お片づけ

 子どもの「しつけ」で難しいとされているものの1つに、おもちゃの片付けがあります。大人でも、自分の遊んでいるものは、出しておきたいし、片付けるのは面倒です。子どもはもっと、このような思いが強いと思います。我が家では、お片づけを子どもたちがしやすいように、おもちゃを袋にいれたり、カゴにいれたりと、カテゴリー化して収納させることにしています。トミカのおもちゃは赤い袋、プラレールのおもちゃは白い袋、人形系はビニール袋、などなど、カテゴリーと袋が対応しています。このように準備してあげることで、子どもたちは「考えながら」「楽しんで」お片づけができるようになります。カテゴリー化というのは、子どもの認知発達においても重要な部分ですので、一石二鳥です!あとは、これらのおもちゃを「秘密のテント」に大事に保管しておいてもらえばOKです。

 小さな時は、おもちゃで遊んでくれるだけで感動したものですが、次第に「片付けなさい」という思いが強くなっていないでしょうか?子どもが小さな時に私が意識したのは、おもちゃを片付けるという「遊び」です。ボールやおもちゃをバラまいては、「カゴにしまおう!」という遊びをしました。つまり、おもちゃを出すことよりも方付けることに焦点を当てていました。この取り組みのおかげで、りったん(4yr6m)は「片づけ名人」です(几帳面な性格もありますが)。ちなみに、むーちゃん(2yr4m)には「片づけ遊び」を意識的にはしていませんでした。なぜかというと、お兄ちゃんの真似をするのが何よりも楽しいので、お兄ちゃんが片づけを始めれば自然に始めます(ただ、自発性の問題は残ります)。まだ小さなお子さんであれば、ぜひ、試してみてください。