せな気持ちになります。こういった関係になれて、本当に嬉しいです。残り少ない日々ですが、共に高め合いながら、良い時間を過ごしていきたい仲間です。まだまだ、たくさんのイベントを開催していきたいですね!(河井ひとみ)


2015年

10月

21日

45. 今井ゼミの卒業研究

 すっかり日が暮れるのが早くなり、秋の夜風を感じると共に、時間の流れを早く感じている伊藤です。

  ゼミ4年生がいよいよ卒業研究の調査をとり始めるなど、本格的に研究を進めています。今井ゼミといえば「卒業研究」と言われる所以を身をもって感じています。よく今井ゼミは、「勉強熱心」「真面目そう」「変わった人が多い」「大変そう」などのハードな印象を持っているいる人が多く、都市伝説的な噂も底知れず流れますが、「卒業研究」はこれらの噂の根源だと言えるのかもしれません。それほど、研究に非常に力をいれているゼミです。日々、朝早くから夜遅くまで、研究について考えたり、今井先生と打ち合わせを繰り返したりと、たしかに大変な部分はありますが、今井先生の熱心なご指導があり、楽しみながら研究を進めることができています。だからこそ、ハードな印象がありながらもゼミ配置の希望者が1番多いのだと思います。

 私たちのゼミ生は、調査研究・実験研究・介入研究・文献研究と様々な研究法を行います。ゼミ生が集まると、お互いの知見を交え合わせながら、ときには質問をし、ときには議論を交えます。そうすることで、研究知見も一層広がり、新しい発見をすることができます。研究においても仲間とは大切なものだと実感しています。これからも、この仲間や三年生という新たな仲間と共にさらなる躍進を遂げていき、さらなる「大変そう」な集団を目指したいと思います。(伊藤匡哉)

2015年

10月

08日

44. DSM-5を攻略しよう

 気が付けば早いものでもう10月、後期の授業が本格的に始まっています。みんなで一緒にいる期間が残り半年もないと思うととても寂しくなります。悔いの残らないよう、勉強と遊びの両方を充実させたいと思います。

 センチメンタルになる一方で、うれしいイベントも起きています。それは、後輩たちがたくさん入ってきたことです!新しい仲間が12人も増えたことによって、今井ゼミはさらにパワーアップするだろうなと今からドキドキわくわくしています。人見知りのため、まだ緊張してしまいますが、早く後輩たちとも打ち解けたいなあと思います。

 さて、新・今井ゼミが活動し始めたことによって、恒例のプロジェクトが始まりました。それは、今井ゼミの登竜門的存在である「DSM-5」のプレゼンテーションです。DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)とは、アメリカ精神医学会が作成した、精神疾患の分類と診断の手引書です。私たちも去年、二人組になって各障害を分担して勉強したのですが、初めて聞く障害名や難しい専門用語に四苦八苦しました(本自体もものすごく分厚いです!)。ですが、長い時間をかけてペアの子と協力して教え合ったり、先生に分からないところを聞いたりしながら勉強をしたことは、今でも大切な経験だったと思っています。これはただ知識をつけるだけではなく、ゼミ生同士の親睦を深めるチャンスでもあります。後輩たちも、たくさん悩んでいっぱい勉強して、いい発表ができるといいなと思っています。そのお手伝いとして、一番手に発表する後輩たち(伊藤さん・平田さん)と早速打ち合わせをしました。二人が一生懸命に取り組んでいる姿を見て、私たちも勉強をもっと頑張ろうという気持ちになります。DSMに没頭しすぎて終バスを逃すことの無いよう:笑、後輩たちを見守り、支援していきたいと思います。(伊與田万実)

2015年

10月

06日

43. 学会参加

 外に出ると金木犀の花の香りがし、秋の季節を感じさせてくれるようになりました。9月22、23、24日に日本心理学会が名古屋で開催され、私たちゼミ生も勉強をしに行ってきました。学会初日は、今井先生をはじめ、杉山先輩や今井ゼミOGの方もポスター発表をされていました。先輩方は緊張されている様子でしたが、受け答えをされている様子をみていて「すごいな」と思うばかりでした。「1年間」という経験の差は大きいなと思いました。私にとって今回の学会を通して、今井先生や先輩方の背中を追いかけて、様々なことを経験し、勉強していきたいと強く感じた学会となりました。この日は、3年生の1人も私たち4年生と一緒に参加し、3年のゼミ生の子と関わる良い機会ともなりました。これからもたくさん3年生の子たちのことを知り、一緒に楽しみ、一緒に勉強していきたいと思います。

 学会終了後には、待ちに待った先輩方との飲み会です:笑。今回の飲み会は人数が少なかったのですが、いつものようにとっても盛り上がりました。また、今井ゼミOGの先輩方の学校でのお話や貴重なお話を聞くことができました。ありがとうございました。

 OGの先輩方との交流があるのも今井ゼミの一つの魅力だと思います。これからも、先輩方のいろいろなお話を聞き、勉強させていただきたいです。私も3年生にとって、さらには次に入ってくるゼミ生にとって良き先輩になれるよう頑張ります!(土井彰子)

2015年

10月

01日

42. 初院生が初学会で初受賞

 大学教員になって4年目(早稲田大学の研究所教員を含めると6年目)の今年度から、今井研究室が発足しました。初めてもつ大学院生は、ゼミから内部進学した学生です。設備や制度が整っていない本大学大学院を進学先に選び、しかも、私の研究室の門を叩いてくれたからには、私も教育に力を注ぎたいと常日頃から思っています。

 私の研究室のルールとしては、大学院生は学会を筆頭発表で3つ以上行うということになっています。先日、健康心理学会に院生が初めて発表を行いました。そして、幸運にもポスター発表賞を受賞することができました。彼女は初学会で初受賞というラッキーを手にしたわけですが、私からすると、初院生が初発表で初受賞ということになり、もう1つの幸運を得られることになりました。受賞自体は非常に嬉しいことですが、そのこと以上に嬉しいことが学会会場で経験することができました。

 ポスター会場を1周した後に指導院生の発表を見に行こうとした時、早稲田時代の学部生からずっとお世話になっているS先生が指導院生のポスターを見ていたのです。駆け寄り挨拶をすると「この研究、おもしろいじゃん」と言っていただきました。その瞬間、昔のことを思い出しました。

 S先生は、指導教員ではなかったのですが、私の研究と臨床の指導をしてくださった恩師です。私が修士1年で初めて学会発表したのは「日心のワークショップ(話題提供者)」だったのですが、進学して早々、発表を引き受けたことを(あまりの荷の重さに)後悔していました。そんな時、S先生が「お前、頑張ってるな。発表頑張れよ」と学会前に声をかけていただき、勇気をもらいました。同年、自分の研究に自信がなくなってしまい、複雑な気持ちで初めてのポスター発表をしていると、「おもしろいじゃん、この研究、ちゃんと続けろよ」と言っていただきました。この言葉がけをいただいていなかったら、私は教員を今していないと思います。そして、今は自分の学生の研究にもコメントをいただき・・・自分もいつまでも励まされてばかりではいけないと、帰りの新幹線で思いました。(教員:今井正司)

2015年

9月

28日

41. ピザパーティー

 4年生にとって最後の夏休みが終わり、後期授業が始まりました。卒業まで残すところ、あと半年と考えると寂しい気持ちになります。残りの大学生活、沢山の思い出を作っていきたいなと感じます。

  さて、少し前のことではありますが、夏休み中に今井ゼミ生でピザパーティをしました。急遽開催が決まったにも関わらず、4年生は全員参加。この参加率に先生も驚かれていました:笑。

  パーティの前に、まずは大学近くのアオキスーパーで買出しです。「何買おうね~!」とうきうきとはしゃぐゼミ生の姿は、まるで遠足前の小学生。自分の好きなお菓子をそっと買い物かごに忍ばせる姿も見られました。子どもたちと触れ合う機会が多くある子どもケア生だけあって、童心は忘れていません:笑

 買出し後は、杉山先輩の修士論文の中間発表練習会に参加させて頂きました。堂々と発表される姿はとても格好よく、大学院生の風格を感じました。どのような研究結果が出るのかとても気になります。杉山先輩、お疲れ様でした!

  そして、お待ちかねのピザパーティでは、皆ピザを頬張りながら、話に花を咲かせていました。そんなピザの味は絶品!「よく学び、よく遊ぶ」がモットーである今井ゼミ。そんな今井ゼミらしい、充実した一日となりました。(野口真梨恵)

2015年

9月

10日

40. 養護教諭1年目の日常

 4月からあっという間に時間が経ち、もう夏休みが終わりました。社会人になってまだ5ヶ月ですが、学生時代より時間が過ぎるのが早く感じています。勤務校での生活はとても楽しく、学ぶことばかりでとても充実しています。

 私は中学校に勤務しているので、夏休みも部活で生徒が学校にやってきていました。とても暑い中、一所懸命に部活に打ち込んでいる姿は真剣で、私も頑張らないとと思わせてくれます。そんな夏休み、初任の私は研修が盛りだくさんありました。研修に行く度にたくさんの知識を得て、またたくさん凹んで帰ってきます。それをバネにこの二学期頑張っていこうとおもいます。

 学校に勤務するにあたって、私が心がけていることは、学校生活と私生活との切り替えです。私は結構学校での出来事や失敗を引きずってずっと考えこんでしまうたちなのですが、だからこそ、意識的に切り替えをするように気をつけています。なかなか切り替えが難しい私は、まず外見から切り替えをおこなっています:笑。学校ではメガネにしたり、化粧は薄くしたり、パンツしかはかなかったり・・・というふうに過ごしていますが、私生活ではコンタクトにして、化粧も頑張ってみたり、スカートをはいて女子感を気取ってみたりしています:笑。また、休日は必ず出かけて人と会い、リフレッシュするようにしています。そこでは、大学時代の友人と会う機会も多く、養護教諭として働いている友人にいい刺激をもらっています。また、今井ゼミに呼んでいただくこともあり、今井先生や同期の院生、ゼミ生の後輩に会えるのも嬉しいひと時です。一緒にお酒を飲むのをとても楽しみにしています:笑。そんなふうに学校も私生活もメリハリをつけて、始まった二学期も頑張っていこうとおもいます。(OG12生:西嶋涼花)

2015年

8月

31日

39. 特別支援教育専門家チーム会議に参加して

 こんにちは。最近、朝晩がとても涼しくなってきましたね。秋が近づくことにわくわくしています。

 先週の27日、今井先生が委員をされている所沢市の教育委員会特別支援専門家チーム会議に同行参加させていただきました(もう1人は伊與田さん)。この会議は、医師、臨床心理士、教育委員会の方、小中学校の先生や保育士さんが集まり、1人のお子さん(今回は保育園児)のさまざまな情報と行動観察を通して、支援の方法などを話し合う会議です。今回は会議の陪席という形での参加をさせていただきました。

 会議の中では、行動分析で得られた子どもの特徴の伝え方や、連携、支援方法を勉強させていただきました。医師と臨床心理士(今井先生)がおっしゃった内容や子どもを見る視点はそれぞれ異なり、これが専門性なのだと感じ、専門家同士の連携の大切さを実感しました。また、専門家の先生方からの「(保育園の)先生方の今の支援にプラスアルファするだけで大丈夫ですよ」というアドバイスに、現場の保育士さんがとても安心していたのが印象的でした。子どもや、教育者の方の良いところに目を向ける話し合いはとても素敵だなと、会議を聞いていて思いました。私はまだまだ未熟で、行動分析もできず、ただただ子どもの様子を見ることしかできませんでした。しかし、今回会議に参加させていただいたことで、子どもを見る視点や特徴の捉え方を少し知ることもできました。もっと勉強したいと思いました。また、私たちと同様に、早稲田大学大学院臨床心理学コースの院生さんも2名いらっしゃったのですが、振る舞いも私たちとは全く違い、行動も俊敏でした。社会スキルも身につけなければならないと感じることができました。様々な面で勉強できた1日でした。

 会議後は、電車トラブル(火災で山手線がストップ!)の関係で、先生が学生時代と教員時代を過ごしていた早稲田大学を訪れました(写真はその時のものです)。先生のキャンパス時代のお話などを聞かせていただき、(影響されたのでしょうか?)私たちも早稲田のカフェで早稲田グッツを購入しました:笑。夜はまた、オイスターバーに連れていってもらい、たくさんお酒を飲み、終始楽しく笑い、とっても楽しい時間を過ごしました(伊輿田さんと私は次の日も東京観光をしまし、夏休みの思い出が増えました!)。

 もうすぐ9月です。私はいつも「食欲の秋」がメインになってしまうので、今年は「読書の秋」にしていこうと思っています:笑。(後藤麻友)

2015年

8月

25日

38. みんな、おつかれさま!

 だんだん昼間も涼しくなり、もう秋もすぐそこだなぁと思います。夏休み期間だというのに、学校に行けば毎回何人かの後輩のゼミ生に出会います:笑。私自身は入学から半年慌ただしくすぎ、得られた能力と言えば・・お昼ご飯を1人で食べる「ぼっち力」くらいしか思いつきません。

 つい先日まで、四年生の教員採用試験がありました(幼保の子は引き続き頑張って!)。みんな、お疲れ様です。いくつかの報告をいただき、それぞれ結果はあるものの、みんなの前向きな発言を聞いて、とても頼もしく感じました。年々パワーアップしている気がする今井ゼミの教採練習・・・そんな練習をやりきった後輩の子達の強靭さを私も見習いたいと思います。

 長い長い夏休みも気づけば残り半分ほどになっており、後期になれば新しい後輩が今井ゼミに沢山やってきます。私が今井ゼミに入った時は、ひとつ上の先輩のみでしたが、これからは社会に出ている先輩も沢山の後輩もいて、ゼミがどんどん大きくなっていくのを感じます。四年間続けているバイト先では新人さん教育を一切任されたことのない”先輩らしさゼロ”の私ですが、頼れる先輩目指して頑張ろうと思います。(杉山瑞奈:M1)

2015年

8月

23日

37. 運動の秋にしよう

 夕方がやっと涼しくなってきましたが、まだまだ暑い日々が続いていますね。私は一人暮らしをしていて、毎年電気代を怖がってクーラーをあまり付けないようにしています。しかし、今年は暑さに負けて付けている回数が多いので、請求がとても怖いです。。。

 就職試験もひと段落して、卒業研究と避暑地を求めて学校に行くと、特に集まろうと話していない日もゼミ生に学校で出会います。こうやって会えるのは嬉しい限りですが、遠くに住んでいても夏休みに学校に来るのはさすがゼミ生だなぁと感じています。

 そんな中、先日、先生の研究室で数人のゼミ生が集まっていた際に「みんなで運動をしたいね」という話になりました。ゼミ生の中には中高で運動部に所属していた学生もいます。また、最近水泳を行いに行っている学生や、走っている学生もいると聞いています。私も運動ができるできないかは別として、運動部に所属していたこともあり、体を動かすことは好きです。なかなか大人数で運動をする機会がなかったので、この話が実現しないかなと一人でわくわくしています。加えて、これを機にもっと院生の方や3年生とも仲良くなりたいなとも感じています。毎年食欲の秋に走りがちな私ですが、自分でも運動を意識的に行い、今年は『運動の秋』と呼べるようにしたいです。(米山茜)

2015年

8月

06日

36. 夏休・・・まない

 教員採用試験一次のお疲れ様会も終わり、まだ補講があるものの、いよいよ夏休みとなりました。しかし夏休みといえど、休んでばかりはいられません。面接や論策の練習のスケジュールはたくさん入っています。

  先日は論作文の書き方、エッセンスをご指導いただくことができました。まずテーマをどの視点から書くか、次にタイトルを、何が言いたいのかを決める等大切なことを教えていただきました。論作文は相手の望む答えを書くことが必ずしも良いわけではなく、答えを自分なりに見つけることが難しくもあり、面白いとも感じられました。

  最近、面接練習には後輩も見学に来てくれます。普段見られていない人に見られることは緊張をする良い練習になります。去年、ゼミに入ったばかりの時、先輩達の集団討論の様子を見させていただき、自分たちの討論との差に衝撃を受けた記憶が残っています。自分が今、先輩方のような力を身につけられたかは疑問が残りますが、後輩達に良い刺激を与えられるようにも、より一層練習に力を入れていきたいと思います。また、12期生の一番の魅力である楽しさや仲の良さといった面でも刺激を与えていきたいとおもいました。(加藤昌平)


2015年

7月

30日

35. 夏休みがやってくる

 非常に暑い日が続いていますね。私は花火大会や浴衣、りんご飴、そうめんといった夏の風物詩が大好きなのですが、暑さに弱くなり、今年の夏は越せる自信がありません:笑。

 7月は就職試験や採用試験がバタバタとやってきて、ゼミ生同士で激励する場面が多く見受けられました。継続的に熱心なご指導をしてくださった今井先生や共に頑張ってきたゼミ生からの「大丈夫」は、試験を受けるうえでの一番の安定剤だと思います。そして、今日は待ちに待ったお疲れさま会でした。いつも2時間の飲み会じゃ足りないため、今回は3時間に:笑。終始、笑いや愛の込もった罵声が絶えず、みんな羽目を外していました(写真を撮ることも忘れており、帰りに慌てて撮りました:笑)。兼ねて8月に誕生日の子のお祝いもできて良かったです。

 今週で一応、前期は終了しました。8月からは徐々に試験の結果が出始め、更に面接や討論の練習に熱が入りそうです。私はON/OFFが切り替えられる夏にしたいと思います。また、みんなが落ち着いた頃には、夏はもう終わりかけてしまっているとは思いますが、学生最後なので夏っぽいことをひとつ、思いっきりできたらなと考えています。

 後期からはゼミに新たに3年生が入ってきます。まだまだ未熟なので、不安の方が大きいですが、先輩として、尊敬される一面を夏の間に確立しておきたいなと思っています。(児島悠希)

2015年

7月

24日

34. 誕生日会、ありがとう!

 2限の授業終わりに研究室でゼミ生と話していたら「今井先生、HA401にお願いします!」とお呼びがかかりました。その学生は「Happy Birthday」の看板を持っていたので、「教室移動でお祝いしてくれるの?」と驚きました。教室の中に入ると、教室の壁が風船で飾り付けられており、とても華やかな会場になっていました。私は「ベストファーザー賞」という謎ののタスキをかけてもらい、「院生+OG」と「現役ゼミ生」からたくさんのプレゼントをもらいました。院生とOGからは、楽しいメッセージカードをいただきました。メッセージカードは、現場や大学院で頑張っているみんなの写真付きで、とてもパワーをもらいました。現役生からは「絵」と「江戸切子のクリスタルグラス(妻の分も)」をいただきました。私の家族全員が描かれた絵のクオリティーや装飾が本当に素晴らしくて、とても嬉しかったです。また、江戸切子のグラスは、7月16日の出張の際に新幹線の中に置いてある雑誌に掲載されていた記事を読んでから欲しいなと思っていたので、「え?なんで欲しいことを知ってるの?」というぐらい驚きました。しかも、妻の分までセットでいただき、本当に嬉しかったです(早速、自宅で使わせていただきました)。みんなで、ケーキを食べ、ワイワイ話しながら祝ってもらえるのは、何歳になっても嬉しいものです。みんなの優しさに感謝です。ありがとうございます。

 これからも、ゼミ生たちと明るく楽しくやっていきたいと思います。(今井正司)

2015年

7月

24日

33. Happy Birthday 今井先生

 いきなりですが、7月24日は一体何の日だと思いますか?タイトルをみてわかってしまいますが、そうです。本日は今井先生のお誕生日でした。私たちゼミ生は何日も前から、「先生の誕生日なにする?なにする?」という会話でいっぱいでした。全員で集まって、プレゼントはどのようなものがいいのか、サプライズの仕方はどうするかなど話し合い、意見が多く出ました。なかなか決まらなかったのですが、みんなで楽しいことをすることが大好きな私たちは、この決めることですら大いに楽しんでしまいます:笑。なにより、人に喜んでもらうためのことだと、話し合っている最中でもウキウキしてしまいます。大切な人のことを思って、何かを考えることは、本当に素敵なことだな、と心から思いました。

 そんなこんなで当日は、ゼミ生それぞれが、教室を飾ったり、ケーキを取りに行ったり、先生を誘導するなどと役割が与えられ、院生の先輩にも来ていただき、先生のお誕生日サプライズを行いました。プレゼントもサプライズも喜んでいただけたようで、がんばったかいがありました(私もイラストがんばりました!)。やはり誰かに喜んでもらえるということは、とてもうれしいことですね。いつもお世話になっている先生へ、少しでも感謝の気持ちが伝わっていたらいいなと思います。プレゼントを持った今井夫婦の写真が幸せそうで、みんな「こういう夫婦になりたい・・」とつぶやいていました:笑。改めて、先生お誕生日おめでとうございました!いつまでも笑顔で元気にいてください!(那須野由衣)

2015年

7月

23日

32. 見え方、脳の使い方を知る

 教員採用試験の 1次試験が終わり、羽を伸ばし切っている河井です。改めて、勉強も生活習慣も毎日続けることの大切さを強く実感しています。また、梅雨も明けて、夏らしくなってきました。わたしは、夏に姿を現す「飛ぶ系」の虫が大の苦手です。それを除いて夏は大好きなので、わくわくうきうきしています。

  さて、今日は先日行われた、デモンストレーションについて書きます。内容は、視線追尾装置を使いながら、NIRSで脳計測を同時に行うというものです。NAC社と日立の方に来ていただき、使い方を教えていただきました。視線追尾装置は、非接触で画面のどこを見ているのかということがわかるものでした。NIRSは、前回のデモで使用した額に貼りつけるコンパクトなタイプ(Pocket NIRS)とは異なり、頭にがっちり装備するものでした。同時に使用することで、どこを見ているときに、脳の血流はどう変化しているのかということがわかります。

  わたし自身の率直な感想は、機械の進歩と、機械をより良くしていく仕事をしている人たちのすごさを感じました。また、このように様々な分野の人が協力し合うことで、学校や病院などで最先端の研究と成果を見ていくことができることに感動しました。たとえば、学校では、発達に遅れがある子どもの状態やカウンセリングの効果を目に見て感じることができ、支援方法の継続や変更を考えることができると聞きました。わたしは、まだ効果的な使用方法がわからないですが、今井ゼミ生として、学びを深め、”専門的”な養護教諭になりたいと感じました。子どもや大人にもっと具体的な支援ができるようになりたいです。(河井ひとみ)

2015年

7月

19日

31. 採用試験開始

 先日、静岡組が一次試験を終え、就職生は就職試験を受け、自分の進路に向かっての活動が開始しました。そして、昨日は、愛知県と名古屋市と大阪府の教員採用試験でした。驚いたことに、愛知県と名古屋市の出題形式が例年とはがらっと変わってしまいました。私は名古屋市を受験したのですが、終えた気持ちとしては、あまり心が晴れやかではないです。しかし、やれるだけの事はやったので、あとは期待を抱きつつ、ただ待つのみです。

    試験が終わった後は、ゼミ生恒例の飲み会です。私は参加できなかったのですが、お互いを励し合いながら盛り上がっていたそうです。中には隣のゼミ生に寄りかかるゼミ生もいたらしいです(よくみる光景ですが・・笑 )。試験が終わり、いつも以上に素の自分を解放したくなる気持もわからなくもないです。

 これからも、まだ一次試験を控えているゼミ生もいますし、一次試験が終わっても二次試験や卒論などに向けて、まだまだ頑張らなければいけない時ですが、まずは少し、ホッと肩の力を抜きたいと思います。(伊藤匡哉)

2015年

7月

08日

30. 個別面接上映会

 連日の雨と教員採用試験への緊張で、頭がぼんやりとしてしまう伊與田です。この時期はゼミ生の顔もどうしても曇りがちですが、みんなで試験の問題を出し合ったり面接練習をしあったりすることによって気持ちを切り替えようと励んでいます。また、お互いに高めあえる仲間がいることやこれまで熱心にご指導をしてくださった今井先生への感謝の気持ちを改めて実感している毎日です。

 さて、先日はビデオ撮影をした個別面接練習のフィードバックをしていただきました。実際にゼミ生の個別面接練習のビデオを見たところ、普段の面接練習よりも一層緊張した面持ちですが、一つ一つの質問にしっかりと受け答えをしている姿がありました。凛と背筋を伸ばしている様子や真剣な雰囲気に思わず見入ってしまうほどです。考え方や表現の仕方など人それぞれ違っていて、それが個性や良さなんだなあと思いました。ゼミ生それぞれの面接の技術を改めて知ることができ、みんなの良いところをまた一つ見つけることができました。また、自分も面接の様子を振り返ることによって、実際に話しているときの表情や仕草、声のトーンなどを客観視することができました。もっと、「元気!明るい!若々しい!」雰囲気を出したかったのですが、理想と現実は異なっていたようで。。。自分の理想とする面接像を強くもって、本番までの期間練習により一層力を入れて励まないといけないなと思いました。そして、一次試験が終わった暁には大好きな先生やゼミ生のみんなとわいわい飲み会をする、という希望を持ちながら頑張りたいです。(伊與田万実)

2015年

7月

05日

29. 七夕まつりでリフレッシュ

 最近のブログでは、ゼミの取り組みなどについて書かれていましたので、私は最近のゼミ生の様子を中心に書きたいと思います。子ケアは教員採用試験が目前に迫り、ほぼ毎日閉館の時間まで学校に残り、勉強に励むという日々を過ごしています。先生が「この時期はなぜかぼーっとする」と前々からおっしゃっていましたが、実際にぼーっとする子がでてきています。「気がついたら同じ問題を4回も繰り返して解いていた」なんてエピソードもあります:笑。このように毎日勉強に追われる日々を過ごしています。そんな毎日を過ごす中、先生に書いていただいたように、あるゼミ生の発案により、「七夕をしよう!」ということになりました。頭の中が「勉強、勉強」となっていましたので、リフレッシュする機会を作ってくれたゼミ生に感謝です。願い事の中に、「みんなが笑顔で卒業できますように」というものがありました。教員採用試験もあと少しと焦る中、卒業もだんだんと近づいてきているということを意識しました。学生生活もあと少しかと思うと、寂しくなります。大好きなゼミのみんなと沢山の思い出を作りながら、1日1日を大切に生活したいと思います(写真は、そんな大切な思い出の一枚です)。学生生活を悔いのないように終えるため、勉強も遊びも全力でがんばるぞ!と改めて心に決めた土井でした。(土井彰子)

2015年

7月

03日

28. 七夕に願いを

 昨日、研究室で授業後のミーティングをゼミ生2名としていると、静岡組の2名が来室しました。個人面談のビデオフィードバンクの日程調整について話していると、さらに4名のゼミ生が来室・・・。手には短冊のついた笹がありました。すでに、ゼミ生のほとんどが「願い事」を書いているようで、私にも願い事を書いて欲しいとのことでした:笑。私個人の願い事は、そのほとんどが叶ってしまったと思っている人間なので、今望むものについて短冊に想いを込めました。

 みんなはどんなことを書いているんだろうと覗いてみましたが、意外にも、就活や教員採用試験のことについて書かれているものがありませんでした。ある意味、落ち着いた感じでこの時期を過ごせているのかなと、少し安心しました。しかし、短冊の中には女子の切実な悩み(おっさんを隠す技法の習得?)もあり、どうにもしてあげられないな・・というものもあります:苦笑。

 今井ゼミといえば、祭り事に理由をつけて集まって食べたり飲んだりするのが習わしとなりつつあります。七夕に食べるものといえば「そうめん」ですね。奈良時代には索餅(さくべい)という小麦粉で作られた食べ物を七夕に食べていたと聞いています。採用試験が近くなければ、「流しそうめん」とかしているんだろうなとふと思いました:笑。

 今回の七夕で使用した笹はNUASのバンブーヒルから少しだけ拝借した細い枝なので、割り箸で補強されている手作り感が満載な物ですが、夏を感じられる素敵な七夕の準備ができました(HA509の扉前に飾ってあります)。どんな時でも季節を感じて過ごしていきたいと思っているので、ゼミ生の粋な計らいに感謝です。(今井正司)

2015年

7月

02日

27. 本番さながらの個別面接練習

 要員採用試験が間近に迫り、気付くと意識がどこかに飛んでいる野口です。今井先生が以前に「試験直前は皆がぼーっとするよ」と仰っていましたが、これがその状態なのだと実感しています。

 先日、今井ゼミでは「個人面接練習会」が開かれました。皆スーツを着用し、化粧と髪型も準備し、入室から退室まで本番さながらに行いました。そして、何とその様子はビデオカメラに録画されています(あとから個別にフィードバックを頂く時に使用するようです)。張り裂けそうな空気感に緊張は最高潮でした。私は緊張からか、朝から腹痛に襲われました。練習でこのような状態になるとは、本番が恐ろしいです:笑。今井先生からは「緊張は面接が始まる前に思いっきりしておいた方が良い」という教えを頂きました。緊張(心拍数)にも限界があり、ピークに達すれば後は下がるしかないからだそうです。実際面接に臨んでみると、初めは口が上手くまわらなかったり、笑顔も作れなかったりという状態であったのが、質問が四問・五問と続いていくうちに、緊張は和らいでいき、笑顔を出す余裕が出てきました。ベストを出すためには、面接に臨む前から自分を作っていく必要があるようです。

 中には、落ち着いた受け答えをし、緊張を感じさせないゼミ生もいました。ゼミ生の受け答えを聞いていると、そういう考え方、言い回しもあるのかといつも感心させられます。感心するばかりでなく、皆の良い所をどんどん吸収して、成長していきたいです。士気が高め合える仲間がいることに感謝の気持ちでいっぱいです。今回の面接練習も、ゼミ生にとって貴重な経験となりました。11名ものゼミ生の練習に付き合って下さった今井先生、本当にありがとうございました。(野口真梨恵)

2015年

6月

24日

26. 最先端の特別支援教育

 こんにちは、後藤です。梅雨のじめじめした暑い日が続いていますね。私は蚊に好かれるのか、足や腕が虫刺されでいっぱいです。。

 さて、先週の木曜日から2日間、今井先生がアドバイザーをしている所沢市の通級指導教室に出張同行させていただきました。通級指導教室とは、発達障害を持つ子どもたちが、補助的な学習を行う学校です。そこには、子どもの活動を観察できるモニターや、子ども能力に合わせて使用する様々な重さのボールなど、充実した機材や教材がありました。私たちも、先生方のご好意で実際の授業に参加させていただきました。

 ゲーム要素も取り入れた子どもの特性に合った課題や、子どものやる気を引き出す声かけなど、すべてが素晴らしい!と感じました。野球をしている時でも、ボールの投げ方やハイタッチの仕方を少し変えるだけで、子どもの視野や適応力が分かるそうです。私は子どもの特徴を見る余裕がないほど、ボールを投げることに必死になっていました。。先生方は何気ない関わりの中で子どもたちの発達を促し、研究にも熱心に取り組まれていました。そして何より、子どもたちのことを幸せそうに話す姿が素敵でした。このような先生方とお会いでき、高度な支援を間近で勉強できる機会をいただき、本当に恵まれているなと感じました。私は「自分はまだまだだな」と思ったと同時に「もっと勉強したい!」という思いが強くなりました。吸収したたくさんのものを、自分のものにできるようにがんばります。

 別件にはなりますが・・私ともう一人のゼミ生(伊與田さん)は、今井先生に赤坂のオイスターバーに連れて行ってもらいました。大人な雰囲気のオシャレなお店で、おいしい牡蠣とワインをいただきました。気分も高まり、いつものように、ニヤニヤ笑っていた気がします:笑。 もう、本当に幸せでした。素敵な体験をさせてくださった今井先生に感謝の気持ちでいっぱいです。

 6月も残りわずかですね。いよいよラストスパートの時期です。私らしくがんばります。(後藤麻友)


2015年

6月

23日

25.  保護者との信頼関係というキーワード

 保育実習が終盤戦の米山です。保育園では鼻水が出ている子が多く見られます。私も少し鼻風邪をもらったのか、ハスキー声になっていたのですが、だいぶ治り、明日には元気な声のお米先生で園に行けそうです。そんな中、集団討論の中でもよく使われるキーワードである『保護者との信頼関係』が築かれていると感じる現場を目の当たりにしました。

 保護者の方が朝いらっしゃった際に「うちの子がこう言ってるんですけど、先生がそんなこと言うはずないですよね」とおっしゃっている場面がありました。他の園児に遊びに誘われて、詳細までは聞き取れませんでしたが、このフレーズがとても耳に残っています。「保護者との信頼関係を築くことが大切だ」と言葉では簡単に言うことはできますが、実際は難しい問題だと思うこともあります。楽しく子どもと遊んでいるだけでなく、子どもを注意したり、喧嘩の仲裁をした際に、その子の目線で感じたことが保護者に伝わり、誤解を招くことも多くあるからです。また、一人ずつをよく観察し、関わることは当たり前のことですが、難しいことです。 残りの実習もあと少しですので、楽しみながら学びを深めていき、保護者の方からも信頼されるような先生になれるように多くのことを吸収していきます。(米山茜)


2015年

6月

21日

24. あと1ヶ月

 OGに学ぶ会から早1週間が経ち、時の流れにますますついていけていない高須です。先週はOGの先輩方に来ていただき、現場での貴重なお話や、討論の練習をさせていただきました。その中で討論での課題が見つかったり、現場についてのイメージが膨らみとてもいい学びをさせていただきました。そんな中で、最近私たちの中でのホットワードは「あと**日」「土曜日があと*回来たら・・・」という言葉たちです。ゼミ生でなくても、ヒューマンケア学部の4年生全体にそんな空気が漂っているように感じます。教員採用試験や、保育士・幼稚園教諭の採用試験まで、いよいよカウントダウンが始まるくらい日数が近づいています。そんな中で、やはり何かと皆で集まり、休憩時間にはお菓子を食べたり喋ったりして、切り替えをしながら頑張れるゼミ生の存在は日々大きくなっているなと感じます。毎日教員採用試験のことで頭がいっぱいになってしまいますが、たまに試験が終わったら、あれをしよう、これをしようと考えたりしてリフレッシュの時間も作りながら頑張りたいです。また、もう少しすると本格的な夏がやってくると思うので、今はいっぱい食べてスタミナをつけて、精神的にも成長した状態で1か月後の試験に臨みたいと思います。(高須真理子)

2015年

6月

14日

23. OGによる今井ゼミ特別講義

 教員採用試験まで1か月を切り、ついに受験票も届いて焦りまくる那須野です。そんな中、お忙しいにもかかわらず、今井ゼミOGの先輩4人が大学に来てくださり、現場の様子などを交えた講義や集団討論の練習を行っていただきました。

 現場の様子については、初めて学校に入った時のことから現在に至るまでの仕事の流れ、大変だったこと、子どもへの対応など様々なことについて、鳥肌が立つほどのリアルに細かく教えてくださり、勉強になりました。事例検討の時間においても、漫画やドラマのような話が現実的に起きていることに驚きが隠せませんでした。しかし、先輩方は新採で学校に入ってまだ数か月であるのにもかかわらず、冷静で適切な対応をされていて、大学での頑張りや、現場に入ってからの努力というものがいかに大切かということがわかりました。自分たちとは1歳しか変わらないのに、先輩たちとの実力の差を大きく感じました。

 集団討論の練習では、OGの先輩方を含んだメンバーで何回か行いました。「現場の先生がいる」というだけで、普段の練習より緊張が増し、頭が真っ白になってしまいました。本番では講師経験者がいる中で試験が行われるので、こういう状況にも慣れておかなければなりません。討論はほぼ先輩方が話を回し、実力の差は圧倒的でした。。。なにも言えなかった自分がとても悔しかったので、もっと練習をしたいと思いました。

 今日の講義でわかったことは、「先輩」が「先生」になっていたということです。素晴らしい方々で尊敬していましたが、さらに輝いて見えました。現場にいる養護教諭の講義を受けることができ、さらに集団討論の練習まで一緒にやってもらえて、本当に貴重な経験でした。「養教になりたい!」「ああいう風になりたい!」とさらに強く思うことができました。そして今井ゼミでよかったと心から思います。先輩方、ほんとうにありがとうございました。(那須野由衣)

2015年

6月

12日

22. コーヒータイム

 梅雨に入り、今井先生やゼミ生に責められるのではないかと内心ヒヤヒヤしている雨女の児島です(ちなみに雨女は私以外にあと二人います:笑)。

 ジメジメした天気に影響を受けやすいのか、はたまた土曜に控えたOGの方から学ぶ会に向けて緊張感が増しているのか、今週のゼミ生は時折、覇気がない様子です。そんな中でも、やはり自然と集まってしまうのが今井ゼミ生です。今日もお昼ごろにゼミ生が数人集まっていて、面接向かうゼミ生を送り出すという場面がありました。共に頑張ってきた仲間に「大丈夫」と言われるのは大きな自信につながるなと感じました。また、どんなときでも時間を共有するということは、協調性に欠ける私にとって、とても良い刺激となっています。

 前置きがだいぶ長くなりました。今日はゼミ生数人で資料印刷のアルバイトを行いました。ちょうど小腹が空く時間だったため、印刷が終わるのを待ちながら、研究室にてしばしのブレイクタイム:笑。今井先生の研究室には専門書や動物の置き物、研究機材の他に、コーヒーメーカーなどもあり、様々な種類のコーヒーやティーパックが置いてあります。この写真はそのときのものです。ブラックが飲めない私にとっておきのものがあると言い、今井先生が棚から取り出したもの、それはフランス製のお洒落なシュガーでした。掻き混ぜながら溶けていく過程をみてゼミ生で盛り上がっていました。今井先生が「お菓子食べているときは、みんな女子なんだね。」とおっしゃっていたように、甘いものを食べて、お洒落なものをみて喋っているときは、見かけ上の女子力は高められたのではないかと思いました。中身も付随してくれれば良いのですが・・・なかなか難しいです:笑。

 ゼミにいる間に、協調性や社会人としての常識を身に付けることにプラスして、コーヒーの酸味や苦味の微妙な違いが感じられるようになり、ゆくゆくは自分のお気に入りのものを見つけられるといいなと思います。(児島悠希)

2015年

6月

06日

21. 良い関係になれる!

 もう6月が始まる!と思っていたら、1週間が過ぎてしまいました。本当に時間がどんどん進んでしまい、焦りや寂しさを感じています。

  さて、今日は 「良い関係」 ということについて考えてみます。先日、ゼミ内の集団討論の練習で「良いクラスとは何か」という議題について話し合いました。学校に行きたいと思えること、一人一人が活かされて役割があること、互いに思いやりがあること、などの意見がありました。良いクラスについて、わたしたちがそれぞれ異なる意見を持つように、子どもにとってもそれぞれ異なる意見があるだろうということを感じました。そのため、クラス目標という共通の目標の重要性が高いと思います。

  このことは、わたしたちゼミ生の関係においても同じであると思いました。同じ時間を過ごすことが長く、本当に仲が良いと感じます。しかし、仲が良いということが問題になってしまうこともありました。そのため、自分たちが目指す「良い関係」について意見を言い合いました。馴れ合い、見て見ぬフリではなく、もっともっと互いを高めていけるような関係になれると思っています。本当に、一人一人尊敬できるところがあり、刺激になります。ゼミ活動や卒論、試験勉強を進めながら、人間的により成長させていける「良い関係」でありたいです。

  写真は、幼保組が手遊び歌をしてくれて和んだ場面です。ゼミで集まっているこういう時間が本当に落ち着きますし、幸せを感じます。再来週から、明るい幼保組が実習でいなくなってしまうので、子ケア組だけで暗い表情にならないように雰囲気を保てたら良いです:笑。(河井ひとみ)

2015年

6月

01日

20. 教務補助(TA)の仕事

 最近、先生のブログに記載されている「子育ての様子」を見て、度々あたたかい気持ちになる伊藤です。

 今回は私がTA(教務補助)を行っている心理学概論 I の講義内容について、皆さんにお伝えしたいと思います。心理学概論 I では、「臨床心理学」「性差心理学」「家族心理学」など心理学に関する様々な領域について、幅広く授業が展開されています。今井先生の授業では、教材として、珍しいものを使うことがあります。それを度々運ぶのですが、実物大の脳の模型(写真右下)を運んでいる道中は、かなり目立ってしまいました:笑。今回の授業でも「あるもの」を使うために運び屋をしたのですが・・それは、なんとも怪しそうなアタッシュケースに入った「視線追尾装置」という実験機材です(写真左)。この機材は、装着した人がどこを見ているかを計測することができるもので、授業では実際に受講生が装着した実験が行なわれました。いかに視覚からの情報が多いかを体験的に学ぶことができ、学生にとっては良い経験になったと思います。

 今井先生の研究室には、他にも多くの機材があるので、授業や卒論などで積極的に活かしていきたいなと思っています。ちなみに、私の今回のTAとしてのメインの業務は・・・「イェ~ィ!!」などの奇声を発し、視線追尾装置を装着した学生の注意を引く動きをする重要な仕事でした。(伊藤匡哉)

2015年

5月

27日

19. みんなで決めようキャッチコピー

 だんだんと目前に迫ってきた教員採用試験に、変な汗と胃痛が止まらない伊與田です。

 今井ゼミのOGの先輩が外部講師をしてくださる特別講義までに自分たちの面接スキルを最大限に磨こうと、本日も今井先生にご指導いただきながら、ゼミ生一同、一生懸命に面接練習に励みました。各々新しい課題を見つけ、よりよい状態に仕上げるため、試行錯誤しながら頑張っています。話すことに徐々に慣れてきた今、笑顔や元気な声が大切だと分かってはいるものの、まだまだ緊張で顔が引きつってしまいます。練習をコツコツとして、本番では最高の状態をキープしたいものです。

 さて、今日は面接の質問項目のなかでも変わった問題に出会いました。それは某都道府県の過去問から出題された、「自分のキャッチコピーは何か」というものです。ゼミ生同士で頭をひねり、考えたものの「しっくり」とくるキャッチコピーはあまり浮かんできませんでした(一部のゼミ生は「両足で立つ白いフラミンゴ」「社員に畏れられる派遣社員」などの教員採用試験で使えないユニークなキャッチコピーがつけられました:笑)。よく知ったゼミ生であっても、その人自身を一言でスッキリと表すキーワードを見つけることは、とても難しいと実感しました。そして、面接での印象を安定させるためにも、事前に自分のキャッチコピーを決めておくことは想像以上に大切になるのではないかと思いました。そのため、試験前までには必ずゼミ生全員のキャッチコピーを決めようと、ひそかに意気込んでいます。ちなみに、私のキャッチコピーは、今井先生からは2つほど付けてもらったのですが・・・教員採用試験には絶対使えない際どいものでしたので、まずは自分で考えようと思います。(伊與田万実)

2015年

5月

23日

18. OGたちによる特別講義決定!

 今井ゼミのブログも2周目になりました。今回は、ゼミ生ではなくゼミ教員の私がブログをアップしたいと思います。

 今井ゼミはいつのまにか「養護教諭」の養成ゼミのようになっていますが、本当は「心理学」がメインのゼミです。このような状況の背景には、養護教諭の採用試験合格率が高いことと、現場に出てからも学会発表をしていること、OGが後輩をサポートしてくれているからだと思います。養護教諭にとっても、心理学の臨床と研究のスキルはとても重要ですが、その重要性は教科書などでは学びきれないこともあります。そこで、今年も教員採用試験を直前に、もう一度、「養護教諭になること」と「養護教諭をすること」に焦点にあてて、今井ゼミOGによる「特別講義」を実施することになりました。この特別講義においては、昨年卒業し現役合格した4名のOGが、1限から4限までみっちりと講義を行います。現役合格した4名は、公立幼稚園養護教諭・公立小学校養護教諭・公立中学校養護教諭・大学院生と幅広い分野において活躍していますので、どんな心配や不安も適切に答えてくれると思っています。

 午前中の講義では「養護教諭1年目の活動に際して準備しておくこと」をテーマに講義を展開してもらいます。また、実際の事例などをふまえて「1年目の事例検討」を行ないます。午後の講義では、教員採用試験に特化した講義を行います。具体的には「集団討論」に関する演習を実施します。OGのみなさんには、集団討論で一番のライバルとなる講師経験者を演じてもらい、集団討論に参加してもらいます。他にも、さまざまな企画を準備し、養護教諭になってからのことを見据えた講義を展開したいと思っています。

2015年

5月

22日

17. 背中に棒を入れるといい

 勉強しているとお菓子の誘惑に襲われることが多く、その誘惑と日々闘っている土井です。

先日(19日)、今井先生から様々なご指導をいただいた中で、私たちがまず実践しているのは、「普段からきれいな姿勢を意識する」ということです。(個人面接の時は)面接官の視線から面接者を見てみると、足元を絶対に見られるようです。もちろん、面接の練習をするときには、きれいな姿勢で座り、足をそろえることを意識していますが、話し出すと足が開いてきてしまします。これは、話すことへの注意配分が大きくなり、姿勢を保持することへの注意配分が少なくなるからだそうです。先生から教えていただいた姿勢の治し方は、「注意配分の・・・」ではなく、意外にも「背中に長い棒を入れる!」というものでした。どうやら、先生が社会人だった時の実体験のようですが、強制的に背筋が伸びるようです(というか、曲がらないようです)。もし、校内で背中に棒を入れた人たちがいたら、それは、今井ゼミ生ですね:笑。変な目で見られることは確実かと思いますが、前からそのように見られている節もあるようなので気にしません:笑。私たちゼミ生は、授業中に靴をぬいでしまったり、足を組む癖があったり、猫背だったりとそれぞれの癖があります。自分で意識しながら姿勢を正すこともあるのですが、無意図的に行ってしまっていることもあるので、お互いに指摘しあうことで治そうと努力しています。みんなで仲良く楽しみながらも、お互いに高め合い、試験本番ではきれいな姿勢を保持しながら、面接できるよう努力していきます。(土井彰子)

2015年

5月

17日

16. 海鮮丼の自己PR

 パソコン室で作業をしていると、今井ゼミ生がどんどんと集まって来ます。自然と集まってしまうなんて本当に仲がいいなと思ってしまう今日この頃です。

 もうすぐ、愛知県教員採用試験の願書が締め切りとなります。そのため、愛知県の養護教諭志望組は四苦八苦しながら、自己PRを作成しています。愛知県の養護教諭に何故なりたいのか、自分の強みは何であり、それをどのように発揮することが出来るのか、書き進める中で改めて自分を見つめ直すこととなります。愛知県の自己PRは500~600字程度で書きますが、その中で伝えるためには、自分の想いをギュッと文章の中に詰め込まなければいけません。私は「これも書きたい、あれも書きたい」と自由に書いていたら、今井先生から「海鮮丼」だと言われてしまいました:笑。

 自己PRを書く中で、ゼミ生同士で長所を伝えあうこともありました。自分では気付いていないことを教えてくれる先生やゼミ生の存在は本当に大きいです。私は昨日やっと、自己PRが完成しました。美味しい「マグロ丼」が出来たか不安ではありますが、自分の想いを素直に伝えることが出来たので、清々しい気持ちです。願書が終われば、もう試験に向けて一直線!ますます忙しくなっていきますが、ゼミ生で支え合いながら進んでいけたらと思います。(野口真梨恵)

2015年

5月

14日

15. 今井ゼミの選考面接が始まりました

 GWが明け、またゼミの仲間と過ごす楽しい毎日が始まりました。次回の飲み会の日程も決まり、それを励みに頑張っています。

 先週から次期ゼミ生を決めるための面談が始まりました。私は今井先生のTA事務作業のため部屋にいることがあるので、面談を少し聞かせてもらうこともありますが、少し緊張しながらもしっかりと意見を伝えている3年生の後輩たちに驚きます。1年前の私は、緊張しすぎてカタコトにしか話せなかった気がします。そして何より今井先生が「うんうん」と相打ちをうちながら優しく話をお聞きになっている姿に、なんだか羨ましいなあなんて思ったりしています。。4年生の間でも、どんな後輩が来てくれるのかなあと今からワクワクしています。ホームページに載っている面談の予定をチェックして、「人数が増えたね!」と喜んでいるほどです。「歓迎会はBBQする?」「何する?」と今から楽しみが膨らんでいます。3年生も4年生も一緒になって今井ゼミを盛り上げたいですね。(後藤麻友)

2015年

5月

11日

14. 保育学会のお手伝い

 最近暖かくなってきたなあ、と感じると共に試験日が刻々と迫ってきていて不安感がつのる米山です。今井ゼミの幼児保育3名は椙山女学園大学で開催された保育学会に、造形の水谷先生とピアノの鷹羽先生のお手伝いも兼ねての参加しました。私自身、学会という場が初めてだったので、どの発表を聞いたらいいか、どのポスター展示を見たらいいか少し戸惑いました。大学の先生の発表の他にも保育現場で実際に働いていらっしゃる先生々にも直接学ばせていただき、貴重な経験をすることができました。今回のお手伝いでは、『空間を音で描くという』という企画の案内をさせて頂きました。打楽器演奏者の方が大きなドラム缶のような楽器(スティールパン)と水谷先生の作られたオシャレな自然物の打楽器(竹や木の幹)を使って演奏なさっているのを聞かせて頂きました。演奏がない時は、水谷先生が作られた楽器を使って演奏するという係も行ないました(写真の2名はその様子です)。このような自然物を子どもたちと一緒に楽器にして、音を奏でたら楽しいだろうなと感じました。こういった学会に保育士になっても参加し、色んな刺激をもらえたらなと思いました。(米山 茜)

2015年

5月

07日

13. ゴールデンウィークの過ごし方

 皆さんは素敵なGWを過ごされましたか?去年までの私のGWは、ほとんどバイトに消えていたような気がします。今思うともったいないことこの上ないです。今年のGWはというと、ゼミ生の数名で、朝から閉館まで大学の図書館に集まり勉強をしていました。教員採用試がずんずんと近づいており、口癖のように「ヤバいヤバい」という言葉が飛び交う日々を送っています。ふと気を抜くと、魂の抜けたような顔をしている時さえ見られる私たちですが、そんな中でも息抜きを大切にしながら頑張っています。写真にあるのは、勉強の合間に学校の芝生でピクニックをしている様子です。きっと私のiphoneにある、GWらしい唯一の写真だと思います:笑。少しの時間の中で話をしながら思い切り笑いあえるこの時間は本当に楽しく、とてもいいリフレッシュになりました。天気のいい日に室内に籠っているのは気が詰まりますが、こうして一緒に勉強できたり、休憩時間に話したり、問題を出しあったりして、楽しみながら頑張れるゼミ生の存在が支えですし、こんな仲間がいることを本当に幸せだなと感じます。この時間を大切にして、あと2か月と少し、みんなで励まし合いながら頑張っていければいいなと思います。来年のGWはお弁当を持ってゼミ生みんなでピクニックをしに行きたいと私は秘かに思っています。実現されることを願って、頑張っていこうと思います。(高須真理子)

2015年

4月

30日

11. 待ちに待ったオリエンテーション

 新学期が始まり、1ヶ月が経とうとしています。研究室ブログも私で一巡目が終わり、次から二巡目に突入します。

 私は未だに4年生という実感が持てていないですが、今日のゼミオリエンテーションを通して、少し自覚し始めました。お昼休憩の時間を利用して行ったオリエンテーションは予想を上回り、多くの3年生(67名)が来てくれました。せっせと準備と練習をした甲斐がありました。ゼミ生が面白く且つ魅力的に伝える練習をしていたのにもかかわらず、本番では、ほとんどのゼミ生から緊張がひしひしと伝わってきました。私はというと、どうも「締め」というものが苦手で、今回も妙な雰囲気のまま終わってしまったような気がします。そのままの魅力を第三者に伝えるというのはとても難しいと感じました。残念ながら、今井ゼミのうりでもあるゼミ生の個性が爆発するような説明会にはなりませんでしたが、仲の良さはそれとなく伝わったのではないかと思います。また「説明会に来て良かった」との声が聞けてとても嬉しかったです。

 夜は、お待ちかねの打ち上げでした。ゼミ生だけでなく先生方やゼミOGの先輩も誘って全員で飲み会をするというのも、今井ゼミが好きな理由の一つです。たくさん飲んで、食べて、くだらない話で笑って、良い息抜きができました。早い時間から始めたので、もちろん2軒目にも行きました。熱いことを語るようなキャラクターではないですが、みんなと時間を共有すればするほど、幸せだなぁと感じます。今回の飲み会は、個人的に自分を見直す良い機会にもなりました。もう既に次の飲み会をいつにしようか考えています。(児島悠希)

2015年

4月

22日

10. 今井ゼミ腕相撲大会!?

 今井ゼミ生は、春休みやゼミ以外の時間でも、仲間たちと毎日のように活動しています。といっても私たちが勝手に集まって、勉強をしたり遊んだりしています。そのためか、今井ゼミ生はかなり仲がよく、居心地のよいゼミになっています。何故こんなことを言うかというと、今日のゼミ活動のちょっとした時間に、なぜか腕相撲大会が始まり(笑)、その光景をみていて「本当に仲がいいなあ」「一緒にいると楽しいなあ」と改めて心から思ったからです。

 今井ゼミ9名の女子からなるトーナメントと、2名の男子+先生のトーナメントで、それぞれの意地とプライドをかけた戦いが行なわれました。この時期は運動が不足がちになっているこっともあり、みんなの筋肉は落ちていると思っていましたが、みんなスゴいパワーで戦っていました。今までに見たことのない顔で必死に戦うみんなが真剣で気合いが入りました。勝負をしてみると、意外な人が強かったり・弱かったりして、新たな一面を知ることができました。右腕杯と左腕杯のそれぞれのトップ争いは、とても熱い戦いでした。結果は、右腕杯はなんと私が優勝でした(称号:右大臣)。そして、左腕杯は野口さんが優勝しました(称号:左大臣)。男性リーグは、両腕とも今井先生が優勝しました(さすがです)。先生に勝てるものなんてあるのでしょうか。そして、力の強い女の子はどう思われるのでしょうか。か弱い少女を演じるきるべきだったと思いますが、負けず嫌いが発揮されてしまい・・後悔しています。

 今は、教採や卒論をはじめ、その他もろもろ忙しい時期ではありますが、ずっと気を張っていても疲れてしまいます。「頑張るときは頑張る、楽しむときは楽しむ」がモットーの今井ゼミは、時々みんなでこうしてワイワイ楽しんで、息抜きすることを大切にしています。そして仲が良いからこそ、いろんなことを頑張りながら、楽しむことができるのだと思います。(那須野由衣)

2015年

4月

21日

9. オリエンテーションで待ってます!

 今井ゼミのオリエンテーション(4月30日)が近づいてきました!私たち4年生は、オリエンテーションで使用するパワーポイントを分担して作って準備を進めています。私は、今井ゼミには入るまで、パワーポイントを使用したことがありませんでした。というよりは、作るのが難しそうなイメージがあって、逃げてきました。ゼミに入ってから、すでに5回程パワーポイントで資料を作成しましたが、実際作ってみると、個性が出せて、とても楽しいものです。

 さて、オリエンテーションについてですが、昨年の私は「ゼミってなんだろう。とりあえず、一応参加して聞いてみよう」という、なんとなく軽い気持ちで、しかも途中から参加するという感じでした。今思うと、この気持ちになっていなかったら、今井ゼミの仲間に出会えてなかったということです(ひやり)。また、今井ゼミには毎年恒例(?)のウワサが流れます。様々なウワサを信じるよりは、自分自身の目と耳で一度確かめてみてくださいね。ゼミの活動内容については、いろんな角度から「楽しさ」が伝わるように説明したいと思っています。ぜひ、参加していただき、私たちに気軽に質問してみてください。「ゼミってなんなんですか?」という根本的な質問も喜んでお答えします。

 最後に、私が今井ゼミに決めたポイントを紹介します。一番のポイントは、心理学からアプローチする方法を少しでも身につけたかったという点です。今井ゼミでは、カウンセリングの練習をはじめ、心理の先生ならではの「視点」を学ぶことができます。ゼミによって活動内容は様々ですので、今井ゼミの活動が他のゼミでも行なわれていると思わない方がいいかもしれません。わからないことは、先生や希望ゼミの先輩を捕まえて、直接聞いてみるのがオススメです。(河井ひとみ)


2015年

4月

16日

8. 今井ゼミ始動

 今井ゼミも本格的に講義形式の授業「研究展開」が開始しました。いつも集まっている仲間なので「始まった」という感じはしませんが、それでも授業には楽しさと緊張感があります。授業の内容は「実験計画法」と「統計」を中心に学んでいきます。後輩のみなさんは「心理学と統計って関係あるの?」ともうかもしれませんが、心理学と言えば統計と言っても過言ではなさそうです。というのも、今井ゼミの先輩方は、因子分析、相関分析、偏相関分析、分散分析、共変量を投入した重回帰分析、共分散構造分析を用いた多母集団同時分析・・・と魔術名のような分析方法を卒論で使っています。

 後期のゼミでは、ある概念を分類して尺度を作ることから始めています。みなさんの授業で調査をさせていただくこともありますので、内容は秘密なのですが、今井ゼミらしい「笑ってしまう」ような概念について、真剣に測定しようとしています。講義中でのディスカッションでは、成人男女が集まって、真剣に何を話しているんだと思われてしまう内容でも、掘り下げていくと「日本文化の奥深さ」「人の生き方」などについて深く考えることも多々あります。また、みんなの意見で新たな一面を発見することもでき、視野が広がっていくのが楽しいです。早く形にして、調査結果をみなさんに公開できたらと思っています。(伊藤匡哉)

2015年

4月

13日

7. 今井先生の研究室と愉快な仲間たち

 春合宿、お花見会、オリエンテーション、勉強会など今井ゼミの活動が次第に明るみになってきました。そこで私は、ブログ内では未だに誰も踏み入れていない、今井先生のステキな研究室(の、ほんの一部)について紹介させていただきたいと思います。

 私が今井先生の研究室に初めて入ったとき、まず目に飛び込んできたのは本棚にぎっしりと詰められた、数多くの専門書たちでした。それから、リラックス効果のありそうな癒し系BGMが流れていたのを覚えています(「先生の研究室っておしゃれだなあ」のというのが私の第一印象でした)。そして、何よりも目を引いたのは、動物インテリアの圧倒的な多さです!一体全体、今井先生の研究室には何匹動物が生息しているのでしょうか。この謎を解明すべく、先日、研究室にてその数を数えさせていただきました。その結果、なんとざっと数えたところで、44匹!(カエルのインテリアが多かったです)と驚きの数字を目にいたしました。その中でも、特に今井先生のお気に入りのインテリアをお聞きしたところ、きらきらのカエルの置物(写真)とお答えいただきました(ちなみに私はペンギンとフクロウの置物がお気に入りです)。このカエルの置物は、かわいいインテリアとしてだけではなく薬入れとしても役立っている優れもののようです。一つ一つのインテリアにそれぞれ意味があるのだと知ることができました。しかし、「なぜカエルのインテリアが多いのか」「そもそもなぜ動物インテリアが多いのか」などの謎は依然残ったままです。この謎が、ゼミ生もしくは後輩たちによって解明されることを楽しみにしています。(伊與田万実)

2015年

4月

10日

6. あっという間に教員採用試験

 新入生が入学し、初々しいきらきらとした笑顔をよく見かけます。3年前の自分も先輩方からそんなふうに見えていたのかなと思いました。「あっ」という間に時間が過ぎ、教員採用試験まであと約3ヶ月になりました!今井ゼミでは春休みから、今井先生に面接・討論指導を直接していただいています。

 面接・討論の模擬では、過去問を用いながら、「問題の意図は何か」「考え方」「伝え方」など、教育者・保育者・対人援助職に就く者に求められる「意識」や「スキル」を磨いています。今井先生は「教採に受かるための面接や討論の練習ではなく、教員になっている自分を想像して、実際の問題解決の場として、面接や討論をしてほしい」といつも仰っています(つい、目先の試験の事を考えてしまいますが・・・)。なので、教採で質問されることの多い「自分の長所」や「長所を学校現場でどう活かすのか」などの一般的質問も「深い質問」に感じます。1つの質問やテーマが終わると、先生から1人ずつコメントやアドバイスがあり、時にはゼミ生みんなでコメントをしたりもします。「自分の長所」については、質問の表現などが変えられた形でも、何度も面接の練習をしました。教採の研究会ですが「自分とは何か」をもとに「自己成長」の場になっていると感じています。

 討論では「頭を柔軟に使う」と「討論の作法(方法)」について今は学んでいます。最近実施したものとしては、「安楽死」に賛成派と反対派に先生が割り振り、それぞれの決められた立場からディベートなどを行いました。ありきたりな回答しか思いつかなかったり、簡潔にまとめられなかったりと苦戦し落ち込むことも多々あります。

 面接・討論の指導が終わった後には、先生と一緒に和気あいあいと楽しくおしゃべりをしています。仲良く楽しみながらも、積極的に練習を重ね、それぞれが希望する就職先に就けるように頑張り、現場で活躍できるようになりたいです。(土井彰子)

2015年

4月

08日

5. 新入生オリエンテーション

 新学期が始まりました。校内では「学食行ってみたいね!」などの新入生の新鮮な会話があちこちから聞こえてきます。夢と希望で満ち溢れた新入生が加わったことで、学校の空気も何だか透き通っているように感じました。6日に開かれた新入生オリエンテーションには、今井ゼミ生も多く参加し、取得資格・授業へのアドバイスや、履修登録の補助をしました。

 履修相談の際には「履修の仕方が分からないです」という初々しい質問を受け、こんな時もあったなと、懐かしい気持ちになりました。また、中には「ゼミはいつ頃からあるのですか?」と質問をする学生もおり、既にゼミのことまで考えている意識の高さに感心しました。

 4月下旬には、今井ゼミも新たな仲間を迎えるために、説明会を実施する予定です。合宿、卒業研究、遠征、面接練習等の勉強会、飲み会についてなど話す内容は盛り沢山。ゼミ生は、後輩達に今井ゼミについて知ってもらえるように、ミーティングを重ねたりして頑張っています。今井ゼミの一番の魅力はゼミ生の仲がとにかく良いことだと思うので、そういう所も伝えられたらと思っています。今井ゼミに新たな仲間が増える、そんな日がとても待ち遠しいです。(野口真梨恵)

2015年

4月

04日

4. 今井ゼミのユニホーム?

 今回のブログでは、私たちのユニフォームである「ゼミパーカー」について紹介します。

 私たちゼミ生は、ゼミ関係で行動する時はいつも、このパーカーを着ています(ゼミ以外でも着ているかも。つい最近から、今井先生の心理学関連の講義でTA(教務補助)をしているのですが、先生とTAの私たちが同じパーカーを着ているので、講義を受講している後輩たちが「お揃いだ〜!」とザワザワしていました。そんなゼミパーカーを作ったきっかけは、憧れの今井ゼミの先輩方のゼミパーカーをみて、「私たちもかっこ良いゼミパーカーがほしい!」と思ったからです。デザインやカラーなど決めることがたくさんありましたが、パーカーを作る過程では「ゼミのロゴ」もでき、かっこ良いオリジナルパーカーが完成しました。左胸にはゼミのロゴマーク(脳のイラスト:一説には今井ゼミの「今」の漢字もイメージされているとか?)、腰の部分には「自分の名前」と「研究室の英表記名」が入った優しい色合いの(アイボリー色)のパーカーです。文字の色は1人1人が自分の好きな色を選びました(ちなみに私は大好きなピンク)。パーカーが届くとすぐにみんなで集まって試着会。嬉しくて、写真もたくさん撮りました。もうすぐ仲間になる今井ゼミの後輩たちもゼミパーカーを作るのでしょうか。ゼミパーカー作りが今井ゼミの伝統になると楽しいですね。

 私たちも、もう4年生になりました。ゼミパーカーに負けないくらい、かっこいい先輩になれたらと思っています。(後藤麻友)

2015年

4月

01日

3. 今井ゼミのお花見会

 久しぶりにゼミ生全員がそろい、天気も良かったので、大学近くの公園に集合し、お花見をしました。八分咲きの綺麗な桜の近くで、可愛い大学生カップルがキャッチボールをしてる横で、気分も盛り上がり、お酒はとても進みました。花見の途中に、シャボン玉を飛ばしながら華麗に舞ったり、「だるまさんが転んだ」を全力で行ったりもしました。ヒューマンケア学部の大学生らしい平和で楽しいお花見だったと感じています。四季を感じられる余裕を持ちながら、今後の勉強も頑張っていけたらなと思いました。そして次は、バーベキューセットを用意したワンランク上のお花見をみんなで笑いながらしたいと思いました。(米山茜)

2015年

3月

30日

2. ゼミ春合宿:2日目

 2日目は卒業研究の構想発表会でした。どのような研究をするか、今後どのように研究を進めていくのかという内容で発表を行いました。合宿の前にはスライド作りに追われ、何を発表するか明確にならないまま発表日が来てしまったという感じで、当日は焦りしかありませんでした(あくまでも私の話です)。先生方からのご講評にビビり、がくがくと足を震わせながらも何とか無事に発表を終わらす事ができました。

 ゼミ生11名の発表は、研究内容にもパワポにもその人の個性が出ていて、どれも面白いものでした。発表を終え、ゼミ生からの質問や、先生方からの講評によって新たな課題に気付いたり、違う視点や可能性を見つけたりすることができたと思います。発表をしたり、自分の研究内容を人に伝えたりすることを通して見えてくるものが沢山あるなと改めて感じました。私自身は、人前に立って話をすることがまだまだ苦手だという意識があるので、これからはもっとプレゼン力を鍛えていかなければいけないなと感じています。もうすぐ私たちも4年生になり、それぞれの進路に向けて忙しくなる時期ですが、この構想発表会で見つけることができた課題を少しずつクリアしながら、良い研究をしたいと思っています。

 発表会が終わった後は、お待ちかねの宴会でした!美味しいご飯を食べて、お酒を飲んで、ゲラゲラと笑い、楽しい時を過ごしました。企画係が持ってきてくれたパーティーグッズをつけたり、サイコロトークをしたり、お誕生日祝いをしたり、本当に楽しかったです。企画してくれた人に感謝です。この合宿では、先生やゼミ生といろんなところへ行き、様々なことを話して今までよりも仲が深まったと思います。ドキドキソワソワと始まり、ワイワイガヤガヤと終わった充実した1日でした。これからもっと仲を深めて、いろんな話が出来ればいいなと思います。(高須真理子)   

2015年

3月

29日

1. ゼミ春合宿:1日目

 名古屋駅からバスで合宿地の京都へ向かうところから、合宿がスタートしました。京都に着いたら、まずは「嵐山の竹林の道」を散歩し、渡月橋を渡り、おもう存分散策しました。夜は先生方と合流して、きんし丼をいただきました。鰻丼に卵焼き(錦糸:きんし)を乗せたものですが、卵焼きが大きく鰻丼をすっぽり覆うような形になっています。夕食後はホテルに戻り、翌日の構想発表会に臨むべく前夜祭が各部屋で開かれていました。男子2名は先生の部屋で開かれていた「男塾」にスコッチを片手に参加しました。ドア越しに「私って最高!」「うん、最高~!」という女子の盛り上がっている声が聞こえ、あちこちで盛り上がっていたようです。どのくらい盛り上がっていたかというと、ホテルマンに先生が謝っている姿が確認できるほどでした。ここまで書いていると、1日目の活動内容って・・と思うかもしれませんが、これも勉強ですよね、先生。(加藤昌平)