昆虫の飼育を通して知ってほしいこと

 以前にブログでも紹介させていただきましたが、我が家では、クワガタムシとカブトムシを飼っています。クワガタとカブトは違ったマット(土)の環境を整えてあげなければいけないため、2日に1回はマットの水分や混ぜる木片チップの状態を確認しながらかき混ぜています。

 昆虫のお世話はなるべく子どもたちと行うようにしています。まだまだ小さいので、飼育することの責任感や大変さについては理解できていないと思うのですが、それでも、生き物を飼うということは大変なんだということを知ってほしいと思っています。

 りったん(4yr)はクワガタに手のひらを挟まれてからも、積極的に世話をしようと頑張っています(クワガタにはなかなか触れませんが)。怖いもの知らずの無敵むーちゃん(2yr)は、「クワガタ、しゅる(=する)」と言っては、大胆に昆虫たちをカゴに移動させます(ヒヤヒヤします)。昆虫たちのお世話をしる時はもちろんですが、お世話をしない時にも、なるべく昆虫たちを一緒に観察するようにしています。「クワガタさんのエサはあるかな?」「お水はいいかな?」「元気にしてるかな?」といろんな質問を投げかけて、りったんの観察結果を聞いてみます。結果と理由を分析官のように詳しく教えてくれ、クワガタさんの気持ちになって答えてくれました。すると、「パパ、クワガタさんだけ、女の子がいないから、寂しいって」と、環境以外のことについても教えてくれました。メスのクワガタは死んでしまったので、今はオス一匹です。しかし、カブトは番(つがい)で飼っています。カブトとは別のカゴに入れているので、寂しいかもしれないと察したのでしょう。しかし、こうも言っていました・・「パパぁ、クワガタさんの女の子をアオキ(スーパー名)で買うんだったら、ママに怒られるからね:笑」と・・。そうです、パパの気持ちも察したのでしょうか・・・、なかなかのニヒルな笑顔を見せていました。

 最近は少しでも動かない状態があると、死んじゃったのかなと心配したり、エサのゼリーが少ないよと心配したり、気にかけてくれている様子はあるのですが、いまいち気まぐれな感じもあります。子どもだから、こんなもんなんんだろうなとも思いますが、もう少し、積極的に関われるように促していきたいと思っています。