カブトムシの如し:スイカを食べる

 夏の食べ物の代表格といえば、スイカを連想される方がほとんどだと思います。スーパーにはスイカがたくさん並んでいても、子どもたちと「スイカだね」というぐらいで、買うことは少なかったように思います。そんな中、同じマンションに住んでいる方から、スイカをたくさんいただきました。

 夕食後に、よく冷えたスイカを子どもたちに出すと、食べる前から大はしゃぎでした。しかも、食べ始めると「おいしい」の連発です。私がスイカは積極的に食べないせいで、ついつい買わないでいたことを悔やみました。「こんなに好きなの?」というぐらい、兄弟で競うように食べていました。種無しスイカだったので、几帳面なりったん(4yr)もガブガブと大胆に食べていました。あまりに美味しかったのでしょうか、白い部分まで食べそうになっているので、「ストップ、白い部分はかじらないよ!」という始末です。弟のむーちゃん(2yr)を見てみると、赤い部分を2センチほど残して、次のものを食べようとしています(貴族的な振る舞いです)。

 スイカをガブガブ食べていると、「カブトムシのようだね」と表現される方もいますが、よくよく考えると、今はカブトムシにスイカをあげている小学生はいないような気がします(あげてはいけないという説も聞きます)。最近ようやく、夜になると涼しくなってきたので、食べ物や景色で夏を感じることができるのも、あと少しになってきたかと思います。スイカ以外にも夏らしい食べ物を子どもたちと一緒に食べたいと思います。