クリスマス・プレゼント

 今年はいつも以上にクリスマスを楽しみにしている子どもたちは、サンタクロースに「赤い自転車」をお願いしていました。保育園では「悪い子にしていると、ブラックサンタが来るよ」と言われていたらしく、クリスマス前はいつも以上におりこうさんでした:笑(この土地ではブラックサンタという人がいるのに驚きましたが・・)。

 サンタさんが持ってきてくれた自転車は、輸入自転車なので、組み立てるのは親の仕事でした。早朝からスパナをもって、自転車を組み立て、お昼には練習に出かけました。

 保育園の三輪車とは違って、本格的な作りにビクビクしながらも、ペダルを強く踏んでは壁に激突するということを繰りかえしながら、帰宅する頃には立派に乗れるようになりました。弟のむーちゃん(2yr)は、自転車のハンドル操作が雑なので、極端に右か左しか方向転換できないので、付き添っている大人は腰痛を発症してしまいました。自転車の運転を見ていると、子どもの認知発達の段階がよくわかります。ペダルを漕ぐのに集中しすぎると、ハンドル操作が疎かになたったり前方不注意を招きます。しかし、ペダル漕ぎに集中しなくてもできるようになると、ハンドル操作にも意識が向けられて、格段と運転が上手になります。こどもの集中力は大人の集中力よりも、一度に分散して発揮することができないため、1つの動作をまずは慣れさせて、次の動作を練習するという方法が有効です。りったんは、パズルで鍛えた集中力の持続が、自転車の練習にも発揮され、持続的に集中することができたように思います。やはり、子どもの「持続的集中力」は、どんなことにも応用できる能力なんだなと改めて思いました。

 ところで、ブラックサンタって誰なんでしょう。いつの間にか、我が家の子どもたちは「パパはブラックサンタと友達なんでしょ。来ないように言ってね」と普通に言うようになりました。そういう友達、いるようないないような。。