メダカを数えて認知トレーニング

 むーちゃん(2yr)は、自宅マンションの1階にある保育園に通っています。りったん(4yr)は近所の公立保育園に通園しているので、りったんのお迎えをして帰宅する流れで、むーちゃんのお迎えに行きます。一連の流れといえば、お迎えに行った後には、必ず、メダカや金魚を観察します。むーちゃんの保育園の先生方は、動植物を丁寧に育てられています。

 りったんは、数を数えることにハマっているので、決まって金魚をカウントし始めます。しかし、魚は動き回るので、重複しないようにカウントするには、相当の集中力と認知能力が必要になります。いつもは5匹の大きな金魚をカウントするだけでしたが、今日は1ステップ上の挑戦をすると決めていたようです。「パパ、今日はメダカさんを数えてみるね」と、サメの服をきたりったんがニヤリと笑っていうと、中腰になり、指で確認しながらカウントを始めました。「1、2、3、4、5、6・・・18、19・・」と小声で数えていく声がさらに小さくなります。「パパ、いっぱいいるねぇ。メダカさん、おりこうにしてないから、数えられないけどさぁ、いっぱい数えたからね」と頑張ったことを伝えてくれました。「パパは数えられる?」と聞かれたので、「パパはできるよ!」というとニヤニヤしてました(そのニヤニヤは・・・)。

 私は、日常生活の中でもいろんな認知発達を促せる方法があると思っています。しかし、それらの認知発達を上手に促すためには、頑張ってやっていることを褒めて、自信を持てるようにすることだと思います。「明日はもっと数えようかな」と帰り際にニコニコしているりったんを見て、夫婦揃ってニコニコな気分になりました。