田舎で遊ぼう!

 今日は家族全員で祖母のお見舞いで岐阜県郡上市に行ってきました。郡上というと「徹夜踊り」が有名ですが、私の祖母がいるところはもっと田舎の郡上です:笑。今回は子どもたちを連れて来ることができたので、いろんな田舎経験をさせてあげたいなと思っていました。

 田舎には生活水路があり、夏でも冷たくてきれいな山水が側溝に流れていているので、果物を冷やしたりしています。りったん(4yr5m)もむーちゃん(2yr3m)も、水路の水溜に腕を突っ込み、キャッキャとしばらく遊んでいました。途中、りったんを「田んぼ」に誘い出し、 オタマジャクシを採りにいきました。二人で裸足になり、タモをつかって10匹程度を捕まえました。虫や生き物を過剰に怖がるりったんですが、今回は勇気を出して手のひらに乗せることができました。すでに、足や手が生えているオタマジャクシを見て、「パパぁ、これって、オタマジャクシなの?」と興味津々です。絵本や図鑑で見ているオタマジャクシには手足はないので、不思議だったようです。しばらく観察した後、「もう、オタマジャクシもおうちにかえりたいからさぁ、さっきのところにいこ」とバケツをもって田んぼに向かって、りったんが歩き始めました。ちゃんと、優しい気持ちも育っているなと嬉しい気持ちになりました(写真はオタマジャクシを還すところです)。

 叔父の話では、最近はホタルの数も戻ってきたとのことで、田舎の環境も変化していることに驚きました。環境が良くなってきたということを聞く一方で、田んぼで真白なオタマジャクシを見た時は環境に異変があるのかなとも思いました。私が小学生の低学年の頃、夜中に蛍が部屋に沢山入ってきて、とてもワクワクしながら天井を見上げて寝た覚えがあります。また、叔父がタバコを吸う時に使ったマッチを火がついたまま田んぼに落とすと、田んぼが蛍の光で一斉に光る「光の絨毯」をいまだに記憶しています。

 帰宅する時、「男の子だから、クワガタとか飼ってみようか、嫌だけど:笑」と、虫嫌いの奥さんが言ってくれたので、今年の夏は子どもたちと早朝から森にいって昆虫採取をしようと思いました。