子育てブログ:2015年4月 〜 2016年3月

 心理学の大学教員をしていると「心理の先生の子育てってスゴそうですね」とよく言われることがあります。でも実は、子育てに関する悩みの大半は、多くのお母さんやお父さんと同じです。このブログでは、子育ての悩みや成長についてつづりながら、それらを共有できたら嬉しいです。

2016年

1月

16日

カフェの練習:孤高のグルメ?

 りったん(4ry)の休日の朝は、スタバのテラスで始まります。この時期のテラスは非常に寒いのですが、それでも、テラスで朝食をとることを希望し、マンゴーフラペを寒空の下で飲んでいます。「今日も天気がいいねぇ」と言いながらビスケットを頬張り、「うん、これこれ」と納得の様子(・・納得できない寒さなんですが)。最近は、お客さんが少ない時間を見計らって、いろんなお店で「カフェの練習」をしています。ちゃんとフォークを使って、家ではない所でも綺麗に食べるという練習です。お兄さんになった気分で、とても上品に食べることができるようになりました。しかし、テラスで格好つけて食べるりったんには天敵がいます。それは、2羽のスズメです。毎回、りったんがテラスに座ると、決まってスズメが2羽で現れます。生の動物は苦手なので、スズメにもビクビクしています。「今日もスズメさん、くるかなぁ・・」と、あまりにも心配するので、ストレートに聞いてみました。

私:「なんで? スズメさんのこと怖いの?」

りったん:「だって、スズメさん、めっちゃ強いじゃん」

私:「強くないよ、小さいし。かわいいじゃん」

りったん:「だって、りったんのこと、チラッて見てくるじゃん!」

私:「・・・・」

 彼にとっては、スズメの眼光はかなり鋭いようです。もうさすがに寒いですし、何より、スズメさんのチラ見が激しそうなので、屋内でカフェの練習をした方がいいと思っています。今度は別のお店で、難しいメニューにも挑戦してみようと思います。

2015年

12月

30日

映画を観に行く:妖怪ウォッチ編

 今日は家族で「妖怪ウォッチ」の映画を観に行きました。弟むーちゃん(2yr)は、今回が映画館デビューでした。9時から始まる映画のために8時前に自宅を出発し、映画館で30分以上待つという作戦で、なんとか席を確保することができました。

 妖怪ウォッチの商業戦略は、これまでのアニメとは比べものになりません。何にでも妖怪が絡んでいて、ポップコーン入れ(写真)にも子どもが欲しがる仕掛けがちゃんとしてあります:笑。映画にいくともらえる「妖怪メダル」は、最新型の妖怪ウォッチでしか楽しむことができないようになっており、大人からすれば興醒めな戦略も多々あります。映画の前半には、LEVEL5(妖怪ウォッチの会社)の次戦略のためのアニメが流れるなど、子どもたちも興醒めな様でした:笑。

 肝心な映画については、我が家の子どもたちも充分楽しめたようでした。親として心配だったのは、「トイレに行きたい」と何度もいうのではないか。むーちゃんはじっとしていられないのではないか、などなどの心配がありました。案の定、兄りったん(4yr)は、ジュースを飲みすぎてトイレが近くなり、むーちゃんは自分の席に座っていられず、私の膝をカウチにしてゴネゴネしてました:汗。ただ、思ったよりは2人とも映画に没頭していたようで、大画面でみる迫力に興奮してました。朝早くから、多くの子ども連れの家族が頑張っている姿に励まされました。映画が終わると、床にはとんでもない量のポップコーンが散乱していました。親にならなければわからない「子ども映画」の世界に疲労が隠しきれませんでした。。帰り道には、学生の時のように奥さんと2人で映画にでも行きたいなとふと思いましたが、そんな日はいつ来るのか。。

2015年

12月

29日

絵の練習:3次元を2次元で表現する

 2ヶ月前まではマルを描くのも苦手だった兄りったん(4yr)でしたが、最近は毎日毎晩、妖怪ウォッチの絵を描いています。りったんが描きたいキャラクターの見本を奥さんがWebから印刷し、お手本をもとに一生懸命描いています。どの絵もとても可愛らしく描けちゃう才能に驚きます:笑。

 今回は、奥さんの発案で『3次元の物を描く』ということに挑戦してみました。写真は被写体の「ツチノコ」とりったんの作品です。特徴をよく掴んでいるカワイイ絵です。成長したなと思うのは、まず、輪郭からハミ出さずに色が塗れていること、被写体と類似した着色ができていること、主要パーツの形が整っていること、などです。よく考えると、家にあるおもちゃは被写体にできるようなものが少ないので、おもちゃを買うときには、絵を描くということも考えて購入したいと思います。

 絵を描き始めてからは、上手に描けたという気持ちと、もっと上手に描きたいという気持ちが生まれてきて、たまに、後者の気持ちが強すぎて泣いてしまうこともありますが、そういう感情を大事にしながら、「練習すれば上手くなる」ということを学習してくれればと思います。

 

2015年

12月

25日

クリスマス・プレゼント

 今年はいつも以上にクリスマスを楽しみにしている子どもたちは、サンタクロースに「赤い自転車」をお願いしていました。保育園では「悪い子にしていると、ブラックサンタが来るよ」と言われていたらしく、クリスマス前はいつも以上におりこうさんでした:笑(この土地ではブラックサンタという人がいるのに驚きましたが・・)。

 サンタさんが持ってきてくれた自転車は、輸入自転車なので、組み立てるのは親の仕事でした。早朝からスパナをもって、自転車を組み立て、お昼には練習に出かけました。

 保育園の三輪車とは違って、本格的な作りにビクビクしながらも、ペダルを強く踏んでは壁に激突するということを繰りかえしながら、帰宅する頃には立派に乗れるようになりました。弟のむーちゃん(2yr)は、自転車のハンドル操作が雑なので、極端に右か左しか方向転換できないので、付き添っている大人は腰痛を発症してしまいました。自転車の運転を見ていると、子どもの認知発達の段階がよくわかります。ペダルを漕ぐのに集中しすぎると、ハンドル操作が疎かになたったり前方不注意を招きます。しかし、ペダル漕ぎに集中しなくてもできるようになると、ハンドル操作にも意識が向けられて、格段と運転が上手になります。こどもの集中力は大人の集中力よりも、一度に分散して発揮することができないため、1つの動作をまずは慣れさせて、次の動作を練習するという方法が有効です。りったんは、パズルで鍛えた集中力の持続が、自転車の練習にも発揮され、持続的に集中することができたように思います。やはり、子どもの「持続的集中力」は、どんなことにも応用できる能力なんだなと改めて思いました。

 ところで、ブラックサンタって誰なんでしょう。いつの間にか、我が家の子どもたちは「パパはブラックサンタと友達なんでしょ。来ないように言ってね」と普通に言うようになりました。そういう友達、いるようないないような。。

2015年

12月

20日

動物の観察の仕方が変わった?:東山動物園にて

 今日は家族で動物園に行ってきました。我が家の子どもたちは動物関係の録画番組を毎日観るぐらい動物が好きです。

 今までは、兄のりったん(4yr)は、動物のエリアについた瞬間に別のエリアに行きたいと言い、弟のむーちゃん(2yr)は、じっくりと動物を観察するたタイプなので、移動の仕方がとても難しいと思うことが多々ありました。今回は、動物園がガラガラに空いていることもあり、りったんも観察をじっくりしていました。そして、今までとは違う動物の見方もするようになりました。「キリンさん、恥ずかしいから出てこないのかなぁ」「コアラは眠いのかなぁ」「ゾウは背中が痒いんだよ」など、動物たちの仕草からキモチを察する発言がたくさんありました。

 子どもの共感能力にも発達段階がありますし、その成長過程も個人差がありますが、4歳ぐらいになってくると、相手のさまざまな感情についての理解をしようとします。ただ、言語能力が十分に発達していない場合は、「心では感じるけど、うまく表現できない」ということも出てきます。そんな時は、大人が「子どものゾウさんは、お母さんが離れて寂しいのかな?」と感情を代弁してあげるといいかもしれません。そんなお兄ちゃんの発言に影響を受けているのでしょうか、弟のむーちゃん(2yr)は、図鑑を観るたびに「このライオン、怒ってる」「ゴリラ、怒ってる」「鹿がケンカしている」と言うようになりました。どうやら、むーちゃんの場合は、怒りや攻撃に関する感情に興味があるようです(図鑑は戦いのシーンが多いからでしょうか)。

 子どもが「感情を学習する」というプロセスは、とても興味深いので、子育て以外にももっと勉強していこうと思うこの頃です。

2015年

12月

12日

大学のお姉さんに褒められる

 ゼミ生に「絵本の読み聞かせを実験課題にした母・父性の脳科学研究」を行っている学生がいます。我が家の子どもに生まれた定めとして、実験協力者になることは避けられません:笑。毎週大学で実験を行っているのですが、兄りったん(4yr)のモチベーションは、大学のお姉さんと遊ぶことです。りったん曰く、「大学生のお姉さんは可愛くて大好き」だそうです。。。実験協力者としての出番を待つ間は、何人かのゼミ生が一緒に遊んでくれるのですが、親には見せない一面をたまに見せてくれることがあります。もともと恥ずかしがり屋なりったんなのですが、少し慣れてくると、自分の得意なことをお姉さんたちにお披露目し始めます。今回は「絵本を読む」ということをお披露目していました。とても細かい文字の絵本だったので、最後まで読めるのか心配していましたが、粘りつよく読んでいました(聞いていてくれたゼミ生が本当に上手でした)。今までは、親や保育園の先生などの「知り合いの褒め」がメインでしたが、ここ最近は、知らないお姉さんにも褒められることが多く、大きな自信になっているようです。褒められることは、どんなことでも嬉しいものです。子どもは褒められると本当によい笑顔を見せてくれます。褒められたことを素直に喜べる気持ちをいつまでも大切にして欲しいなと思います。

2015年

12月

08日

インテリアとしてシールを貼る:マスキングテープ

 小さな子どもをもつ親の悩み事の1つといえば、シールで家具や壁が汚れてしまうことです。我が家も少し前までは、キャラクターのシールやトミカのシールで、想像通りの汚れ具合になっていました。最近のシールは剥がしやすいので、それほど汚れることはないのですが、大人からすると、無数のシールに「はぁ〜」とため息ができしまうことがあります。しかし、子どもはシールを貼ることが遺伝情報に組み込まれているのかと思うほど執着するものです。解決さくの1つとして考えたのが、マスキングテープを貼ってもらうことです。先月、岡山に出張に行った際に、マスキングテープ専門店があったので、大量に購入してきました。子どもたちの好きな動物、魚、アルパカ、クマ、おもちゃ、などなど、大抵の種類が揃っていましたので、思いつくまま買ってきました。

 マスキングテープを渡すと、いつもと違う長いシールに興奮して、兄弟で仲良く壁に貼っていました。マスキングテープがたくさん貼られていても、不思議と「はぁ〜」という気持ちにはならないのが不思議で、むしろ、オシャレに感じます:笑。シールに困っているお父さん・お母さん、マスキングテープはオススメです。

2015年

11月

06日

なかなか便秘が改善しません・・

 子どもの便秘で悩んでいるお父さん・お母さんは多いと思います。我が家も、下の子(むーちゃん:2yr)がずっと便秘で困っています。最初は、食生活が悪いのかなと思い、チーズ類を控えたり、水分をちゃんと取るようにしたり、いろいろと試しましたが改善しませんでした。小児科に行って薬も処方してもらいましたが、それでも改善しません。仕方がないので、最終手段として浣腸をすることにしまいた。1週間に1回のペースで浣腸をしないと、苦しそうなので、意を決して浣腸をするのですが、、、そういうムードになると勘づくのでしょうか・・「ぶちゅー(浣腸のこと)しないよ」と必死に2歳がアピールしてきます。でも、するしかないのですが、浣腸をするのは難しいです。

 今では浣腸のプロと奥さんに言われるほど上達してしまったので、浣腸を使うお父さんのためのコツを紹介したいと思います(なぜか、浣腸の役目はお父さんが多いようです)。まずは、浣腸のポーズですが、自分の膝に腹ばいにさせ、片方(外側)の足首をもって折り曲げます。そうすると、お尻をギュッとして抵抗されても、ターゲットを確認しやすいポーズになります。次に、浣腸の先を入れるわけですが、慣れない場合はベビーオイルを肛門に少し塗っておくといいと思います(我が家では馬油を使ってました)。オイルがない場合は、一気に入れようとしないで、緩んだタイミングで無理しないで入れてあげます。そうしないと、肛門を傷つけてしまうこともあるので、慎重にいれることをお勧めします。液体が入ったら、すぐに便器に座らせるよりも、少し立たせておいたほうがいいと思います。便器にすぐに座ると、液体がすぐに出てしまって、効果が半減してしまうからです。そして、何と言っても重要なのは、ウンチがでたら褒めまくることです!「デッカいのでたなぁ〜。むーちゃん、おりこうでしょ!」と自信満々でトイレを出て来ます:笑。

 最近、便秘の要因としては、ウンチのポーズに原因がありそうだということがわかりつつあります。むーちゃんは、なぜか、ウンチをするときに、お尻をキュッと締めて背伸びをして、手をパタパタしています。お尻を閉めてしまっては、出るものも出ません。しかし、変な癖がついてしまっているようで、なかなか説明しても理解ができないようで、難しいなと感じています。同じような悩みを持っていたお父さん・お母さんで、良い改善方法がありましたら教えていただきたいです。

 

2015年

10月

31日

兄弟で異なるパズルの才能

 我が家にはパズルが20種類以上あります。最初は、子どもが好きなキャラクターが付いていたパズルを買ったのがきっかけです。今でも、キャラ重視のパズル選びは変わっていませんが、中には「教育パズル」も数個あります。

 兄りったん(4yr)は、昔から不思議なパズルの能力がありました。一般的には、淵から配置していくのですが、ランダムに握ったパズルをどんどんとはめ込んでいきます。3歳の時には50ピース以上のパズル2種類を混ぜて同時にパズルを完成させたり、全部同じ形のパズルが裏返しになっているのに、なぜが表の柄(ひらがな文字)が分かったり・・・不思議なことがいっぱいでした。今は、その能力が薄れつつありますが、それでも、握ったピースをそのままはめ込むスキルは健在のようです。弟むーちゃん(2yr)も同じ能力を持っているのかな・・とパズルをやらせてみましたが、こちらはノーマルな方略でパズルを楽しんでいます。しかし・・・パズルに対する捉え方は独特なものがあるようです。まず、初めてみる絵柄の60ピースぐらいのパズルも楽々と完成させます。そして、それを5回も6回も繰り返し、ニコニコして終始上機嫌で頑張っています。よく飽きないなと思う反面、すごい集中力だなと感心します。

 私たち夫婦が大切にしているのは、子どもたちが自分たちで考えたやり方を褒めるということです。そして、パズルが完成した時は「結果」を褒めることもしますが、その「プロセス」を褒めることを重視しています。また、パズルをやっている時も、「頑張ってるなぁ〜、すごいなぁ〜」と褒めながら、どうやってパズルを完成させようとしているかをたまに聞いたります(そして褒める)。これはパズルに限らず、すべてのことに共通して心がけていることです。心理学の実験では、「頭がいいね」と褒められる子どもよりも、「頑張ったから解けたんだね」と褒められる子どもの方が、意欲が高い子になり、能力も伸びることが知られています。それらの理論を実践しているつもりはないですが、それぞれの個性を大切に、その個性に自信を持って欲しいなと願っています。

2015年

10月

24日

几帳面なところは誰に似た・・?

 子育てに関する親の思いについて、心理学者は、「1人目の子どもを育てているときの親は環境論者であり、2人目の子どもを育てている親は遺伝論者になる」と言います。つまり、最初の子は、そんな子でも「育て方(環境を整える力)」によって変わるという想いがある一方で、2人目を育てる時は、1人目と同じように育てても、違った個性が出てくるので、「遺伝」が関係していると思うようになるという親の心境を言い表しています。私も妻も心理学者ですが、そのように思うことは、正直あまりありません。というのも、私も妻も几帳面ではないですが、長男のりったん(4yr)はとても几帳面です。写真は、りったんが夕食で好んで食べる「枝豆の殻」です。・・・一列に配列されています。これを見た時は、遊んでいるのかなと思いましたが、どうやらそうではないようです。列を崩すと怒りますし・・・一列に並べるのを強要してきますし。。この几帳面行動は、3歳から4歳にはよく見られる行動としても確認されているので、本当に几帳面かどうかはまだまだわかりません。みなさんのお子さん(特に男の子)も、3歳ぐらいになるとミニカーを綺麗に並べ始めることがあったのではないでしょうか。そして、几帳面な我が子の成長に期待したのではないでしょうか:笑。心理学者としての経験上、遺伝的にも環境的にも「几帳面さ」はないと思いますので、しばらく後には、「大胆な我が子」について報告でいると思います。

2015年

10月

17日

自分でしゅる!

 次男のムーちゃん(2yr)は、何でも自分ですることにハマっています。今までは、私たち夫婦がしてあげようとすると、手を振り払いながら「じぶんでしゅる!」と主張していたのですが・・とうとう自ら動き始めました!

 今朝は、物が落ちる音がしたので、駆け寄ってみると、カウンターの上においてある綿棒の容器を落とし、自ら耳かきをしていました。。もちろん、危ないので取り上げましたが、携帯を触っているうちに、もう一度、容器を落としました(写真はその時の1枚です)。この他にも、お気に入りの靴をシューズロッカーから出して勝手に履いて家の中を歩いたり、トイレの鍵をかけてしまったり、Macの操作をしてみたり、テレビのリモコンで何かを見ようとしたり、お風呂の湯沸かし器を操作したり、「じぶんでしゅる」の連続です。自立心の表れとして喜びたい反面、危険なこともあるので、どの程度を許容していいかが難しいところです。兄であるリッたん(4yr)は、「ムーちゃんが悪いことしてるよ」と素早く報告してくれるので、とても助かります。しかし、自分で用意してと頼んでも「エ〜、パパやってよぉ〜」と面倒くさがります。兄弟間のバランスが今は崩れていて、さすがに夫婦でクタクタになっています:笑。

2015年

9月

11日

命をつなぐ:クワガタの幼虫が誕生!

 今日は朝から本当に驚きました。というのも、いつものように、クワガタの飼育箱を整えていたら、土の中から幼虫が出てきたのです!最初は、カビが生えた木の破片かなと思っていたのですが、幼虫でした!発見後、しばらくは、虫嫌いの奥さんに報告しようかどうか、内緒で飼育しようかな、などなど考えましたが、正直に報告しました。奥さんは感動している一方で、「何匹もいるわけじゃないよね・・」と心配もしていました(あまり、幼虫を見ようとしません:笑)。この幼虫を発見する少し前、メスのクワガタが死んでしまって、オスが1匹になってしまったので、飼育箱を小さなものに変えました。その際に余った土を捨ててしました。その中に幼虫(卵)がいたかもしれないと思うと、後悔の想いでいっぱいになりました。

 保育園から帰ってきた子どもたちに、幼虫を見せると大興奮でした。りったん(4yr)は「名前つけてあげようよ!」と言い、自分がお世話をしたいと積極的でした。「りったん、名前、何にするの?」と聞くと、「うんとねぇ〜、、カブちゃん!」と返ってきました。。クワガタなんだけど、カブちゃんのようです。これから、幼虫ポットというものを作って、成虫になるまで大切に育てようと思います。

2015年

9月

10日

メダカの飼育2

 メダカの飼育は簡単だと言いますが、実際は思っていたよりも神経を使います。大きな水槽などで飼育できないので、水質管理や酸素の状態が気になります。朝起きると、ベランダで飼育しているクワガタの箱の中をチェックし、湿度調整します。その後、私が栽培しているブルーベリーや盆栽に水をあげ、奥さんのガジュマルにも水をあげます。最後にメダカです。飼育を始めたばかりなので、環境変化に絶えられないメダカがいないか、鱗が剥がれていないか、水草は十分かなどを確認しながら、餌をあげます。

 餌やりを始める頃になると「しゅる!」と興奮している子(むーちゃん:2yr)と、「メダカさん、網ですくってあげるね!」と勘違いしている子(りったん:4yr)が、目をギラギラさせて寄ってきます。。私も本当は餌やりをしたいんですが、全部整ったところで、餌やりを子どもたちに託します。私はその間に別の生き物係の仕事をしているのですが、やはり、じっと観察はできないようで、水草をちぎり、素手でメダカを取れずに口を尖らせる子、単なる水遊びになってしまっている子が思い思いに楽しんでいます。。ベランダで7時半から騒がせておくわけにもいかないので、家に入らせるのですが、私がいないと何をしでかすか不安です。しかも、最近のむーちゃんは、猫の真似をやたらしていて、リアリティーを追求しているので、さらに不安です。そして、最近流行っている『この動物は何を食べるかな』のレパートリに加わったのが、「パパぁ〜。ネコ、さかな食べる。にゃ〜。」との発言・・・不吉です。

2015年

9月

06日

メダカの飼育を始めました

 カブトムシやクワガタムシを今年の夏から飼い始め、男兄弟がいる家のムードが漂い、奥さんの虫嫌いが徐々に解消されているこの頃、新たに「メダカ」の飼育を始めました。

 子どもたちの保育園でもメダカを飼育しているようですので、子どもたちもお世話がしやすいかなと思い(口実)、また、私自信が癒しを求めているので(本心)、奥さんに許可をもらい、メダカマイスターがいるお店で青いメダカとオレンジのメダカを5匹ずつ購入しました。水草、砂、カルキ抜きなどなど、いろんな物を揃え、子どもたちと飼育環境を作り始めました。最初はメダカに興味を示していたものの、徐々に水草のみに興味を示し始め・・・先行きが心配ですが、親子で協力して育てていきたいと思います!

2015年

8月

31日

動物おもちゃと遊び方の進化

 男の子のいるお家のオモチャといえば、電車や自動車の模型やブラレールと動物のフィギュアは定番だと思います。我が家も例外なく、線路の青いプラスチックが散乱し、新幹線がシャーシャーと音を立てて走っています。そんな乗り物ブームも今は下火になり、今は「動物」が再ブレイク中です。毎日毎日朝晩に動物図鑑を見ては、ああでもない、こうでもないと語り合っています。プラレールを販売しているトミカのDVDを見たときに、動物のフィギュア(商品名:アニア)も販売している情報をりったん(4yr)がキャッチし、「むーちゃん(2yr)が、カバさんのアニアが欲しいんだって・・・」と姑息な手を使って交渉してきます(トミカの戦略、恐るべし)。

 オモチャを買いすぎないように気をつけるように言われているので、りったんとこっそりカバとシマウマのアニアを先週買いました。あまりの精巧な作りに、大人が驚きましたが、子どもたちはそれ以上の興奮でした(動物の一部のパーツが可動式になっています)。その後、我が家には「サメ」のブームが来たり、ライオンごっこが流行ったりしたので、今週は一気に仲間が増えてしまいました。ライオンのアニアは、サウンドアニアという商品で、口を開いたり閉じたりすると「ガオー」と鳴き声がでて、子どもたちがいつも奪い合っています(音量は小さく、大人は大助かりです:笑)。

 今までは、こういうオモチャを買っても、それぞれが思い思いに遊んだり、りったんのシナリオに従ってごっこ遊びをしていましたが、最近は、むーちゃんのアイデアを遊びにいれたりしながら、お互いのストーリーを融合させています。共感能力の基礎になる「視点取得」の能力が育つ姿を、このアニアを使ったごっこ遊びにみることができます。

 一通りアニアで遊び終わると、「じゃあ、パパはライオンね。むーちゃんはカバ。けんかしゅる(ケンカする)」といって、噛み付いて来ます。しばらくすると、「パパ、ライオンさんとカバさんがケンカする音聴きたい(YouTubeのことのようです)」となり、マニアックな映像をみる流れになります。最終的には、富士サファリパークのCMの映像を見ながら、みんなでCMソングを合唱して終わります。。。これが毎日続きます。男の子を持つお父さん、ともに頑張りましょう!

注:写真の像の鼻先は行方不明です・・泣。

2015年

8月

30日

トウモロコシの皮むきで無心になる

 子どもって、なんでもお手伝いをしたがります。手伝うという気持ちは嬉しいのですが、中には「お手伝いの後処理」が大変なものもあります。我が家の代表的なものとしては、「トウモロコシの皮むき」です。りったん(4yr)はトウモロコシが大好物で、スーパーに行くたびにトウモロコシを買おうとします。近頃では、むーちゃん(2yr)の「むーちゃんも、しゅる(する)」という自己主張も強いので、私と3人で必死に皮むきをしました。りったんは、トウモロコシの毛の部分が一本残らす丁寧に処理する一方で、むーちゃんは皮を一枚剥いだだけで「むーちゃん、やったなぁ〜」と自己効力感をあげ、別のトウモロコシに挑戦しようとします。。私はというと、彼らが床に落とした皮や毛を集める係りです。彼らの顔を見ていると、あまりに真剣に口を尖らせて作業をしているので、細かなことを言わずに、裏方に徹しました。子どもの「お手伝いに熱中して褒められる」という経験は、自信もつきますし、積極的に手伝おうとする気持ちが芽生えます。ついつい、効率性をもとめて「指示」してしまうことも少なくないですが、まずは、「お手伝いしたい気持ちを育てる」こと。そして、手先が器用になってきたら、「少し効率的な方法を伝授」する。最後に「考えながら作業する」という手順でお手伝い行動を促進していきたいと思います(ちなみに、集中すると口を尖らせるは、奥さんと同じクセですので、集中の度合いがわかります:笑)。

2015年

8月

28日

メダカを数えて認知トレーニング

 むーちゃん(2yr)は、自宅マンションの1階にある保育園に通っています。りったん(4yr)は近所の公立保育園に通園しているので、りったんのお迎えをして帰宅する流れで、むーちゃんのお迎えに行きます。一連の流れといえば、お迎えに行った後には、必ず、メダカや金魚を観察します。むーちゃんの保育園の先生方は、動植物を丁寧に育てられています。

 りったんは、数を数えることにハマっているので、決まって金魚をカウントし始めます。しかし、魚は動き回るので、重複しないようにカウントするには、相当の集中力と認知能力が必要になります。いつもは5匹の大きな金魚をカウントするだけでしたが、今日は1ステップ上の挑戦をすると決めていたようです。「パパ、今日はメダカさんを数えてみるね」と、サメの服をきたりったんがニヤリと笑っていうと、中腰になり、指で確認しながらカウントを始めました。「1、2、3、4、5、6・・・18、19・・」と小声で数えていく声がさらに小さくなります。「パパ、いっぱいいるねぇ。メダカさん、おりこうにしてないから、数えられないけどさぁ、いっぱい数えたからね」と頑張ったことを伝えてくれました。「パパは数えられる?」と聞かれたので、「パパはできるよ!」というとニヤニヤしてました(そのニヤニヤは・・・)。

 私は、日常生活の中でもいろんな認知発達を促せる方法があると思っています。しかし、それらの認知発達を上手に促すためには、頑張ってやっていることを褒めて、自信を持てるようにすることだと思います。「明日はもっと数えようかな」と帰り際にニコニコしているりったんを見て、夫婦揃ってニコニコな気分になりました。

2015年

8月

26日

初めての花火に興奮!

 今日の夜は、家族で公園まで散歩をして遊びました。その後、子どもたちと手持ち花火をしました。私が小さな時は、日本の夏といえば「花火」だったような気がします。ネズミ花火やロケット花火をビクビクしながらやった覚えがあります。

 りったん(4yr)とむーちゃん(2yr)は、初めての花火だったので大興奮でした。慎重派のりったんは花火を持たないだろうな・・と思っていましたが、むーちゃんが「しゅる(する)」と意気込んでいる様子に刺激され、頑張って火のついた花火を持っていました。やはり、ここでも兄弟の特徴が出ていて、りったんは「きれいだねぇ、パパァ」と感動している一方で、むーちゃんは「しゅりしゅり〜(それそれ)」と花火を振り回し、戦隊モノのセリフを叫んでいました。。お兄ちゃんに花火を向けたりする「違う楽しみ方」を始めたので、花火は2本ずつで終わりにしました。

 この兄弟の違いを見ていると、りったんは私に、むーちゃんは私の弟に似ているなと思うところがあります。慎重派の兄と大胆な弟という組み合わせは、男兄弟の典型といえば典型なのですが、うまくバランスをとりながら仲良く育って欲しいと思います。

2015年

8月

25日

ガチで負ける・・その時、兄は・・

 男の子(というより男性一般)は、競い合うコミュニケーションをするのを好むことは、少し前のブログでも紹介しました。我が家の男子2人も例外ではなく、些細なことで競い合っています。そんな我が家の「1日のうちで一番盛り上がる競争」は、お風呂に入る前の「脱衣競争」です。 

 ここ最近、弟むーちゃん(2yr)も自分で服・ズボン・オムツを脱ぐことができ、最後のオムツは、片足のつま先に引っ掛け、一丁前に遠くに蹴り飛ばします。。兄りったん(4yr)は、この脱衣に関しては絶対王者のプライドもありますが、「お風呂はいるから、服脱ごうね!」の私の合図に対して、おごることなく全力で脱ぎ始めます(さすが無敗王者です)。しかし、とうとうこの日が来てしまいました。無敗記録ストップ・・・。なんと、むーちゃんが思いの外、早く脱いだのです。最後のオムツを脱ぐために、腰を前後にくねらせる独特のフォームに入るころには、りったんは諦めてしまったらしく、「あれ、あれ、ぬげないよぉ〜、あ、あ、ぬげんよ。あ〜れ〜!」と大泣きし始めました。むーちゃんは脱ぎ終わると「ぱぱ、むーちゃん、したよぉ」と誇らしげにアピール・・。それを目の前で聞いた兄はさらに号泣。。こういう時は、奥さんの「褒め」に頼り、私はむーちゃんとお風呂に先に入りました。

 しばらくすると、奥さんと泣き顔のりったんがお風呂にやってきました。お風呂の中でも「むーちゃんに負けちゃったよ・・」と落胆していましたが、「今度はこうやってやれば勝てるんじゃない?」という戦略のアドバイスをしながら、たまには「むーちゃんも勝ちたいからさっ。負けて悔しいけど、明日はさっきの作戦で勝とうね」というと「オウ!」と親指を立てて(昭和のリアクション)闘志をみなぎらせていました。

 私も弟がいるのでわかるのですが、兄は「弟に負けられない」という宿命を勝手に背負っています。今となっては、弟に完敗しているところも素直に認められますが、中学生ぐらいまでは全勝していないといけない気持ちがあったのかもしれません。年上年下という枠組みではなく、りったんはこれが得意、むーちゃんはこれが得意、という形で、お互いの得意を認められるような兄弟に育って欲しいなぁと、甘い理想をふと抱いた出来事でした。

2015年

8月

21日

お風呂で溺れる!その後の対応は・・

 多くのお父さんが担当している役割として「お風呂」があると思います。お風呂で困ることは数多くありますが、何より、溺れることが心配です。私もとうとう、その心配が現実になりましたので、お風呂当番のお父さん方の参考にしていただけましたら幸いです。

 我が家は、兄りったん(4yr)と弟むーちゃん(2yr)の2人をいっぺんに入れるスタイルです。一人ずつ体を洗い、室内呼び出しボタンで奥さんを呼び、次の子どもの体を洗う、という手順をとっています。最近は、りったんとむーちゃんが「先にお風呂から出る!」で争うので、交互に早番と遅番を割り当てています。今日はりったんが先に出る番でした。りったんを洗っている時、少しむーちゃんが眠そうだったのと、湯船を行ったり来たりして遊んでいるので、足を滑らせなければいいなと「軽く」思っていました。こういう油断がある時に必ず事態は起こります。

 りったんの頭をシャンプーしている時、「ドボンっ!」という音とともに、むーちゃんがもがいている姿が見えました。私は意外にも冷静に「りったん、ちょっとシャンプーやめるからね」と言い、立ち上がって湯船のむーちゃんを抱きかかえました。抱きかかえる瞬間、水中でもがいているむーちゃんと目が合ったときは時間が止まったように長く感じました。りったんも冷静に動いてくれ、むーちゃんも必要以上に暴れなかったこともあり、スムーズに救出することができました。幸いにも、水もそんなに飲んではいませんでした。

 普通でしたら、早くお風呂場から退室をすると思うのですが、我が家の場合は「溺れた後の対応」が少し違います。まず、湯船から出してしばらくは落ち着くまで抱っこしたり、話しかけたりしました。この対応は一般的だと思います。ただ、この後、奥さんが見ている状況で、むーちゃんを抱っこして、もう一度、湯船に入りました。もちろん、泣き始めますが、抱っこをしながら話しかけたり、おもちゃを渡して遊んだりして、少し慣れるまで一緒にいました。完全には慣れませんが、泣くのがおさまってから湯船から出ました。このようにしてあげないと、「お風呂は大丈夫なんだよ」ということが学習されないので、お風呂を極端に怖がってしまいます。しかし、溺れた後でさえも、少し慣れることができれば、そこまで「極端な恐怖」は持続しません(これは心理学的にも説明出来るメカニズムなのですが、ここでは割愛します)。

 もう1つは、お風呂から出た後のトークです。むーちゃんは「むーちゃんがぁ〜、おふろで、ぽちゃんってなってぇ〜、ぶくぶくって、なったなぁ〜」と、おそらく溺れた時のことを話してくれていました。私たちは「むーちゃんは、おふろで、ジンベイザメ(むーちゃんの好きな生き物)みたいにぶくぶくって泳いだね!すごかったなぁ〜」と何度も話しました。就寝時はいつも「ライオン、しっぽある、ニク、たべるなぁ」とか話しているむーちゃんも、今日は「ぶくぶくってなった・・」としきりに言っていましたが、ちょっと誇らしげに言っている様子も見られまいた:笑。

 あとは、夜泣きの対応です。すぐに「よしよし」と安心させるのと、身体的な症状に変化がないか、定期的にモニターすることです(以上はありませんでした:汗)。

 次の日のお風呂は、どういう反応なんだろう・・・と心配しましたが、「お風呂はいるよぉ」と呼びかけたら、「むーちゃん、ジンベイザメ、ぶくぶくした」と言いつつ、服を自分で脱ぎ始め、あっさりお風呂に入りました。ただ、まだまだ、不安は強いと思いますので、しばらくは、むーちゃんを先に湯船から出すシフトにしようと思っています。

2015年

8月

20日

雨の日の日本人は美しい

 雨の日は、どうもスッキリしない気分ですが、子どもたちは雨を楽しんでいるようです。私が住んでいるところは、小学校が近くにあるので通学路がよく見えます。雨や雪などの「降る」天候になると、外が騒がしいのですぐにわかります:笑。

 今日もいつものように、子どもたちの声が聞こえるので覗いてみると、素晴らしい光景を目にしました!なんと、一直線に色とりどりの傘が学校方面の通学路に沿って線を作っているではないですか。私は感動してしまいました。単純に、いろんな色の傘がたくさんあって綺麗ですが、それ以上に、小さな子どもたちが一直線に並んで登校している姿が「美しい」と思いました。歩行道路を占領しないように片側を空け、隙間なく一列に並ぶ・・・できそうで難しいことです。私は海外の子どもたちとも接することが多いので、日本人のこのような「行進」は、一昔までは「ここまでやらなくても・・・」と思ったこともありますが、この「美しさ」が日本人の礼節につながっていると今は思っています。列車事故や災害などで混乱なく一列に歩いている姿を見て、私の海外の友人たちも驚きと尊敬の感想を伝えてくれることもありますが、それは、小さな時の「しつけ」から来るものだと思います。

 雨の日のブルーな気分が一気に晴れるような、清々しい日本の光景をみることができて、とても幸せに感じました。

2015年

8月

19日

昆虫の飼育を通して知ってほしいこと

 以前にブログでも紹介させていただきましたが、我が家では、クワガタムシとカブトムシを飼っています。クワガタとカブトは違ったマット(土)の環境を整えてあげなければいけないため、2日に1回はマットの水分や混ぜる木片チップの状態を確認しながらかき混ぜています。

 昆虫のお世話はなるべく子どもたちと行うようにしています。まだまだ小さいので、飼育することの責任感や大変さについては理解できていないと思うのですが、それでも、生き物を飼うということは大変なんだということを知ってほしいと思っています。

 りったん(4yr)はクワガタに手のひらを挟まれてからも、積極的に世話をしようと頑張っています(クワガタにはなかなか触れませんが)。怖いもの知らずの無敵むーちゃん(2yr)は、「クワガタ、しゅる(=する)」と言っては、大胆に昆虫たちをカゴに移動させます(ヒヤヒヤします)。昆虫たちのお世話をしる時はもちろんですが、お世話をしない時にも、なるべく昆虫たちを一緒に観察するようにしています。「クワガタさんのエサはあるかな?」「お水はいいかな?」「元気にしてるかな?」といろんな質問を投げかけて、りったんの観察結果を聞いてみます。結果と理由を分析官のように詳しく教えてくれ、クワガタさんの気持ちになって答えてくれました。すると、「パパ、クワガタさんだけ、女の子がいないから、寂しいって」と、環境以外のことについても教えてくれました。メスのクワガタは死んでしまったので、今はオス一匹です。しかし、カブトは番(つがい)で飼っています。カブトとは別のカゴに入れているので、寂しいかもしれないと察したのでしょう。しかし、こうも言っていました・・「パパぁ、クワガタさんの女の子をアオキ(スーパー名)で買うんだったら、ママに怒られるからね:笑」と・・。そうです、パパの気持ちも察したのでしょうか・・・、なかなかのニヒルな笑顔を見せていました。

 最近は少しでも動かない状態があると、死んじゃったのかなと心配したり、エサのゼリーが少ないよと心配したり、気にかけてくれている様子はあるのですが、いまいち気まぐれな感じもあります。子どもだから、こんなもんなんんだろうなとも思いますが、もう少し、積極的に関われるように促していきたいと思っています。

2015年

8月

19日

お手伝いの競争

 男の子のコミュニケーションは「競争」であることが多くの心理学的研究(実験)からも明らかになっています。それが兄弟という関係であれば、間違いなく遠慮のない競争が繰り返されます。しかし、この競争は親にとっては好都合であることが実際は多いと思います。

 弟むーちゃん(2yr)も自己主張が強くなるにつれて、兄りったん(4yr)への対抗心も芽生えてきてしまいました。りったんがすることは全て真似をするし、同じことができないと「むーちゃんも、しゅる!」と、やり遂げるまで主張してきます。今回は「お手伝い」で競争してもらいました。私がビールを飲みながら刺身を食べようとした時、りったんが醤油の入ったお皿をママに頼まれて運んでくれました。運ぶ途中から「むーちゃんも、しゅる!」と競争心むき出しでアピールしていたのですが、何を運んでいるかはわかっていませんでした:笑。結局その後、むーちゃんは、赤ちゃん用フォークを私に持ってきてくれ、「スプーンよ(スプーンだよ)。あっとは(ありがとうは)?」とお礼を要求・・。フォークだし、刺身をフォークで食べるのは・・・と、いろいろと思うところはありましたが、夫婦で兄弟のお手伝いを褒めちぎりました。奥さんは褒めるのが上手なので、子どもたちは「いいこと」をしている自覚があると、「ママ、こういうことやってますけどね」という暗黙のアピールをしてきます:笑。

 しばらくは、お手伝い行動で兄弟には競っていただこうと思います。

2015年

8月

18日

優しい気持ちの芽生え:だったら僕も食べない!

 愛知県に引っ越してきてから4年目になりますが、この暑さにはなかなか慣れることができません。子どもたちの「1日のご褒美」は、完全無添加のプリンアイスです。

 家に帰ってリビングのドアを開けると、奥さんが「聞いて聞いて」と興奮しています。その興奮の内容は、むーちゃん(2yr)がご飯を食べきる前から「アイス、しゅる(する=食べる)」と言ってきかなかったようです。「ご飯を食べてからね」と何度言っても「アイス、しゅる!」という状況で、ご飯を終えてアイスを待っている兄りったん(4yr)は、むーちゃんが食べ終わるのを根気よく待っていたようです。さすがに待たせすぎているのは可哀想かなと思った奥さんが、りったんにアイスを先にあげたそうです。その時、「むーちゃんが食べれないなら、りらく(=りったん)も食べないよ。だって可哀想だから。我慢するね・・」と言ったそうです。そんなことをサラりと言えるなんて、カッコイイじゃんと感動してしまいました。こういうことは特に教えたわけでもないのですが、本当に途中まで目の前のアイスを我慢している様子に奥さんが折れてしまい、むーちゃんにアイスをあげたそうです。そして、むーちゃんは、夕食の焼きそばを残したままで「アイス、しゅる!」を達成し、りったんはホッとしてアイスを食べたそうです。奥さんはりったんのことをたくさん褒めていたのですが、本人は何を褒められているかよくわからない様子でした:笑。それもまた、カッコイイじゃんと思う私でした。

2015年

8月

17日

カブトムシの如し:スイカを食べる

 夏の食べ物の代表格といえば、スイカを連想される方がほとんどだと思います。スーパーにはスイカがたくさん並んでいても、子どもたちと「スイカだね」というぐらいで、買うことは少なかったように思います。そんな中、同じマンションに住んでいる方から、スイカをたくさんいただきました。

 夕食後に、よく冷えたスイカを子どもたちに出すと、食べる前から大はしゃぎでした。しかも、食べ始めると「おいしい」の連発です。私がスイカは積極的に食べないせいで、ついつい買わないでいたことを悔やみました。「こんなに好きなの?」というぐらい、兄弟で競うように食べていました。種無しスイカだったので、几帳面なりったん(4yr)もガブガブと大胆に食べていました。あまりに美味しかったのでしょうか、白い部分まで食べそうになっているので、「ストップ、白い部分はかじらないよ!」という始末です。弟のむーちゃん(2yr)を見てみると、赤い部分を2センチほど残して、次のものを食べようとしています(貴族的な振る舞いです)。

 スイカをガブガブ食べていると、「カブトムシのようだね」と表現される方もいますが、よくよく考えると、今はカブトムシにスイカをあげている小学生はいないような気がします(あげてはいけないという説も聞きます)。最近ようやく、夜になると涼しくなってきたので、食べ物や景色で夏を感じることができるのも、あと少しになってきたかと思います。スイカ以外にも夏らしい食べ物を子どもたちと一緒に食べたいと思います。

2015年

8月

16日

自宅から花火を見る

 今日(8月16日)は、愛知県のいろんな所で花火大会が行われていたようです。自宅の日進市からも花火をみることができました。

 写真の中央に緑色の花火が見えますが、実際はもう少し大きく見えて、連発花火などは家族で興奮できるキレイさでした。

 むーちゃん(2yr)に「あれ、花火だ!みてみて」と促すと、しっかりとターゲットとなる花火をみることができました。当たり前のように感じるかもしれないですが、花火をしらない子に「花火見て」と言って伝わるにはいろんな条件が必要になります。およそ、心理的条件(思考メカニズム)にはこんなものが必要になります。

 

  1. パパの口調が興奮しているから、なんか面白いものがあるのかな?
  2. ハナビというものをみんながみている?
  3. みんなが「きれい」「お〜」とか言っている対象物(=ハナビ?)を探す


 私は「ハナビ、やばい!」と言ってくれるのをむーちゃんに期待していたのですが(8月14日ブログ参照)、「しゅごーい(すごい)」と「あれ、ハナビよぉ〜」とママとパパに教えるのに熱心なご様子でした。その横で、独特の感性を持ち合わせている兄りったん(4yr)は、「パパ、赤いちっちゃいハナビがあるね。ほら、あっちにも!」と、ビルの最上階に設定されている赤色灯に関心があるご様子でした。動物園に行った時もそうでしたが、むーちゃんはのんびり鑑賞するタイプで、りったんは鑑賞はほどほどに済ませるタイプです(5月5日プログ参照)。

 

 写真にも写ってしまっていますが、クリスマスのリースやフクロウの置物などがあり、季節感を感じにくい我が家ですが、家族で花火をみることができて、楽しい夏夜のひと時を感じることができました。まだ子どもが小さいので花火大会には連れて行ってあげられないのですが、夏が終わる前に、手持ちの花火でもしたいなと考えています。

2015年

8月

16日

こどもの便秘をどうするか

 むーちゃん(2yr)は便秘になりがちな体質です。先週も1週間もウンチが出なかったので、浣腸をしたのですが、今週も1回もウンチが出ませんでした。

 奥さんと相談して、今週も浣腸をすることにしましたが、むーちゃんは勘がよく、イヤイヤモードになって抵抗をします。今回は1回の浣腸では効果がなかったので、時間を空けて、カルピスを飲ませた後に2回目(少量)を行いました。無事にカチカチのゴルフボールぐらいの太さの長い「ブツ」が出ました。大人でもこんなブツは・・と思うと、辛かっただろうなと可哀相になります。

 浣腸を何回かしてみて「いい!」と思ったのは、肛門にオイルを塗ってあげることです(我が家では馬油を使用)。そうすると、浣腸の先っぽが入りやすいだけでなく、「傷つけにくい」というメリットがあります。また、むーちゃんのように大きな仕事をする場合は、肛門が傷つくこともあると思うので、オイルでほぐしておくと予防効果があるような気がします。


 奥さんと話し合った結果、便秘になる要因と改善を以下のようにまとめました。


  • 水分補給がすくない >> こまめに飲ませる(大好きなカルピスなども飲ませる)
  • トイレ(排便)行動を定着化させる >> 定期的にオマルに座らせる
  • ウンチスタイルを変更する


 3つ目の「ウンチスタイル」というのは「?」と思うかもしれません。むーちゃんは、ウンチをするとき、手のひらを肩の高さにあげて、鳥が羽をバタバタさせるようにして「勢い」をつけてするのです。しかもその時のお尻はキュッっと締めています。見た目は可愛いのですが、これではなかなか出るものが出ないので、オマルに座らせたり、「ライオンのウンチ」を真似させたりしています。

 ちなみに、兄のりったん(4yr)も「ウンチ事情」では悩みを抱えているので、また、悩みを聞いていただけると幸いです。

2015年

8月

14日

2歳にしてギャル男?

 昨日は、カブトやクワガタの餌(ゼリー)を買いに、りったん(4yr)とむーちゃん(2yr)を連れてホームセンターに行きました。案の定、子どもたちは走り回ろうとするし、勝手にカゴの中にほしい物を入れようとするし・・・、常に監視していないといけない状態です。我が家の定番コースは、ホームセンター内のペットショップで動物を鑑賞することです。お兄ちゃんは、熱帯魚などを見て「パパぁ、このお魚さん綺麗だね」としみじみ鑑賞しています。その横ではむーちゃんが「このシャカナ(魚)、やばい!」と指をさして興奮しています。「・・・やばいって・・・」と夫婦で顔を見合わせ、もう一度確認します。「この魚、かわいいね」と私が言うと、「かワいい、やばイ!」と、やはり「やばい」ようです。。この言葉はどこで仕入れられたのでしょうか? おそらく、保育園だと思いますが、こういうワルい言葉も一つのコミュニケーションの要素になっていると思うので、今は修正しないで見守ろうと思います。

 話は全然変わりますが、お兄ちゃんは、必要もないのに「乾電池のパック」を毎回買おうとします(電池のことを「デンチン」といいます)。レジの前に陳列してあるので、必ずカゴに入れようとするのですが、なんなんでしょうね:笑。

2015年

8月

01日

くるりんバスを楽しむ

  今日は朝から「くるりんバス」に乗ってきました。といっても、明確な目的地があったわけではなく、くるりんバスに乗るというのが目的でした。自宅近くのバス停に10時に乗り込み、最終的に帰宅したのは12時頃でした。写真は途中下車した市役所のバス停の風景です(くるりんバスでいっぱいです)。りったんは、先週あたりから、「くるりんバス乗りたいなぁ」と言っていたので、希望を叶えることにしました。

 くるりんバスに乗って、一昨年まで住んでいた日進駅周辺を通ったのですが、その際に「この病院は、赤ちゃんの時に注射を打ったところだね」と、りったん(4yr7m)がつぶやいていました。他にも「ここでケーキ食べた」とか「赤い電車が通るよね」とか。小さな時の記憶がちゃんと残っているんだなと感動してしまいました。

 さすがに、復路のバス乗車では、むーちゃん(2yr5m)は眠くなり、りったんも飽きてしまったようです。しかし、最後まで「おりこうさん」で乗車できていたのは、我が子ながら偉いと感心しました。バスを降車してからは、近くのスーパーでアイスクリームを買って、家族で汗を拭きながら楽しく食べました。大人からすれば「何が楽しいの?」と思えることですが、子どもにとってもワクワクするイベントのようです。往路のくるりんバスには、同じような「くるりんファン」の3歳の男の子が、おじいちゃんと乗車を楽しんでいました。

 「今度は、赤い電車に乗りたくなっちゃった」と、りったんが言っているので、今度は名鉄線に乗ることになると思います:笑。

2015年

7月

29日

新たな仲間が来ました:カブトムシ

 我が家でクワガタを飼い始めてから結構経ちますが、本日、新たな仲間が加わりました。そうです、昆虫の王者「カブトムシ」です。

 今朝、勤務先の大学に着くと、同じ保育園にお子さんを通園させている同僚の先生から、「もしよければ、お子さんに、カブトムシいかがですか?」と言っていただき、カブトムシをいただきました。お話を聞くところによると、お子さんと昆虫採集に行った際に20匹以上のカブトムシを捕まえたそうです。我が家でそんなことをしてしまったら、奥さんが・・・と考えただけでも怖いですが、「子どもたちと夜中に昆虫採集」はいつかはやってみたいなと思っています。

 保育園から帰ったりったん(4yr7m)は、玄関においてある小さなカゴを見つけて「なに、これ!」と興奮して覗き込み、カブトムシに大興奮でした。ツノの位置がクワガタとは違うこと、女の子(メス)は、カブトもクワガタもツノが小さいことなど、観察した結果を私に熱心に報告してくれました。これから、毎日観察してくれることを楽しみにして、私はせっせと世話をしていきたいと思います。

2015年

7月

24日

パパは5歳になりました

 今日は私の誕生日でした。大学ではゼミ生やOGにお祝いをしてもらい、本当に嬉しかったです。毎年「お父さん的」にお祝いしてくれるので、子どもが一気に増えたような気分になります:笑。写真はゼミ生から頂いた江戸切子のグラスです。

 大学から帰宅する前に、奥さんと保育園にりったん(4yr6m)のお迎えに行き、ワインやケーキを買って帰りました(江戸切子に合う日本酒も:笑)。家に着いて少し休憩してから、ささやかですが誕生日会を家族にしてもらいました。ロウソクに火をつけ、奥さんはビデオを回す準備をしています。「せ〜の!」とハッピーバースデーの歌の歌い出しを奥さんが音頭を取った瞬間、りったんが「フ〜、フッ!」とロウソクの火を消す・・・。我が家らしい光景です。もう1度火をつけ、ビデオ撮影です。今度は歌の後に「ふ〜」と子どもと3人で火を消すことができました。大人がワインを飲みながら話している横で、子どもたちは何かの妖怪に取り憑かれたようにケーキを食べています・・。これも小さな子がいる家族ならではの光景かもしれません。

 奥さんから「りったんの誕生日感」について、面白い話を聞きました。「りったんは何歳?」と聞くと4歳とちゃんと答え、むーちゃんも2歳だとちゃんと答えるようです。「パパは何歳?」と聞くと、「う〜と、からだがおおきいから5才ね」というようです。「ママは?」ときくと、「ママもからだがおおきいから5才」というようです。「**先生は?」・・「だから、からだがおおきいから5才だよ」・・。つまり、りったんの理論では、ある程度の大人だと5才になるようで、それ以上の年齢はないようです:笑。最初は「犬年齢に換算してるの?」と面白がって聞いていましたが、よく考えると素敵な考えだなと思います。日本はやたら実年齢にこだわります。しかし、みんな大人は5才ということになれば、いろんな交流が気兼ねなくできるでしょうし、もっと気楽に楽しめるのではないのでしょうか。同じぐらいの歳かなと思っても、実年齢が年上だったり年下だったりすると、気を遣ったり遣われたり・・。もちろん、日本の文化も好きですが、欧米のようにもっと、フランクになってもいいような気もします。

 奥さんは私より2才年上なのですが、りったん理論により同い年になったので、少し嬉しそうでした。私も今日からは5才として生きようと思います:笑。

2015年

7月

23日

どっちの体幹トレーニング?

 夕方に家に帰り、お風呂に入るまでの時間は、子どもたちと体を使った遊びをします。最近は、むーちゃん(2yr4m)の体幹を鍛えるために、お馬さんに乗ってもらったり、ベンチプレスの体制で手の平にむーちゃんを乗せてバランスをとらせたりと、さまざまな運動をしているます。この遊びで問題になるのは「むーちゃんだけでは終われない」ということです。つまり、りったん(4yr6m)が絶対に同じこと、もしくはそれ以上のことをやりたがります。りったんの体重は21kgもあり、お馬さんになるのはまだできても、ベンチプレスになるととても危険です。持ち上げることは問題なくできるのですが、バランスを崩して落下する時には、私のお腹や肋骨部分にお尻が「ドンッ!」と落ちてくるので、相当のダメージを喰らいます。ラグビーをやっていた時の後遺症(肋骨の複数本骨折)に響きますが、我慢するしかありません。

 むーちゃんは、体幹が弱い気がします。どの体幹遊びをしても、フラフラしてしまいますし、すぐに落下してしまいます。ひょっとしたら、体幹が弱いのではなく、「落ちないようにしよう」という動機がない可能性もありますので(落ちるのを楽しんでいますので)、もう少し様子をみながら遊ぼうと思っています。今回は「お馬」から落ちないことの楽しさを知ってもらうことにしました。りったんのお手本を見せたのですが・・・イマイチ理解できないらしく、カッコよく落ちようとしていました。その様子を見て、「パパァ〜、りっちゃんが、むーちゃんを押さえておくから!」と、りったんがナイスな提案をしてきました。「お願いね、りったん!」と頼むと、背中によじ登り始めました。「え?りったんも乗るの?」と聞くと、「だって、むーちゃん、おちるから」とこっちの意図はわかっていない様子。しぶしぶ2人を乗せることにしましたが、総重量36kg・・しかも、背中で思い思い暴れているので、バランスを取るのが難しい・・。どっちの体幹を鍛えているのかわからないぐらい、疲れ果ててしまいました。さすがに、この体幹を鍛える遊びは隔日程度にしないと、私のぽっちゃり体型が維持できなくなると思います。

2015年

7月

19日

歯磨きのコツ

 小さな子どもの生活習慣で苦労することの1つに「歯磨き」があります。子育て相談の中でも「歯を磨かせてくれない」というママさんたちの悩みを多く聞きます。子どもの歯磨きをする際に気をつけていることを以下にまとめてみました。


(1) 力を入れずに軽く歯にあてる

(2) 上唇裏の真ん中にある筋に当たらないように磨く

(3) 真剣な顔で磨かない(ニコニコして磨く)

(4) 褒めながら磨く(終わったら家族全員で褒める)


 後半は技術的な面よりもメンタル面の問題ですが、やはり、「歯磨き、楽しい」と思ってもらうことが一番だと思います。あとは、歯磨きセットにもちょっと工夫するといいかもしれません。歯ブラシでお勧めなのは「たんぽぽ歯ブラシ」です。全部の面から毛が出ていますので、とても磨きやすいです。あとは定番の「いちご味の歯磨きジェル(幼児用)」です。我が家の子どもたちは、歯磨きを渡すとチューチューと歯磨きジェルを吸ってしまうので要注意しています。子どもたちが歯磨きを嫌がる理由は、上記でいうと(1)や(2)の要因であることがほとんどのようですが、(3)や(4)のように楽しく生活習慣を身につけるというのも、「自発性」と「持続性」には重要な観点だと思います。険しい顔で自分の歯を磨かれたら嫌ですもんね。

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2015年

7月

18日

お片づけ

 子どもの「しつけ」で難しいとされているものの1つに、おもちゃの片付けがあります。大人でも、自分の遊んでいるものは、出しておきたいし、片付けるのは面倒です。子どもはもっと、このような思いが強いと思います。我が家では、お片づけを子どもたちがしやすいように、おもちゃを袋にいれたり、カゴにいれたりと、カテゴリー化して収納させることにしています。トミカのおもちゃは赤い袋、プラレールのおもちゃは白い袋、人形系はビニール袋、などなど、カテゴリーと袋が対応しています。このように準備してあげることで、子どもたちは「考えながら」「楽しんで」お片づけができるようになります。カテゴリー化というのは、子どもの認知発達においても重要な部分ですので、一石二鳥です!あとは、これらのおもちゃを「秘密のテント」に大事に保管しておいてもらえばOKです。

 小さな時は、おもちゃで遊んでくれるだけで感動したものですが、次第に「片付けなさい」という思いが強くなっていないでしょうか?子どもが小さな時に私が意識したのは、おもちゃを片付けるという「遊び」です。ボールやおもちゃをバラまいては、「カゴにしまおう!」という遊びをしました。つまり、おもちゃを出すことよりも方付けることに焦点を当てていました。この取り組みのおかげで、りったん(4yr6m)は「片づけ名人」です(几帳面な性格もありますが)。ちなみに、むーちゃん(2yr4m)には「片づけ遊び」を意識的にはしていませんでした。なぜかというと、お兄ちゃんの真似をするのが何よりも楽しいので、お兄ちゃんが片づけを始めれば自然に始めます(ただ、自発性の問題は残ります)。まだ小さなお子さんであれば、ぜひ、試してみてください。

2015年

7月

17日

秘密のテント

 何かに集中したいときや落ち着きたいとき、大人は個部屋にこもりますが、子どもたちにも同じような感覚があるのかもしれません。写真に写っているサーカステントは、何回も出したり片付けたりしているものですが、再び置くことにしました。このテントの中に兄弟で入り、おもちゃで遊んでいることろを上の屋根部分の小窓から覗き込むと、何やら秘密の悪いことをしているような雰囲気を漂わせています。

 このテントの中には、おもちゃが片付けられているので、テントの中で遊んでいてくれる分には、散らからなくて助かります:笑。兄弟だけが自由に出入りができるようで、私と話をするときは「ちょっと、パパさぁ、この中に入ってお話ししようかぁ」と誘われます。テントに入ると、「むーちゃんも」と慌てて入って来ては、特に重要な話でもないのですがコソコソ話をします:笑。

 1週間もするとテントの使用方法が変わり、サザエさんのエンディングの最後に映る家のように、左右に飛び出したり、半回転したり・・家としての要素はほぼなくなります。その1週間後には、単なるおもちゃ置き場になり、最終的には、むーちゃん(2yr4m)がウンチをする時の隠れ場所になります(子どもでも見られるのは嫌みたいです:笑)。そんなこんなで、テントのフレームが限界に到達してしまいましたので、破棄することになりました。家にはまだ、類似した箱物があるので、今度はそれを出して遊ぼうと思います。

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2015年

7月

13日

男同士の動物談義の途中で・・

 むーちゃん(2yr4m)は、朝と晩に必ず「動物図鑑」を読んでいます。最近では、「キリンさん、しっぽある」「ぞうさん、しっぽある」と、しっぽがあるかないかが気になるようです。ちなみに、むーちゃんに「むーちゃんはしっぽある?」と聞くと「あるよぉ」と答えます:笑。そんな、動物大好きのむーちゃんは、絵本を朝晩読むように、手の甲に動物のイラストを描くのが日課になっています。保育園の先生も毎日描いてくださるので、とてもありがたいです。写真のイラストはママが描いたゾウさんの絵です。人差し指をクネクネさせて、ゾウさんの動きを表現しているのが可愛いです。

 むーちゃんは夜になると、ママの近くで寝るのですが、悔しさのあまり「むーちゃん、動物のしっぽのお話ししようよ」と誘ってみました。ママとお兄ちゃんを乗り越えて、私の枕に一緒に顔をつけて、「(むーちゃん:)ライオンさん、しっぽある」「(私:)しっぽあるねぇ。キリンさんは?」「(むーちゃん:)キリンさん、しっぽある」・・・・このやりとりをかなりの時間していたのですが・・・・どうやら、私が先に寝てしまったようで・・・。次の夜、「むーちゃん、こっちに来てよ。動物の話しよ」とお誘いしたら「グォ〜、グ〜」とイビキの音をわざと立てて寝ているふりをしています。最初は「そんなことができるようになったんだね!」と笑ってたのですが、その直後に、先に寝てしまったことを妻から聞かされて、申し訳ない気持ちになりました。私はイビキをかいてねていたのでしょうか:笑?外で遊ぶ時はパパと手をつながきがるのですが、寝る時はママと一緒がいいというのは「本能」なのでしょうか。

2015年

6月

26日

クワガタに挟まれた!!!

 男の子といえば「虫遊び」が大好きです。私も小さい時は、クワガタ虫やカブト虫など、多くの昆虫を飼育していました。私と同世代かそれ以上のお父さんは、夏休みに森に昆虫採集に行くのが日常だったと思います。

 我が家でも、クワガタ虫を飼育することになったことは、前回のブログでも紹介しましたが、早速、りったん(4yr5m)は「洗礼」を受けました。。我が家では3日に1回程度、マット(おが屑)の手入れをするのですが、その際に、りったんの手のひらにクワガタを乗せて移動してもらいます。もう、想像がつくと思いますが・・挟まれました!しかも、相手はオオヒラタクワガタという6センチほどあるクワガタで、なかなか挟んだものを離さないことで有名です。私も小さな時は指をよく挟まれましたが、リッタンの場合は「手のひら」×「オオヒラタクワガタ」という悪条件です。最初から2ミリぐらい角が手のひらに食い込んでしまい、叫び声のように泣いていました。私は角をもって開こうとしましたが、中途半端に刺激したせいで、さらに3ミリほど喰い込んでしまいました!そのあまりにもグロテスクな皮膚のエグられ方に、りたったんの「イタイよ〜!!」は強くなります。私はクワガタを殺してしまうことも覚悟して、思いっきり角を開くことにしました。かなり皮膚の奥まで喰い込んでいたせいもあり、なかなか角を抜くのは大変でしたが、何とかクワガタを離すことができました。手のひらは、病院に行くかどうか迷ってしまうほどエグられた跡が痛々しい状態でした。すぐに消毒をして処置をしましたが、強烈な光景にりったんも変な興奮が冷めない様子でした。落ち着かせてから、今後の対応も兼ねて、いろんな情報を集めました。重要な部分をまとめると要点は以下のようになります。

 

Q:クワガタを離れさせるには?

A:水をためておいて、クワガタを浸す・・・クワガタはそのぐらいでは死にません


Q:挟まれた時の処置は?

A:消毒をしておけばOK・・・養殖の場合は危険性が少ないが野生は危険(特に外国産の野生)


 この2点を押さえておけば大丈夫だと思います!中には、薬品を使って離れさせるとかありましたが、「そんな薬品は家にないでしょ普通は」というウンチク系の対処が多くありました:笑。自分が挟まれる分にはいいですが、子どもとなると心配が増してしまうのが親というものです。冷静に対処すれば大丈夫ですね:笑。

 りったんは、クワガタに挟まれた後に、もう一度、クワガタを触って「怖くない」という経験をしてから、カゴを元の場所に戻しました。「クワガタに挟まれたなんて、かっこいいねぇ」と両親が言っていたからでしょうか、「ボクはクワガタに挟まれて良かったよ」と強がっていました:笑。

2015年

6月

13日

ゼミっ子から父の日を祝ってもらう

 今日は今井ゼミの特別講義を実施しました。昨年度に卒業したOGの養護教諭と大学院生の4名にお願いして、講義・ケース検討・教採面接練習を実施してもらいました。

 OGとは普段から連絡を取っているので、大体の様子はわかっていたつもりでしたが、実際に現場の話などを聞かせてもらうと、元ゼミ生であっても「先生」と呼ばなければならない日も遠くないなと感じるぐらい、成長していていました。現役のゼミ生たちも、OGが来ることをとても楽しみにしていたので、本当にありがたかったです。

 特別講義を1限から4限までビッシリと行い、その後は名古屋駅付近のお店で「懇親会」を行いました。もはや、今井ゼミといえば「〜会」と銘打った「飲み会」が沢山あるゼミという印象だと思われていますが、とにかく、みんなでワイワイするのが好きなゼミ生です。テーブルは2つに別れていましたが、どのテープルも笑い声が絶えなくて、席を入れ替わるなどして各自が思い思いにOGたちと酔っ払っていまいした:笑。

 私がゼミ生と戯れていると・・「今井先生!おめでとうございます!」と突然お祝いの声が!私は混乱してしまい、「え?ありがとう・・・なんのお祝い??」となっていましましたが、「父の日です!」とのことでした。ゼミっ子たちのサプライズを本当に嬉しく思いました。しかも、おしゃれなシャツと大好物のケーキ・プリンの詰め合わせまで(しかも家族の分も)頂きました。もらった服はすぐに着替え、飲み会の後半はゼミっ子にもらった服で過ごしました(みんな、ありがとう!)。さらに、その後しばらくしたら「おめでとう!!」の声が再びあがりました。誕生日が近い3名のゼミっ子のお祝いです。みんなが祝福し、プレゼントを開封する時には、誕生日のゼミっ子たちは泣いてしまいました。

 飲み会が終わり、お店の前で集合している時には、なぜか、いろんな人が泣いていましたが、みんなもっと飲みたいな・話したいなと言っていました。しかし、今は教採前だったり、実習中だったりと、みんな大事な時期ですので(時間も遅かったこともあり)、今回は解散ということにしました。勉強も遊びも全力で頑張るゼミ生をみていると、私も頑張らなければなと思います。この大学に着任して4年目になりますが、ゼミ生たちが良いゼミを築き上げてくれてるなと感じて感謝しています。私は帰宅バスの中で、ほろ酔い気分のの状態で、ゼミっ子からメッセージカードを何回も見返してしまいました。

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2015年

6月

06日

クワガタがやってきた!

 前回のブログで、大の虫嫌いのママが「クワガタ飼ってもいいよ」の大英断をしたことを報告しましたが、早速本日、クワガタを迎え入れました!

 私が子どもだった時は、夏になると早朝や夕方に神社に行き、クワガタやカブトムシを捕まえたのもです。ニュースなどで、都会ではデパートでクワガタが売っているという情報を見聞きすると、とても不思議な気持ちになったことを覚えています。時は20年以上経ち、まさか、自分がクワガタを購入するとは思ってもみませんでした。しかも、土や木、エサまでもを購入してしましました。とても複雑な心境ですが、この気持ちは、多くのパパ達も経験しているのではないでしょうか?

 いろんな動物や虫と触れ合うことで、りったん(4yr5m)は自信がついたようで、今回の飼育にも積極的に関わろうとしていました。もともと、りったんも虫が大嫌いで、しかも、汚れるのも嫌いなので、虫を飼育することなんてないかもしれないな・・・と悲しい気持ちでしたが、一緒に土マットに水を入れて手で混ぜたり、木をセットしたり、頑張りました。クワガタをカゴに初めて入れる作業は、もちろん、りったんにやってもらいました。手のひらに乗せるまではよかったのですが、土マットの上に置くというよりは、手で振り払うように乗せてしまいました。まだまだ、不慣れで怖い部分もあるようですが、持ち前の優しさで大事に育ててくれると思います。

 怖いもの知らずで、ただいまイヤイヤ期という無敵状態のむーちゃん(2yr3m)も、「むーちゃんも、くわがた、しゅる〜」と触りたい様子でしたので、手のひらに乗せてあげました。腕の方に這い上がるクワガタに多少の緊張が見られましたが、やはり、怖いものはないようです。。

 困ったのは、カゴの置き場所です。ベランダでもいいのですが、日中は日当たりがいいので、移動してあげないといけません。一番いいのは玄関なのですが・・・「えぇ〜、そんなこと聞いてないよ!ベランダでいいって言ってたじゃん。そんなんだったら、絶対に飼ってもいいよなんて言わなかったのに。わざと言わなかったんでしょ!」と、元祖虫嫌いの方から厳しいお言葉が・・。マンションだと、クワガタムシを飼うのも一苦労です。・・と言いつつも、子どもの頃は滅多にお目にかからなかった「ヒラタクワガタ」には正直テンションが上がっています。今年の夏は、近所の森に出かけて、天然クワガタをゲットしたいなと思っています(ママ、ごめん)。

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2015年

5月

31日

田舎で遊ぼう!

 今日は家族全員で祖母のお見舞いで岐阜県郡上市に行ってきました。郡上というと「徹夜踊り」が有名ですが、私の祖母がいるところはもっと田舎の郡上です:笑。今回は子どもたちを連れて来ることができたので、いろんな田舎経験をさせてあげたいなと思っていました。

 田舎には生活水路があり、夏でも冷たくてきれいな山水が側溝に流れていているので、果物を冷やしたりしています。りったん(4yr5m)もむーちゃん(2yr3m)も、水路の水溜に腕を突っ込み、キャッキャとしばらく遊んでいました。途中、りったんを「田んぼ」に誘い出し、 オタマジャクシを採りにいきました。二人で裸足になり、タモをつかって10匹程度を捕まえました。虫や生き物を過剰に怖がるりったんですが、今回は勇気を出して手のひらに乗せることができました。すでに、足や手が生えているオタマジャクシを見て、「パパぁ、これって、オタマジャクシなの?」と興味津々です。絵本や図鑑で見ているオタマジャクシには手足はないので、不思議だったようです。しばらく観察した後、「もう、オタマジャクシもおうちにかえりたいからさぁ、さっきのところにいこ」とバケツをもって田んぼに向かって、りったんが歩き始めました。ちゃんと、優しい気持ちも育っているなと嬉しい気持ちになりました(写真はオタマジャクシを還すところです)。

 叔父の話では、最近はホタルの数も戻ってきたとのことで、田舎の環境も変化していることに驚きました。環境が良くなってきたということを聞く一方で、田んぼで真白なオタマジャクシを見た時は環境に異変があるのかなとも思いました。私が小学生の低学年の頃、夜中に蛍が部屋に沢山入ってきて、とてもワクワクしながら天井を見上げて寝た覚えがあります。また、叔父がタバコを吸う時に使ったマッチを火がついたまま田んぼに落とすと、田んぼが蛍の光で一斉に光る「光の絨毯」をいまだに記憶しています。

 帰宅する時、「男の子だから、クワガタとか飼ってみようか、嫌だけど:笑」と、虫嫌いの奥さんが言ってくれたので、今年の夏は子どもたちと早朝から森にいって昆虫採取をしようと思いました。

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2015年

5月

27日

お兄ちゃんのマネをする

 小さな子は身近な存在をマネることによって、様々なことを学んでいきます。心理学ではモデリングと呼ばれる行為ですが、むーちゃん(2yr2m)も、最も身近なお手本(りったん:4yr4m)から、良いことも悪いこともモデリングしています。

 最近は、テレビを見ながら呟いているような独り言まで、むーちゃんはマネをしようとするので、「むーちゃん、マネしないで!」とりったんの怒りをかうこともしばしばです。むーちゃんが特にマネをしたいのは、りったんのダンスです。どんな番組でも音楽がかかると、オリジナルのダンスを即興で踊っているのですが、そのダンスをマネしたいらしいのです。しかし、なかなかマネできないので、どんな小さな動きも見逃さないように、踊りながら「お手本」を凝視しています。私としては、ハードなオリジナルダンスよりも、基本的な動きが入っている「振り付け」の方がカワイくていいなぁ、見たいなぁと思っていました。そのため、むーちゃんには、ベネッセのテレビ教材を見ながら踊ってもらうことにしました。画面に出てくるシマジロウの動きに合わせて、手を上げたり下げたり・・・可愛いです。しかし、そんな和やかなムードも長くは続かず、「むーちゃん、そうやないから。ちょっとみてて!」と後ろから、むーちゃんが憧れる先生からの指導が・・・。そして、むーちゃんは、画面を一切見ることなく、独自のアレンジが加わったダンスを食い入るように見つめるのでした。先生は丁寧に教えるつもりはさらさらなく、「見て覚えろ」という教え方のようです。。

 バンデューラという心理学者は、モデリングの研究のなかで「代理強化」に関する実験を行っています。この実験では、テレビの中に出てくる登場人物が悪いことをやって仕返しをされる主人公の映像を見た後の子どもたちは、その主人公と同じような状況に置かれると、主人公のような悪い行動をしないようになったというものです。つまり、主人公などのモデル(マネする対象)が叱られると、「僕もあのように行動すると叱られる」ということを代理的に学ぶということです。むーちゃんの場合もひょっとしたら、りったんがダンスすると非常に両親が褒めて盛り上がっている状況をみて、「むーちゃんも!」と代理学習しているのかもしれません。たしかに、絵を描くことも好きなのですが、それもいつも賞賛されているお兄ちゃんの状況を見ているからかもしれません。しかし、「悪いこと」については、まったく代理強化が行われておらず、直接叱ってもニコニコしているだけです。そこの学習もして欲しいんだけどな・・・と心理学者夫婦は思っています。

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2015年

5月

23日

愛知牧場とニンジン:再び

 今日は家族で「愛知牧場」に行ってきました。前回からちょうど一年経ちますが(2014年5月10日のブログ:愛知牧場とニンジン)、下の子(むーちゃん:2yr3m)も大きくなり、お兄ちゃん(りったん:4yr5m)もますます動物好きになっています。今回一番心配だったのは、むーちゃんのヤンチャぶりが爆発しないかということでした。りったんは「おっとり」「慎重」という感じですが、むーちゃんは「せっかち」「挑戦」という真逆の性格です。相手は動物なので、噛み付かれないな、迷子になって柵の中に勝手に入っちゃうのでは・・と親としては若干の不安がありました。

 りったんは、購入したニンジンを多少ビクビクしながらも、勇気をふりしぼって「おいしいの?もうひとつ、たべる?」とロバ・ヒツジ・ヤギ・マーラ・・など、いろんな動物と「慎重」に触れ合っていました。特に、マーラはお気に入りで、30分以上時間をおいて、再び、ニンジンをあげに行きました。一方、むーちゃんはというと、りったんがニンジンをあげている様子を見るやいなや「むーちゃんも、しゅる(する)」とニンジンを要求してきます。そして、大人でもちょっと身構えてしまう大きなロバに、「はい、どーぞ」と食べさせていました。他の動物にも臆することなく、ニンジンをたくさんあげていました。2人とも動物との接し方は違いましたが、大満足の様子でした。

 帰宅前の最後のイベントとしては「乗馬」に挑戦しました。前回は怖がってしまい挑戦ができませんでしたが、今回は「乗る」と、りったんは気合いを入れていました。乗馬用の茶色のヘルメットをかぶり、悠々と馬場を1周しました。私は馬の横について一緒に歩いたのですが、「ビクビクとドキドキの狭間」で頑張っている姿をみて、本当に成長したなと感動してしまいました。元の場所に戻ると、むーちゃんが泣きながら地団駄を踏んでいました。麦わら帽子を投げ飛ばし、「うま、しゅる」と乗馬に対しての意欲を示していました。しかし、馬の大きさ、むーちゃんの小ささ、体幹の弱さ、などを考えると落馬しか想像できませんでした。しかし、どうにもならないほど、むーちゃんが荒れていましたので、私が落馬予防をしながらガイドさんと半周することにしました。写真は乗馬した瞬間を撮ったものです。親の心配をよそに、馬を恐れることなく、キャッキャと笑っていました。体幹も思ったり発達していて、鞍をしっかりつかんで、ニコニコしながら半周することができました。

 本当は、乗馬経験者として子どもたちにカッコいいパパを見せたかったのですが、そのためには、馬に負担をかけないボディーとメンタルを作らないといけないです。家族で馬に乗りながら浜辺を散策というのも良いですね。

2015年

5月

12日

目の次は歯

  子どもの病気や怪我は、親のこころを弱らせます。できることなら代わってあげたいなと思ったことは、みなさんが何度も思ったことだと思います。このブログで度々取り上げています目の病気や視力についても、心配の種です。今日も近所の大学クリニックの眼科で特別検診を受けてきました。前回は視力が上がってきていたので、特別な治療などは必要ないかもしれないということでしたが、念のため病院から再検査を求められていました。検査の結果、さらに視力が上がっており、問題はないということになりました。しかし、目の病気になることが多いので、引き続き気をつけたいと思います。目の件は一件落着したのですが、今度は「歯」です。最近は、保育園での遊びで疲れてしまい、お風呂から出た後に歯磨きをさせると、適当に磨くか、最初から仕上げ磨きを私に要求してきます。りったん(4yr4m)は、お兄さんになってきたので、磨かくことに抵抗は示さないですが・・むーちゃん(2yr2m)はイヤイヤ期もあり、磨かない・磨かせてくれないという状態です。無理やり抑えて磨こうとしても、歯磨きを噛んで離そうとしないし、口を尖らせて抵抗してきたりします。こんな時は、りったんの時にも助けていただいた「歯磨きワンワン」の登場です(写真)。「歯磨きワンワンの歯を磨いちゃおう!すごいな、ワンワンは!」というと、急いで駆け寄ってきて、負けじと口を開けてきます。歯磨きワンワンは引退していて、大きな口に様々な異物を押し込まれるという生活を送っていたのですが、どうやら、本職でまた復帰しそうです。今後の活躍を期待しています。

2015年

5月

09日

暑くなってきました

 5月だというのに25度を超える日も珍しくない愛知県では、子どもたちの体温調整が難しいと感じることが多々あります。

 我が家では7時頃に子どもたちと私でお風呂に入ります。子どもたちはお風呂が大好きなので、ついつい長風呂になってしまい、最後に出る私はいつもヘトヘトになっています。4月頃までは湯冷めしないように、パジャマをすぐに着せていましたが、最近は、しばらく裸で過ごさせています。この風呂上がりを裸で過ごしている様子をみていると、夏が来ていると感じます。エアコンで涼しくするのもいいですが、自然の風を家の中に取り入れて涼しむことができるのは今の時期ぐらいしかできないので、子どもたちにも自然を感じてもらいたいと思います。

 写真は、風呂上がりに大好きな「妖怪ウォッチ」の録画を兄弟で見ているところです。さすが兄弟、後ろ姿が激似です(座り方も似ています:笑)。

2015年

5月

05日

動物園でみる兄弟の特徴

 今日は東山動物園に行ってきました。りっちん(4yr5m)とは、2人で何回も来ているのですが、むーちゃん(2yr3m)とママの4人で来たのは1年ぶりぐらいです。

 GWということもあって、さすがに、どの動物も人気で、近くで見るのは一苦労でしたが、子どもたちは大興奮でした!ただ、興奮のするポイントが兄弟間で若干違うようでした。りったんは、動物のいる場所に着くこと自体が楽しいようで、大好きなキリンの場所に着いた時でさえ「次、どの動物を観に行く?」とすぐに聞いてきます。むーちゃんは、別の動物ポイントに行こうとすると「い〜やっ」と言いながら踏ん張って、その場を離れようとしません。どうやら、むーちゃんは「じっくり観たい派」のようです。抱っこしていても「しっぽ、ある。キリンしゃん、おおきい」と小声で言っています。この違いが私たち親をとても厳しい状況に追い込みました(どちらかを立てれば、どちらかが立たず・・)。また、りったんは勝手にどこかに行ってしまうことはないので安心して一緒にいられますが、むーちゃんは・・・気づくと、別の夫婦の前に立って愛想を振りまき、自分の行きたいと思う所に自由に移動します。。よく、次男はワンパクだと言われますが、どの家庭でもそんなものなのでしょうか・・。

 今回のお出かけで一番楽しそうだったのは、動物を観ることよりも、バスと電車を乗り継いだ行き帰りの行程のようです。りっちゃんは乗り物が大好きなので、動物園を出るときも「電車とバス、乗る?」とワクワクしていました。むーちゃんも「でんちゃ、はやぁ〜い」とはしゃいでいました。私は自動車の免許を持っていないので、お出かけの時に「移動で疲れさせちゃうな」と申し訳ない気分になるのですが、子どもたちが電車やバスに乗ることを今のところ喜んでくれているので、ホッとしています。ただ、帰りのタクシーの中では、眠そうにしていたので、やはり、車の免許は必要に感じています(免許を取ったら、家族でキャンプに行くのが私の夢です)。

 6月は、みんなで水族館に行こうと思っています。これまで、りったんとは4回ほど水族館に行きましたが、イルカショーをまともに見ていません。1回目は熟睡、2回目はお弁当に夢中、3回目はお弁当の食べカスに群がる鳩に夢中、4回目も鳩を追っかけるのに夢中。。今度こそはイルカに興味を持って欲しいと願っています。

2015年

5月

01日

12. 今井ゼミのアルバイト

 先週の腕相撲大会で女子に敗北してメンタルをやられ気味の加藤です。この悔しさをつらつらと語りたいところですが、今回は、まだ誰も語っていない今井ゼミ生が学内で行っているアルバイトについて紹介します。

 今井ゼミでは授業の空き時間を活用したアルバイトを行うことができます。4年生になると試験勉強や就職活動により、アルバイトに時間を割くことが難しくなくなります。このような状況において、空きコマ等を活用して行えるゼミアルバイトは効率的に収入を確保できるので、本当にありがたいです。

 アルバイトの内容は、教務補助(Teaching Assistant:TA)、研究データの整理、事務作業、などなど、研究と教育に関連する業務になります。今回は、僕が行っているTAについて紹介させていただきます。TAとは名の通り授業の補助や運用支援を行います。今井先生が担当する心理学概論(幼児保育専攻向け)の授業クラスは100名を超えるので、「出欠席の確認」「学生の質問等に対する回答」「資料の印刷」などが主な業務となっています。そして、それ以外は授業を受けているという感じです。私がTAを行っている心理学概論は一年生の頃受けていた授業なので重なる部分はありますが復習にもなります。現在の1年生がどういう態度で受講しているのか、どういう話に興味を持つのか等、受講時は持っていなかった視点で授業が見られるところもとても面白いです(正直、自分が一年生の頃、不真面目に受講していたため、真面目な一年生に感心するばかりです:汗)。また、授業内容の他にも先生の話術や授業の進め方など、学びたいことが沢山あります。

 今この記事を読んでいる人が一番気になっているのは「時給がいくらなのか」ということなのではないでしょうか:笑。具体的な金額は公開できませんが、1つ言えるのは僕が地元で働いている某ホームセンターよりも時給が高いということです。売り場の中を走り回り、お客様に頭を下げ、木材をカットする・・・そんなバイトより時給がいいんです。少し下世話な内容にもなりましたが、学びながら効率的に働ける。これも今井ゼミならではの魅力の1つです。(加藤昌平)

2015年

4月

27日

大人の趣味に屈するな!

 前回のブログでは「靴洗い」について書きましたが、その後すぐに、家族で靴を買いに出かけました。どうやら、お目当ての靴があるようなので、どんな靴を選ぶのか楽しみでした。

 売り場に着くと「これ、いいねぇ」「これ、つよそうだねぇ〜」と手に取ってコメントをしています。しかし、私から見ると「いいね」という靴のほとんどが、自分の趣味とは合わないデザインで驚いてばかりでした。りったん(4yr)は足の甲が高く横にも大きいので、普段は「IFME」というブランドの靴を履いています。これまでは親が選んで買っていましたが、子どもが選ぶと「え?」の連発です。以下、4原則です。

 

(1) キラキラ系のビニール素材のものを好みます

(2) 緑や赤といった原色系を好みます

(3) 強そう?なものを好みます

(4) 女の子の靴を好みます

 

りったんのサイズは17.5ですが、りったんの靴選び4原則に当てはまるサイズはなかなかありません。店員さんに相談すると「ぴったりだけど、大きくなるから19センチに中敷をしれて履いた方がいい」とのことでした。しかし、お目当てのデザインの靴には19センチがありません。。その後、歩きやすさ、足の形、などなどから、IFMEを進められたり、他のブランドを勧められました。「IFMEの靴はいっぱい持っているのですが、友だちと同じようなキラキラの靴を欲しいと言っていたので買いにきたのですが・・・」と伝えたのですが、店員さんと奥さんは、キラキラ系の靴ではないブランドのコーナーにりったんを連れて行き、「これ、かっこいいよねぇ〜」と勧めています。私はむーちゃん(2yr)の冒険の監視を横目に、そのやり取りを見ていました。他のコーナーに行っては「カッコいいよね、これは?」と説得を受けています。りったんはモジモジしながら、カッコいいねと説得されて小さく「ウン」とうなずいていました。そして、試着をすることになりました。私は店員さんと奥さんに「ぴったりのサイズだったら、欲しいものを買ってあげた方がいいでしょ。今回に限っては、無理矢理にかっこよさを押し付けてまで買う必要はないと思う。変な誘導したら可哀想じゃん」と感情的に言ってしまいました(嫌なムードが漂ったのは言うまでもありません)。私も小さい時は、母親が某子どもブランドが大好きで、女の子のような可愛い靴を履いて、みんなが履いているようなスポーツシューズが履きたいと思ったことがありました。そのため感情的になってしまったのかもしれません。奥さんも理解してくれたのでしょうか、りったんをキラキラ系のコーナーに連れて行き、デザインを選んだ後にサイズ感の調整をしてくれました。りったんは、自分の好きな靴を試着すると、お店の中をニコニコと逃げ回りました。写真の靴がその靴です。やはり、私の趣味ではないですが、「つよいよ、ぜったい」と何度も言っていました。

 家に帰る車の中はもちろん、家に着いてからもずっと、靴を見てニヤニヤしています。そして、今朝は「かっこいいくつはいて、ほいくえんにいくからね」とピョンピョン跳ねて保育園に登校しました。子どもの足の健康はもちろん大事ですが、初めて自分で選んで買う自分の靴は、欲しいものを選ばせてあげたいなと「バカおや」だと分かりつつも、そう思いました。子どもの物を買うのは難しいなと思った一日でした。

2015年

4月

25日

魔法の砂

 毎週休日に子どもの靴を洗っているパパは多いのではないでしょうか。先週の愛知県は雨が続いていましたので、外履きの靴はそんなに汚れていませんでしたが、いつも思うことがあります。「この砂はどこから湧いてくるんだろう・・」ということです。今日は汚れが少なかったのですが、何度お湯ですすいでも、いつものように細かな砂が出てきます。インドのサイババという宗教人は、指をこすると「魔法の灰」がどこからともなく出てくることで一世を風靡しましたが、園児の靴からも同じ現象が確認できます。この砂のせいで洗うのは大変ですが、私は靴が汚れているのをスゴく嬉しく感じています。何故かというと、りったん(4yr)は昨年の入園時、外遊びを友だちと積極的にするタイプではなく、どちらかというとインドア派でした。今は、男の子らしくというと変ですが、泥んこになって友だちと遊ぶ姿をみると安心します。大抵は追っかけっこをして笑っているという「走っているだけで楽しい」という状態ですが、友だちと「何か」を共有しているのがわかります。

 靴を干していると、りったんは「**くんの履いてる靴はカッコいい。同じようなの買ってほしいなぁ」と何度も靴の特徴を伝えてきます。りったんの靴は、甲が高い特徴を考慮して「IFME」というシューズを好んで履いています。大学母校の先生が開発している靴で、履きやすく、デザインもシンプルで可愛いです。しかし、りったんが欲しいと言っている靴の特徴はどうやら・・・。これから靴屋さんに言ってきますので、次回報告できればと思います。

2015年

4月

13日

眼科検診の結果

 本日夕方に近所の大学クリニックに行き、りったん(4yr)はママ同伴で眼科検診を受けました。前回のブログ(3月9日)では、左目の視力が出ていないということで、矯正メガネの着用をするかもしれないことについて書きましたが、どうやら大丈夫そうです。左右とも0.8でした(左右差がないのがポイント)。子どもの検査ではよくあることのようですが、たまたま「良い」結果だった可能性もあるので、偶然でないという確証が得られるまで、眼科検診はしばらく続くようです(心理学者の夫婦としては納得の検査スケジュールです:笑)。りったんは、左目に「ものもらい」ができやすいので、視力の側面からも今後は慎重に見ていきたいと思います。

 矯正メガネをする時に私が一番心配していたことは「メガネの自己管理」についてです。汚れた手でレンズを触れば曇ってしまいますし、友達に貸したりして遊べばフレームも歪みます。結果、そのメガネをかけることで、視界が悪くなるのではないかという心配がありました。保育園の先生は忙しいので、そこまでは見てもらえないだろうなという思いもあり、消極的な気持ちになっていたのは事実です。まだまだメガネをかける可能性もあるので、今のうちから家にあるメガネ(私のメガネ)の扱い方については、教えていこうかなと思います。

 写真は私のメガネをかけたりったんです。奥さんいわく「そっくりすぎて笑える」だそうです。

2015年

4月

12日

むーちゃん、バイバイだよ、本当にバイバイだよ、本当だよ。

 りったん(4ry)の髪を切るのと、おもちゃを買うのを目的に家族でお出かけをしました。1週間ほど前から、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の「ロボット」と「忍者一番刀」を購入する交渉が毎朝毎晩続き、交渉が成立しました。売り場に着くと、お目当のおもちゃを見つけて、ピョンピョン跳ねて大喜びの様子でした(来た甲斐があるというものです)。おもちゃを持って会計をしていると、りったんとむーちゃんの二人が仲良くどこかに行ってしまいました。見つけた時には「妖怪ウォッチ」の大画面ゲームコーナーで、お金も入れていないのに、激しくボタンを叩いている我が子たちがいました。奥さんは「困ったなぁ」という表情で、子どもたちを見ています。私もしばらく見ていましたが、あまりに夢中なので「もう帰るよ」「ニンニンジャー買ったよ」と言っても無視で、振り向きもしません。りったんは、途中で状況を察して帰る準備をする一方で、むーちゃん(2yr)はお金も入れていない状態なのに、もう何面もステージをクリアーしているかのようなムードを醸し出していました。そして、明らかに無視しています・・パパのことを!その時、私に悪魔がささやきました「(心理学者がやってはいけない)あの禁断の手を使うしかない」と。。「じゃあ、むーちゃん、バイバーイ、帰っちゃうね」という全国のパパとママが一度は絶対に使うあの禁じ手です。しかし、この禁じ手に全く動じない2歳になりたての我が子。さらに遠くに移動して「むーちゃん、バイバイだよ、本当にバイバイだよ、本当だよ」と、最上級の危険技を繰り出しました。しかしながら、むーちゃんはゲーム画面を見ながら「バァ〜イ」と良いお返事・・・完敗です。本当は「パパー、行かないで」というシーンを想定した写真を撮りたかったのですが、自立心が強くて頼もしいかぎりです。