27. 本番さながらの個別面接練習

 要員採用試験が間近に迫り、気付くと意識がどこかに飛んでいる野口です。今井先生が以前に「試験直前は皆がぼーっとするよ」と仰っていましたが、これがその状態なのだと実感しています。

 先日、今井ゼミでは「個人面接練習会」が開かれました。皆スーツを着用し、化粧と髪型も準備し、入室から退室まで本番さながらに行いました。そして、何とその様子はビデオカメラに録画されています(あとから個別にフィードバックを頂く時に使用するようです)。張り裂けそうな空気感に緊張は最高潮でした。私は緊張からか、朝から腹痛に襲われました。練習でこのような状態になるとは、本番が恐ろしいです:笑。今井先生からは「緊張は面接が始まる前に思いっきりしておいた方が良い」という教えを頂きました。緊張(心拍数)にも限界があり、ピークに達すれば後は下がるしかないからだそうです。実際面接に臨んでみると、初めは口が上手くまわらなかったり、笑顔も作れなかったりという状態であったのが、質問が四問・五問と続いていくうちに、緊張は和らいでいき、笑顔を出す余裕が出てきました。ベストを出すためには、面接に臨む前から自分を作っていく必要があるようです。

 中には、落ち着いた受け答えをし、緊張を感じさせないゼミ生もいました。ゼミ生の受け答えを聞いていると、そういう考え方、言い回しもあるのかといつも感心させられます。感心するばかりでなく、皆の良い所をどんどん吸収して、成長していきたいです。士気が高め合える仲間がいることに感謝の気持ちでいっぱいです。今回の面接練習も、ゼミ生にとって貴重な経験となりました。11名ものゼミ生の練習に付き合って下さった今井先生、本当にありがとうございました。(野口真梨恵)