44. DSM-5を攻略しよう

 気が付けば早いものでもう10月、後期の授業が本格的に始まっています。みんなで一緒にいる期間が残り半年もないと思うととても寂しくなります。悔いの残らないよう、勉強と遊びの両方を充実させたいと思います。

 センチメンタルになる一方で、うれしいイベントも起きています。それは、後輩たちがたくさん入ってきたことです!新しい仲間が12人も増えたことによって、今井ゼミはさらにパワーアップするだろうなと今からドキドキわくわくしています。人見知りのため、まだ緊張してしまいますが、早く後輩たちとも打ち解けたいなあと思います。

 さて、新・今井ゼミが活動し始めたことによって、恒例のプロジェクトが始まりました。それは、今井ゼミの登竜門的存在である「DSM-5」のプレゼンテーションです。DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)とは、アメリカ精神医学会が作成した、精神疾患の分類と診断の手引書です。私たちも去年、二人組になって各障害を分担して勉強したのですが、初めて聞く障害名や難しい専門用語に四苦八苦しました(本自体もものすごく分厚いです!)。ですが、長い時間をかけてペアの子と協力して教え合ったり、先生に分からないところを聞いたりしながら勉強をしたことは、今でも大切な経験だったと思っています。これはただ知識をつけるだけではなく、ゼミ生同士の親睦を深めるチャンスでもあります。後輩たちも、たくさん悩んでいっぱい勉強して、いい発表ができるといいなと思っています。そのお手伝いとして、一番手に発表する後輩たち(伊藤さん・平田さん)と早速打ち合わせをしました。二人が一生懸命に取り組んでいる姿を見て、私たちも勉強をもっと頑張ろうという気持ちになります。DSMに没頭しすぎて終バスを逃すことの無いよう:笑、後輩たちを見守り、支援していきたいと思います。(伊與田万実)