子育てブログ:2016年4月 〜 2017年3月

 心理学の大学教員をしていると「心理の先生の子育てってスゴそうですね」とよく言われることがあります。でも実は、子育てに関する悩みの大半は、多くのお母さんやお父さんと同じです。このブログでは、子育ての悩みや成長についてつづりながら、それらを共有できたら嬉しいです。

2017年

3月

19日

子どもの才能を育てるとは・・?

 今日は天気も良かったので、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)に家族で行ってきました。我が家の男子は最近、サッカーを毎日のように練習しているので、広い場所で練習できるチャンスです。あえて、地面に勾配がある芝生の場所を選んで、ボールの動きを予測したり、体幹を使ってドリブルすることを練習に取り入れました。主に兄りったん(6yr)のための練習をしようと思っていたのですが、思わぬ才能の持ち主が近くにいることに夫婦で驚きました。4歳になったばかりのむーちゃんにボールを渡すと、足に吸い付くようなメッシのようなドリブルを小刻みにしながら、最後はシュートをします。ドリブルシュートは、小学生の子でもタイミングが掴みにくいのですが、体のこなしやタイミングは、私たち夫婦が見ても「普通じゃない」と思えるものでした(奥さんは興奮してビデオを撮っていました)。むーちゃんは公園ではあまり、ドリブルをしないのですが、それは狭かったからでしょうか?お兄ちゃんの反復練習を横目に、どんどん技を繰り出すむーちゃん・・。努力と才能の人が一緒に練習することで、きっと素晴らしい効果を生み出してくれると信じています。

 モリコロパークのシメは観覧車です。ここでの才能の持ち主はりったんの方です。空間的認知の才能が素晴らしいので、観覧車の景色からどの道を通ってきたか、さっきまでいた場所の方向やルートがポンポン出てきます。いつもはヤンチャなむーちゃんは、少しだけ怖がってしまい、見たことのないムードでした:笑。観覧車から宅地整備の区画を見ながら、むーちゃんが「同じ曲がりで線を引いてて形を同じにしてるけど、でも1個だけちがう形ができるね!」とお兄ちゃんに教えていました。お兄ちゃんは「・・・」の状態でしたが、道のカーブに沿った区画に興味を持つあたりは流石です。

 子どもの個性は才能だと私は思っています。その個性がうまく活かして才能となるかどうかは、単純なことですが「褒めて・否定しない」ということだと思います。才能が芽を出したら、親がしてあげられることはほとんどないとよく言われますが、それでも、その成長を見守ることで安心して才能を開花できるのではないかと思います。いろんなことに興味をもって、これからも、個性を大事にして遊んで欲しいなとこの頃思います。

2017年

3月

12日

男の子っぽくなってきました

 最近、当たり前のことですが、子どもたちが「男の子」になってきました。兄弟でやっている「戦いごっこ」もそうですが、とにかくワンパクになっています。おとなし過ぎて心配していたリッたん(6yr)も、サッカーに興味が出てきて、毎日のように練習をしようと誘ってきます。

 今朝は「ドラえもん」の最新映画を観に行きました。ちょうど、ドラえもんにハマっているサイクルなので、ずっと楽しみにしていた作品です。上映中にモジモジしているので、「おトイレ行こうか?」と言っても、「最後まで観てからいく」というぐらい、ひと時も見逃せない様子でした(結局は、トイレにいって、スッキリして観ました)。弟のムーちゃん(4yr)も、ちょっと中だるみしていましたが、食い入るように観ていました。ただ、ムーちゃんは、映画の内容も楽しんでいましたが、映画のメカニズムにも強い興味を持っていました。座席後部の映写機に映し出されている画像とスクリーンの画像を見比べて、映画が映る仕組みを私たちに説明してくれていました。2時間ぐらいあった映画でしたが、子どもたちにはあっという間のようでした。優しいリッたんからみても、「のび太は、どっかにいく時に、絶対ドラえもんの道具を使うよね・・」と、若干批判していました。また、「ドラえもんは、よく忘れ物をするよね」と、映画ドラえもんの「あるある」にも厳しい視線を向けていました:笑。リッたんが考えるドラえもんのキャラは独特で、おしゃれな家を見ると「スネ夫の家だ!」と言う感じで、変に現実とリンクさせます。

 午後は、サッカーボールを持って、公園でパスとドリブルの練習をしました。2日連続の練習はさすがに体が厳しいですが、子どもはピンピンしています。疲れたと言っていても、1分後には回復しています。昔は、ボールが転がってくるだけで怖がってしまい、球技に消極的でしたが、今では、私からボールを奪うために突進してきます。徐々に男の子になってきているので、本当にこれからも楽しみです。私の夢としては、仕事から帰ってから、キャッチボールやサッカーボールで子どもたちとちょっとだけ運動することです。そのためには、もう少し働き方を変えて、早く帰宅できるようにする必要がありますので、来年度からは、そのあたりの変容をしていきたいと思います。

2017年

3月

04日

4歳の誕生日

 今日は次男(むーちゃん:4yr)の誕生日でした。むーちゃんは動物が大好きなので、誕生日プレゼントの1つとして、家族で動物園に行ってきました。お兄ちゃん(りったん:6yr)も将来は飼育員さんになりたいと言っているので、とてもはりきっていました。

 動物をじっくり見ていたいむーちゃんと違い、りったんは地図を片手に「いち早く動物のところに行く」ということを目的にしているので、相変わらずバタバタして動物見学をしていました。むーちゃんは、動物図鑑の知識と実際の動物から得られる情報を一致させて、それを私たちに説明してくれるので、成長しているなぁと感心してしまいます。お兄ちゃんは、地図が読みこなせるのが凄いと思いました。「今はここにいるから、コアラを見てから休憩したほうがいいね」と計画性も身についてきました。

 りったんは将来設計にも余念がありません。飼育員さんになりたいだけあって、どの動物をみていても、必ずウンチを探し出しています:笑。そして、帰る頃には「飼育員さんは、ウンチとかも片付けないといけないし、動物触ったりしないといけないから・・・飼育員さんになれるかな・・」と心配そうでした(極度の綺麗好きがかれのキャリア選択を今後も左右しそうです)。

 動物園にくると子どもたちの成長が感じ取れて本当に嬉しく思いますが、あと何年一緒に動物園に行けるのかなと、少し寂しい気持ちにもあります。2人とも早生まれなので、同学年の子たちに比べると、できないことも多くあるのですが、自分のペースでゆっくりと成長して行ってくれればと願っています。

2017年

2月

11日

勇気があるライオン

 昨日は「生活発表会」の日でした。子どもたちの保育園では、各学年とも演奏と演劇があります。お兄ちゃん(りったん:5yr)は、『オズの魔法使い』のライオン役です。まさに、いつも不安で、恥ずかしがり屋のりったんにピッタリな役だと思っていましたが、ピッタリすぎて、大丈夫かな・・・、と夫婦で常に心配していました。お風呂の中で毎日リハーサルをして、他の役のセリフもバッチリ覚えていて、心配しすぎているのかな・・・でも、りったんだしなぁ・・と、毎日気が抜けませんでした。当日も心配していましたが、やはり、心配しすぎでした。大きな声で笑顔で歌も演劇もこなしていました。演劇では、裏方の仕事も見事こなしていて、舞台セットをタイミングよく片付けていました。セリフの一言一言を、現実のりったんに重ねてしまい、とても感動してしまいました。

 弟のむーちゃん(3yr)は全く心配していなかったのですが、むしろ、こっちを心配すべきでした:笑。合唱・演奏が始まる時は、緊張する周囲の友だちの中、客席の人の多さに一人で大爆笑し、会場を沸かせていました。。歌を唄いはじめると、応援団のように顔を真っ赤にして歌い、これまた会場から「あの子(笑)」というムードにしてしまっていました。ただ、すごいなと思うのは、怒鳴るように歌っていたにもかかわらず、演奏が終わってお辞儀をする時には、ぶりっ子フェイスで女の子のような表情で終了するところです。演劇は『大きなカブ』のネズミ役をやりました。一番最後に出てくるネズミですが、ちょっと乱暴者な振る舞いが目立つネズミでしたが、それでも終わる時は、ぶりっ子ネズミでした。家に帰って、家族で生活発表会のビデオ鑑賞をしていると、むーちゃんのそんな姿をみて、おにいちゃんが「むーちゃんは、めっちゃ元気がいいねぇ」と褒めていました。さすが優しいことで評判のお兄ちゃんです。どうやら話を聞いてみると、直前に先生が「大きな声で歌おうね」と年少組さんに言っていたようです。ということで、むーちゃんは素直な子ということになりました:笑。

 私たち夫婦は、いつもお兄ちゃんを心配して3年間通園させていましたが、私たちが考えている以上に「勇気」があるんだと、発表会をみて思いました。子育てをするには、親の方も「勇気」を持たなければいけないなと思ったのと、ここまで成長させてくれた担任の先生には、本当に感謝しきれません。小学校に上がる直前に、子どもの特徴を理解し、温かく接してくれて本当に感謝しております。

2017年

2月

01日

演劇のお手本

 同じ大学に勤務する先生から招待状をいただき、家族で演劇を観に行きました。ちょうど、2月10日には、保育園の生活発表会があるので、子どもたちに「お手本」を見せられる機会で、本当にラッキーでした。そして、お兄ちゃん(りったん:5yr)は、この「ともだちや」という絵本を何回か読んでいるらしく、チラシを観ただけで興奮していました。

 会場には、保育園世代の子どもたちがたくさんいて、劇を楽しんでいました。本物の迫力に圧倒されたのでしょうか、お兄ちゃんは「楽しかったね」と何度も言っていて、本当に連れて来てよかったなと思いました。弟のむーちゃん(3yr)は、音楽がかかると通路で踊ったり、盛り上がるシーンでは謎の掛け声をあげていて、外国育ちのような振る舞いをしていて、よく言えば自由奔放なのですが、私は少々困惑してしまいました(なんでこんなに違うんでしょう・・?)。

 劇の後には、名古屋学芸大学の学生さんが中心となった歌や演奏の催し物がありました。いつも子どもたちが遊んでいる私のゼミ生とは違うお姉さんの歌と演奏に、これまた大興奮でした。それぞれの子どもの成長が感じられたのは、まず、長時間に渡ってちゃんと楽しんでいたことです。そして、お兄ちゃんに関しては、恥ずかしがらずに大きな声を出したり、踊ったりできたことです。そして、帰りの電車の中で、「ああやって、大きい声を出して劇をするんだね・・」と、ちゃんとお手本にしようとしている姿に感心してしまいました。

 恥ずかしがり屋で不安の強いりったんは、オズの魔法使いで「ライオン」をやるそうです。現実場面でも「勇気の出るジュース」を飲んで、頑張って欲しいです!

2017年

1月

19日

ゲーム Mario Run の賛否

 最近、我が家ではiPadで「Mario Run」というゲームをするのが流行しています。私たち親世代には馴染みの深いキャラクターですし、ゲームもよくやった記憶があります。1日10回と決めて、むーちゃん → りったん → パパの順番で、お風呂上がりに楽しんでいます(写真は、りったん作のマリオとヨッシーです)。奥さんは、ゲームをやらせたくなかったと未だに言っているのですが、私は小学校直前にはやらせたかった派です。というのも、今の小学校でゲームができる・できないは、コミニケーションのきっかけにもなっているので、一緒にゲームのことを話せたり、遊んだりできるぐらいは、ゲームができるといいと思っています。ただし、やらせ過ぎにならないように気をつけなければいけないと思っています。ゲームの問題としては、「やりたくてたまらない」という動機の問題と、「やめられない」という抑制力の問題の両方があります。前者の問題に対しては、「ご飯もたべて、お風呂に入って、全部おわってからだよ」というルールを作り、ルール変更をしないように気をつけています。後者の「止められない」という問題については、「あと4回だよ」と止める準備を意識させ、3人で止める心の準備を確認しあいます。こういう練習も、小学校前にしておけば、ゲームで困るということは減るように思います。

 夜にゲームをする時間は短くし、寝る直前は、大きなベットに家族が大集合し、絵本をみんなで読みます。幸いにも、ゲームの面白さに目覚めても、絵本も大好きという状態が続いていますので、絵本の習慣を続けながら、バランスが取れた「遊び」を目指したいと思います。ちなみに、子どものゲームに大反対の奥さんは、大学生時代に人が変わってしまうほどゲームにはまってしまったという意外な過去があるほどゲーム好きです:笑。

2017年

1月

16日

思い出を記録する

 昨晩は、昼寝をして影響でなかなか眠れないりったんと「思い出」を一緒に記録しました。

 誕生日に一緒にいった東大寺の思い出を「早く描きたい」と言っていたので、一緒にどんなことを書こうかと話し合いを始めました。どのように描くかという戦略を前もって考える「プランニング」という作業は、子どもの作品作りには大切なプロセスです。よくよく話し合ってみると、思い出として描きたい部分は大人とは違うようで、大仏や鹿を描きたいというのは分かるのですが、ホテルの窓から見たドクターイエロー(特殊な新幹線)も思い出に加えたいとのことでした:笑。あとは、嬉しいことに、「パパと二人でずっと一緒にいろんなところに行けたこと」も描きたいと言ってくれ・・感動です。

 いろんな思いを絵と言葉にして、写真のような絵を描いてくれました。私が補助したのは、鉛筆で薄く丸を描いて、絵の大きさと位置を提案したぐらいです。子どもらしいホノボノとした絵を描いてくれて、私の宝物にもなりました。夫婦で親バカなので、「大人でイラスト描く人も、こういうタッチのイラストを描く人いるよね」などと絶賛してました!

 写真やビデオで思い出を記録するのもいいですが、こうやって、絵日記風に残してくれる思い出は、私たち親にとっても本当に嬉しい限りです。大人になるまでに、何枚の記録を描き続けられるかが、今からとても楽しみです。

 

2017年

1月

15日

雪の日の朝は・・

 今日の愛知県は大雪でした。昨日も雪は降っていたのですが、積もるほどではなかったので、安心していました。子どもたちは「雪が積もってほしい」とウキウキしていて、「明日、雪が積もったら、外に遊びに行こうね」とお願いされていました。今朝、窓の外をみると、ちゃんと積もっていたので、男3人で朝から公園に行くことにしました。

 お兄ちゃんのりったん(6yr)は、鼻歌を歌いながら雪だるまを作り始め、「ママに見せたらびっくりするかなぁ」とせっせと作っていました。弟のむーちゃん(3yr)はワルの血が騒ぐらしく、お兄ちゃんの作業をちょこちょこ妨害します。それでも、相手にしないお兄ちゃんに、とうとう、最終手段を使おうとするむーちゃん・・。写真は、むーちゃんがりったんに「ぶちゅけてやろうか!」と脅しているところです。結局、むーちゃんの下投げで雪玉をぶつけられてしまうお兄ちゃんですが、再び、雪だるま作りを再開します。ヒマになっているむーちゃんは、私をみてニヤリとしていたので、いっぱい雪玉をぶつけてあげました。

 大きな雪だるまを自宅まで運んで、ベランダに飾った後は、みんなでお風呂に入って温まりました。ずっと、雪だるまの話をしているので、本当に楽しかったんだなと再確認できました:笑。そのあとは、チラチラと家の中からベランダの雪だるまを気にして観察をしていました。優しいりったんは、日が照ってくると「雪だるまがとけちゃうよ!どうしよう・・」と言っていました(そんなりったんは、本当に可愛いです)。しかし・・、夫婦で公園でのエピソードを話しているときに、「どうせだったら、シロクマでも作ればよかったな」と私が後悔していると、さっきまで「溶けちゃう」と言っていたりったんが、「シロクマいいねぇ。雪だるまをぶっ壊して作り直そうよ!」と無邪気に提案してきました。現金な奴めと夫婦で笑ってしまいました。

 

2017年

1月

10日

LaQ の保管場所に困ります

 我が家のおもちゃの片付け事情は深刻です。というのも、「痛い」おもちゃが多いので、夜中に起きてトイレに行ったり、朝起きてリビングにいるときなどは、足の裏に刺さるものが落ちていることが多いからです。その中でもLaQ(ラキュー)はダメージの大きいおもちゃの筆頭格です。LaQを片付ける専用の付属ボックスはあるのですが、ものすごく大きく、おもちゃ箱の中を占有してしまいます。付属品ということもあり、見かけもあまりよくありません。子どもが楽しく片付けられるように、1つ目のアイデアは、映画館で買ったポップコーン入れに片付けるというものです。今持っているLaQがちょうど全部収納できる大きさですし、見た目も可愛いです(写真上)。2つ目のアイデアは、LaQで作ったボックスに収納する方法です。単純な立方体だと見た目以上に強度の問題があります。なにより、LaQボックスを簡単に作れてしまうと、片付けの動機付けも高まりませんので、若干複雑なデザインを考えました。全部のパーツを入れた後は蓋ができるようになっており、ボール型になります(写真下)。LaQの管理に困っているお父さんやお母さんにオススメです。

2017年

1月

09日

誕生日に男二人旅

 1月7日はりったんの6歳の誕生日でした。いつもは家族で祝っているのですが、今年は「男二人旅」をプレゼントにしました。というのも、私の研究室の合宿と日程が重なってしまい、どうしても合宿の予定をずらすことができなかったので、思い切って同行させようと思ったのがきっかけです。

 合宿の空いた自由時間は、いつもでしたら、ゼミ生と清水寺を着物で散策するのですが、今年は別行動をさせてもらい、親子で東大寺に行かせてもらいました。今年に入ってからは、自宅で東大寺の予習を図鑑などで何度もしてきたので、りったんもとても楽しみにしていました。東大寺に着くと、最初に興奮していたのが「シカ」です。「あかちゃんの鹿にセンベイをあげたい」という想いが強いようで、大きな鹿に見つからないように「ないしょだよ」と言いながらこっそりとセンベイをあげていました。鹿がたくさんいる通りを抜けて、大仏殿に入る前の阿吽像のところでは、その迫力に感動して、なんども阿吽像のポーズを真似していました。そして、大仏殿に入るとあまりの大きさに驚き、無言で私の方をチラチラ見ていました。しばらく眺めた後に、「この大仏さんの後ろって、どうなってるの?」と質問をされたので、一緒に背面を見に行きました。背面部分を見て、「パパ、これだったら、LaQでも作れるね・・」と頭の中で何かを組み立てているようでした。正面よりも、横や後ろを何度も見たがるので、「どうして横とかを見たいの?」と聞くと、「図鑑だと前しか載ってないから、横と後ろを覚えておくんだよ」と真剣に答えてくれました。何のために記憶しているのか聞いてみると(詳しくは理解できなかったですが)、「形になるでしょ」と言っていたので、立体的に捉えたいのかなと推測しています。

 帰りの人力車の中では、車を引いているオジさんに、大仏のすごさを一生懸命伝えている姿をみて、成長しているなとしみじみ感じました。オジさんが「大仏のことなら何でも聞いていいよ、オジさんも詳しいよ」と言われ、「なんで、大きい大仏だけ座ってるの?」とりったんが聞くと、「(オジさん)・・・、疲れてるのかな・・?」と回答。「パパ、違うよね」とヒソヒソ声でニヤついている顔をみて、さらに成長を感じました:笑。これからも、驚くような体験をたくさんさせてあげたいなと思います。

2017年

1月

06日

漢字の感じ:言語と図形

 りったん(5yr)は「読むこと」はとても得意です。「読み」ができるようになれば、「書き」のステップに進むのが心理学のセオリーです。小学校1年生の漢字を少しずつ教えながら、自分の名前や生活で出てくるような物の名前を漢字で書く練習を始めました。

 りったんは、いつも空間認知を生かした遊び(LaQなど)をしているからでしょうか、漢字も図形として扱っていることがわかりました。「理」という感じを書いているときの様子です。「この四角の部分を書いてから・・・書きにくいなぁ」といいながら、iPadをくるっと回転させて書き始めました:笑。書き順さえ気にしなければ、見たものを瞬時に覚えて再現できるので、素晴らしいのですが、、、形やスムーズさを考えると「書き順」も大切ですので、「ことば」を使って「理」を教えることにしました。

 私:「まず、王様のオウを書くよ。そうそう。じゃあ、里(サト)って書くよ」

 り:「もう書き順は覚えたから見てて!」

 出来上がった字は、縦書きで「王」と「里」でした。

 私:「この字(理)は、このカタマリで1つなんだよ」

 り:「かたまってるじゃん・・」

 私:「横でかためて」

 り:「なんで?」

 私:「縦だと王里(おうさと)っちゃん、になっちゃうからだよ」

 り:「じゃあ、横でオウサトで書くときはどうするの?」

 私:「王と里を少し離して書くんだよ」

 り:「どんくらい?」

と、疑問がつきません。。結局、納得するまで説明したり、書いて見せたりしましたが、やはり、図形として考えているんだなと思いました(この王と里のここをくっつけるとカッコいいとか変なことを言ってましたし)。

 今井の「井」を練習するときは、「まず横から」というと右から左に横線を書こうとするので、「ちがうよ、左からだよ!」というと、縦線の左を書こうとします。「違う!横線の左から!!」というと、ちゃんと書けました・・・と思ったら、2画目は最初に書いた横棒の上に書く・・・もう、わざとやってるんじゃないかと思うぐらいですが、本人はいたって真剣です。まずは、書き順という概念について教える必要があると思っています。

 奥さんからすると、私とりったんが一緒に勉強している姿が面白いようです。。

 

2017年

1月

05日

苦手なものを克服する挑戦力

 最近また、お風呂にアニアのフィギュアを持って入るのがブームになっています。昨晩のお風呂は、ジンベイザメ、カバ、ワニと、潜る系の動物でメンバーを揃えたようです。

 顔を水に長くつけられないでいる兄のりったん(5yr)は衝撃的な出来事を目の当たりにしました。それは、むーちゃん(3yr)が、鼻をつまんで息を止め、目の付近まで潜水するワニスタイルを完成させたことです。1回目は勇気を出して、やってはみたものの、半ば溺れかけているような状態で浮上してきました:汗。慣れればできるかなと思い、「もう1回やってみて、お願い!」とリクエストしましたが、「ワニは休憩中だから、潜らないし・・」と、断固拒否のチビワニでした。我が家では、お風呂の中で「すごいこと」ができるようになると、すぐにママを呼んで見てもらう習慣があるのですが、「ママに見せよう」と言っても、「ママは忙しいからダメだよ」と社会性を盾に拒否するチビワニ。。しかし、兄りったんが、「まぐれなんでしょ・・」と悔しさを表明してしまったことで、チビワニが勢いづいてしまいました。鼻をつまみ、潜水を0.3秒して、浮上後に顔の水を鼻水とともに必死に拭いているチビワニ。。それを3回も披露してくれました。ほぼ、間近でみても溺れている感じにしか見えないので、「無理しなくていいよ、休憩したらワニさん」と言っても「クイック潜水」を止めてくれません。どうやら、悔しがっている兄りったんに「できる」ということを見せつけたかったようです。りったんは、リスク管理が半端ではないので、何度促しても、むーちゃんと競ったり挑戦しようとしてくれませんでした。「小学校にはいると、プールで泳ぐ練習があるから、ちょっとずつ練習しようね」「練習すればできるから大丈夫だよ」と夫婦で励ましました。その横でチビワニは、「むーちゃんは、かっこいいメガネをかけてスイミングに行くよ」と連呼していました。潜水後に水を拭き取るよりも前に目を開けてしまっていて、目に水が入ることでパニックになっているチビワニは、ゴーグルの存在を知っていたようです。そして、あんなに溺れそうになっていても自信満々で挑戦する子ども。シャンプーができるので、潜水ぐらいはできそうなのにやらないリスク管理マネージャー・・、子どもの「挑戦力」をどう伸ばすのかが、今後の鍵になりそうです。

2017年

1月

04日

LaQからGeoFixへ

 子どもたちが楽しみにしているものといえば、LaQ(ラキュー)・絵本・塗り絵・恐竜のフィギアです。むーちゃん(3yr)が保育園で度々ハマっている「GeoFix(ジオフィックス)」を新たなアイテムとして導入しました。

 GeoFixも子どもの手先の器用さや空間的な能力を伸ばしてくれそうな玩具ですが、慣れていないせいか、それとも、面白さが伝えきれていないせいか、いまいち子どもたちの関心が薄い気がします。フレームをつなぎ合わせるので、立体物が出来ても立体感が感じにくく、動物に似せて作ろうとしても、「見ようと思えば、そう見える」という程度のものがお手本のカタログに掲載されている程度なので、モチベーションが得られにくいのかもしれません。。写真の作品は、私がオリジナルで作成した「亀」です。GeoFixの箱にも亀らしき作品が掲載されているのですが、真四角の生き物という感じしかしなかったので、オリジナルで作ってみました(数学ではグラフ理論をやっていた私はなぜか、このフレームたちと接していると落ち着きます)。もう少し、子どもたちがGeoFIxに興味をもってくれれば、すごい作品をきっと作ってくれるという期待があるのですが・・・。私の亀ではブームに火をつけることは出来ませんでした:泣。GeoFIxの会社は、オリジナルの作品を掲載してくれる仕組みがあるようなので、いつか親子作品で掲載できたらいいなと思っております。

2017年

1月

03日

2017年初のお出かけ:映画観賞

 今年最初のお出かけは『妖怪ウォッチ』の映画でした。昨年もお正月に映画に行った記憶があります(その時も妖怪ウォッチだった気がします)。正直言いますと、妖怪ウォッチにはそんなに興味がなくなってしまい、『ポケモン』に夢中になっています。しかし、ポケモンの映画は上映されていなかったようで、前日に急遽決定しました。

 朝7時半に家を出て、8時にはチケットを購入できたので、映画館(長久手イオンモール)はそこそこ空いていました。そして、昨年も買わせていただいた妖怪ウォッチの「ポップコーン容器」・・・昨年はコマさんの容器できたが、行方不明です。映画に行く前から、奥さんとは「今年もグッツが売ってるよね:笑。買わないよね」と確認していたのですが・・・私が買ってしまいました。。正月は家族全員が風邪気味でどこにも行けなかったので、そのぐらいの要望はいいかなと言い訳ではないですが、納得させようとしています。ただ、あまり好きではないポップコーンの9割を私が食べているので、容器だけを頂きたいと毎年思っています。

 昨年と違って、兄弟ともに「おりこう」な状態で最後まで観賞してくれ、成長を感じられました。もう1つ成長を感じられたのは、同じ会場に保育園のお友達がいたのですが、ちゃんと声をかけて会話ができていたことです。当たり前のことだと思うかもしれないですが、少しまえまでは、毎日の登園も「恥ずかしい」という明確でない気持ちで、朝はモジモジとしていました。いろんな社会性が育っているかどうかは、社会的な場面に出てみないと理解できないこともありますので、小学生になるまでに、いろんな場所に一緒に行って、お兄さんになる練習をしていきたいと思います。近々、わたしとりったんは、初めての男二人旅(京都・奈良)をしますので、そこでもいろんな社会性を発揮してくれることを期待しています。

2017年

1月

02日

初ぬり絵

 あけまして、おめでとうございます。本年も宜しくお願いします。 

 我が子たちは毎日毎日、ぬり絵をしています。今から3年前、りったんの手先の器用さが心配だったので、塗り絵とLaQを始めました。最初は枠からはみ出てしまうことにイライラしている状態でしたが、どんな作品でも夫婦で褒めてきました。次第に、枠の中に綺麗にぬれるようになり、自分なりの配色を楽しんだり、鉛筆やクピーなどを混ぜ合わせたり、試行錯誤をしながらオリジナリティーを出すようになっていました。最近は、自分でイラストを描いて、それにメッセージをつけたものを「お手紙」として渡してくれます。

 今年最初の塗り絵は、親子合作になりました。リビングでパソコン作業をしていると、唐突に「パパ、恐竜を描いて」とむーちゃん(3yr)がお願いして来ました。そうなると、りっちゃん(5yr)もむーちゃんよりも強い恐竜を描いてほしがります:笑。ということで、りったんにはティラノサウルスを描いてあげました。私のイラストにりったんが色をつけてくれたのですが、(親バカですが)想像以上に上手に塗れていました。茶色や緑を使って塗った後に、仕上げに水色の色鉛筆を寝かせながら全体に薄く塗ったようです。水色という発想は私にはなかったですが、完成品をみてみると、水色が効いています。塗り絵やLaQのおかげで、微細運動は「強み」になりました。親というのは、常に心配したり不安に思うのでしょうか・・・今、一番心配なのは算数です。正直なところ、私は数学は得意で留学もしました。「なぜ、これを理解できないのだろう・・・」と不思議になるのですが、「自分の子ども時代と子どもを同じに考えない!」という奥さんの格言をもとに、算数もじっくりと練習していきたいと思います。よくよく考えれば、りったんからすれば、「パパの塗り絵って、色が変だよ・・」って思っているかもしれません:笑。

 得意なものは伸ばしてあげたいです。「苦手なもの(できないもの)は、練習すればできる」というりったんの格言を大事にして、これからも親子で取り組んでいきたいです。が

2016年

12月

27日

サンタクロース

 前回のブログで、ストーリー性のあるLaQの作品を作り始めたということを書かせていただきました。写真がその時の写真です。トナカイは説明書をみて作っていますが、そのほかはオリジナルで作成しているので、すごいなと親バカは感心しています。私がすごいと思ったのは、真ん中の赤いものが「サンタクロース」だということをちゃんと説明しながら作っていたことです。「本物のサンタさんは作れんから、これをサンタにするんだぁ」といいながら、それっぽい形にしていることです。象徴としてサンタを作るとは・・と心理学者としても感心してしまいました。

 この作品を作り始めた動機も、素直な性格なリッたんらしいものでした。プレゼントについていたサンタのお手紙には「サンタさんは りっちゃんがだいすきだよ。いつも おりこうにしている りったんをみているよ」と書いてありました。それを読んだりったんは、「やったぁ〜!サンタさんがリラクのことすきだって!」とずっとニコニコして、クリスマスの鼻歌を歌いながら、この作品を作っていました。いつまでも、素直で優しい子でいてほしいなと思います。この作品の写真は本人お希望により、サンタさんに送りました。

2016年

12月

25日

LaQの創作意欲:次のステージへ

 最近は、ポケモンにハマっているりったん(6yr)ですが、再ブームで熱中しているのはLaQです。クリスマスのプレゼントの1つにLaQの変わった色の補充をお願いされていたので、メインのプレゼントとは別にLaQをサンタにお願いしました。

 これまでのLaQの遊び方としては、難しい作品を作って、写真に撮ってもらうことでした。しかし、最近は遊び方が変化してきて、作品にストーリー性が出てきました。クリスマスのイメージをもとに、トナカイを作ってから、ソリをくっつけたり、そのソリにサンタやツリーを乗せたりして、「プレゼントを届ける」というストーリーを表現していることをプレゼンテーションしてくれます:笑。次回には作品を報告できると思います。

 LaQをおもちゃとして買い始めたのは、手先の器用さを育てるためでした。また、空間的な遊びが得意そうだったので、いろんな作品を作りながら自信を深めてもらいたかった想いがあります。今となっては、親がついていけないほどにスキルが磨かれ、保育園でもLaQが上手なお友達として認知されて自信も深まっているようです。親が思っている以上に成長したのは、LaQで一緒に遊ぶ弟のむーちゃん(3yr)に優しく教えたり、代わりに作ってくれたり、時には、自分の大事な作品を譲ってくれていることです。自信を深めることで優しさも育っていることを実感します。あと、1つだけ、贅沢な希望があるとすれば、LaQの片付けをしてほしいことです。家のいたるところにLaQのパーツが落ちていたり、私のカバンやコートの中、クツの中にもLaQが入っていることがあります:笑。

2016年

12月

19日

お手紙をもらいました

 最近は、自宅でも仕事をしてしまうことが多く、子どもたちの目にも「頑張っている」と映っているようです。

 急に「お手紙を書く」と言い出したので、レターセット(一筆便)をあげると、「ちょっと、こっちみないでね」と言いながら、ノリやハサミを使って何かを貼り付け、ニヤニヤしながら何かを書いています。完成したものが写真のお手紙です。「パパだいすき おしごとがんばってね」と書いてあり、真ん中はクマだそうです。頭にはロウソクが付いているそうです(誕生日のクマが応援しているという謎の設定です:笑)。子どもに応援されるような働き方はしてはいけないな・・と思う一方で、応援されて嬉しい気持ちもあります。学校でも1日何回もこの手紙を見て、元気を出して頑張りたいと思います。

2016年

12月

17日

保育園の作品展

 11月は月の半分ほど出張で家を空けている状態で、家族と一緒に過ごす時間が少なく、子どもたちには(奥さんも?)悲しい思いをさせてしまいました。ブログの更新も11月は全くできなくて、ご心配してくださった読者の方にも申し訳がありませんでいた。

 12月の楽しみの1つに「作品展」があります。子どもたちの成長をしれる良い機会ですし、子どもたちの作る作品はとても癒されます。写真の作品はりっちゃん(6yr)のものです。自分で染め上げたTシャツとオリジナルの「かっこいい 虫図鑑」です。奥さんと一緒に見に行ったのですが、りったんらしさがどの作品にも表現されていました。「かっこいい 虫図鑑」の中を見てみると、なぜか1ページ目がコオロギで、住んでいる環境や鳴き声などについて、イラストとともに書かれています。「コオロギはコロコロリとなきます」と独特な言い回しも可愛さを感じます。他の子の作品もたくさん見させてもらいましたが、面白かったのは「友達図鑑」を作っていた子です。ともだちの特技や好きな食べ物などについて書かれていました。図鑑では、りったんは「リンゴ好き」の友達のようです:笑。

 よくよく考えると、あと数ヶ月で小学生になります。わが子たちは「のんびり」をしっかり受け継いでいるので、あまり危機感を感じていないようですが、親は想像以上に焦っています。「あれも教えなきゃね」などと、子どもたちが寝てからは夫婦で就学前の作戦会議を立てています。親が思う以上に子どもは成長しているのかもなと思うことも多々ありますが、学校に行ったときに友だちとたくさん遊んで学べるように、基本的なことをまずは教えていけたらと思っています。

2016年

10月

15日

保育園の運動会

 今日は保育園の運動会でした。8時開門だったので、7時頃に行けば早い順番だろうと思っていましたが・・29番目でした。しかし、焦らすに集団行動を分析し、良い場所にシートを敷くことができました。

 このブログでも、縄跳びや短距離走を練習した記事を何回か報告しましたが、それらの練習は、この日のためにやってきたものです。昨夜は、お風呂から出てからも、短距離走の作戦会議をずっとしていました。「絶対に見ててね!」と何回も言って、りっちゃん(5yr)には珍しく闘志がみなぎっているようでした。短距離走は、おっとりした性格が災いたのか、コース取りで友達に譲ってしまっていました:笑。それでも、直線での疾走は、練習の成果が活かせたようでした。1位ではなかったですが、本人も満足していたようでした。トラックを走りながら縄跳びをする競技では、満面の笑顔で大きな体を活かした走りができました!集団演技の「よさこい」でも、満面の笑みで完璧な踊りを披露してくれました。そして、リレー競走では、最後尾のチームを優勝に導くような見事な走りを見せてくれました。

 年少・年中組と、おっとりしているりったんは、集団演技中でもポケットティッシュを丁寧にポケットにしまうことに没頭してしまっていたり:笑、走っていても「競走感」を全く感じさせないムードを持っていました。年長さんになったら、あんな風にできるのだろうか・・・と夫婦で毎年心配になっていました。しかし、担任の先生が子どものペースや気持ちを大事に育ててくれたおかげで、自信も出てきて、いろんなことに挑戦できるようにもなりました。大げさかもしれませんが、競技が終わるごとに、ジ〜ンとしてしまったり、興奮してしまって、ビデオに肝心な映像を納め忘れていることも度々でした。

 年少組のむーちゃん(3yr)は、家でダンスの練習を全く披露してくれなかったので、踊れるのだろうかと心配していましたが、さすが器用なむーちゃんは、完璧にこなしていました。ただ、競技中にもマイペースでトイレに行ってしまうあたりは、我が家の血筋をがっちりと受け継いでいる気がします。ムーちゃんは、お兄ちゃんに憧れていますし、お兄ちゃんはムーちゃんに優しくしてくれます。努力しなくても何でもできてしまうムーちゃんですが、お兄ちゃんのように地道に努力して自信を深めてくれるといいなぁと思います。

 兄弟が一緒に運動会に出れるのは、しばらく後ですが、それまでにお互いが優しく切磋琢磨してくれるように願っています。

2016年

10月

10日

スーパーでの新たな楽しみ:植物鑑賞

 子どもたちは、スーパーが大好きです。我が家の子どもだけでなく、多くの子どもがスーパーではしゃいでいます(叱られている子も多数:笑)。我が家の子どもたちは、近所のスーパーに行くと、必ずペットショップに寄り、犬と遊んだり、ネズミを観察したり、ハリネズミが動いているかどうか健康観察をしています。

 最近は、動物と触れ合った後に、隣に併設されている植物エリアに行きたがります。子どもたちは毎朝自分が育てている観葉植物に水をあげているので、植物への関心が強くなっている様です。今回は特設ブースの「胡蝶蘭」のコーナーに行きたいというので、ドキドキしながら入りました。普段のむーちゃん(3yr)は、触ったり、匂いをかいだりするのですが、胡蝶蘭のディスプレイに圧倒された様で、「なるほど〜」と通ぶった発言をして、じっくりと真剣な顔で眺めていました。おそらく、同じ部屋にいらっしゃったご年配の方々の仕草や発言を3歳が真似ているんだろうと思うと、とても面白く思えました:笑。

 歩いて帰る道の途中に喫茶店「コメダコーヒー」に寄ったのですが、大好きなオレンジジュースを飲んで落ち着いてから一言、「パパァ〜、こちょうらん、きれだったね。こんど、ママに大きいやつをかってあげようね!」と。。。「・・ママは胡蝶蘭、好きなのかな?」と言うと、「じゃあ、イチゴのはっぱ(苗のこと)をかってあげようね」と、ママにもパパにも優しい回答でした。やはり、植物が好きな人は、最終的に胡蝶蘭や盆栽に行き着いて「なるほどぉ〜」となるのでしょうか。

2016年

10月

03日

自分の植物を育てる

 昨年の秋、ブルーベリーの鉢植えを買ってからは、毎朝、植物に水をあげるのが日課になっています。学生の時からインテリアとして部屋に飾ってあった(放置?)ガジュマルの木も、毎日の世話で生き還り、青々した葉っぱをつけて、新たな幹も伸びました。植物を育てることに楽しみを見出した最近のお気に入りは、料理で使ったアボカドの種から芽を育てることです。写真の奥にある植物がアボカドです:笑。

 昨日、子どもたちを連れて、近所の園芸店に行き、ガジュマルとアボカドの鉢を買いに行きました。子どもたちは、色とりどりの花に興奮して、匂いを嗅いだり、眺めたり、思い思いに楽しんでいました。鉢をレジに運ぶ途中に、りっちゃん(5yr)がおもむろに「パパぁ。りっちゃんも木とか育ててみたいから、買ってもいい?ちゃんとお水とかあげるから。。」と珍しくおねだりしてきました。確かに、毎朝お水をあげる時に「自分にも水やり作業をやらせて欲しい」というアピールをよくしています。「毎朝、お水をあげて、大事に育てることができるんだったらいいよ」といったら、写真左の木とガラス鉢を選んで来ました。もちろん、むーちゃん(3yr)も選んで来ました(写真右:パキラ)。家に帰ってからは、鉢替えや土入れの作業を一緒にして、愛着も感じているようです。

 今朝は自分から「お水あげなきゃ」と張り切っていました。二人が大人になっても、この植物を育て続け、いつかは自分の家の庭で育ててくれたら嬉しいなと、妄想を膨らませています。

2016年

9月

17日

目標を持って取り組む

 このブログでも度々紹介している縄跳びの練習について、最近、大きな成長が見られました。しばらく練習をしていなかったのですが、運動会で縄跳びをするということなので、本格的に練習を再開しました。夏休みの時は、跳び方がダイナミック過ぎて、連続で跳ぶには課題が多く感じました。9月に入って、おさらいをしてみると、なんとか4回跳べるという感じでした。運動会までにはあまり時間がないので、本格的に心理学的な方法で教えるしかないなと思い、トレーニング計画を考えていました。

 しかし、1週間ぶりに縄跳びをすると、飛躍的に跳び方が変化していました。必要以上には高く跳ばないようになっていました。本人が言うには、友達の跳び方を見ていたとのことです。この跳ぶ高さを身につけてくれれば、あとはタイミングのつかみ方と縄の振り方です。トランポリンでリズムの練習をしていたせいもあって、跳ぶリズムはすぐにクリアーできました。あとは、腕ではなくて手首で縄を回すことがポイントとなります。腕を伸ばして縄を回すのが、縄跳び初心者のクセですが、「腕を曲げて」と言っても伝わらなかったり、わかっていても伸びてしまうことが一般的です。そんな時は、その子にあった伝え方を模索する方がいいでしょう。りったんの場合は「もっと、ネズミのようにチビく跳んで」というと、体を小さくしようという意識から腕を曲げてくれます。

 本格的なトレーニングを始めた初日は5回を目標にしました。それからは、保育園から帰ると駐車場で練習をし、2日目は10回を目標に(到達回数は13回)、3日目は15回を目標に(到達回数は24回)、3日目は20回を目標に(到達回数は26回)、4日目は35回を目標に(到達回数は47回)、5日目は40回を目標に(到達回数は56回)、6日目は60回を目標に(到達回数は66回)、と着実に目標をクリアーしています。来週までには、本人が目標にしている100回に到達できればと思っています。毎回目標をクリアーする度に、とてもいい笑顔を見せてくれます。目標を持って頑張る姿は本当に気持ちがいいものです。私も縄跳びを買って、すごい跳び方を披露したくなってきました:笑。

  • りったんの頑張りをイメージするために、永久的に縄跳びをするgifアニメを作りました。動画から15カット取り出してつないだものです(3分ぐらいで作成できます)。

2016年

9月

16日

理解して食べる?

 保育園から「料理の素材と栄養」に関するプリントをもらってきてから、りったん(5yr)の食生活が変化しました。

 りったんは、食に対する興味が薄く、好き嫌いも多く、ママはいつも困っています。ただ、不思議なことに、保育園の給食は早く食べるし、完食もしているようです。家族の前だとワガママを言って、「ボク、これ苦手だなぁ」とか、「ちょっと寒くなってきた」とかわかりやすい仮病も使ってきます:笑。「じゃあ、食後のアイスは食べれないね」というと、「わかったよ!」とニコニコしながら、ご飯を早く食べます。りったんの3割はデザートとフルーツでできているような気がします。。しかし、保育園からもらってきたプリントが彼を変えつつあります。プリントをキッチンのカウンターの壁に貼り付け、夕食の素材がどういう栄養なのかを調べて食べ始めました(写真参照)。「お肉は体を作る元になるのかぁ」と、席を外して確認しては食べています:笑。

 私は食に興味がありすぎるので、このプリントを見ながら「体を作りすぎない」ということを肝に銘じながら食べるといいかもしれません。

2016年

9月

15日

「おす」の反対は?

 リッちゃん(5yr)とムーちゃん(3yr)は、二人とも早生まれなので、同学年の子についていくことができるように、今は読み書きの練習を始めています。その甲斐もあって、ひらがな・カタカナ・アルファベット・小学校1年生の漢字は読めるようになりました。ムーちゃんは特に練習していなかったのですが、お兄ちゃんと同じように漢字も読めるようになりました(カタカナは読めませんが・・)。

 今は、どこに行っても、知っている漢字やひらがなを見つけて読むことが楽しいようです。先日の休日に、子どもたちの美容院を予約し、お店の前で待っていると、ムーちゃんが知っているひらがなを発見し、喜んでいました。こう言う光景は、親としても微笑ましく見ていたい光景ですが、ちょっとだけ、夫婦で吹き出してしまいました(写真はその時の光景です)。

 

 ムーちゃん:パパ!ここに「おす」て書いてある。だけど、点がないね。

 パパ:ムーちゃん、すごいねぇ!ムーちゃん、「おす」の反対は何か知ってる?

 ムーちゃん:知ってる。「メス」でしょ。

 パパ&ママ:・・・・。そっか、それもそうだね。

 りっちゃん:ムーちゃん、違うし。「すお」だよ!!そんなの簡単じゃん。

 パパ&ママ:・・・・。そっそれも、それもそうだね。でも、ドアを「おす」の反対だよ:笑。

 

 出題者の意図としては、ムーちゃんのニュアンスが近いですが、お兄さんが自信満々なので、後で丁寧に教えておきました。この状況を踏まえての「おす」の反対だったのですが、子どもたちに質問する時には、明確に「ドアを押すの反対は何かな?」と言わないといけないなと勉強になりました。ただ、りったんは、妙にワーキングメモリという機能が高いので、「すおをあど」と答えそうでちょっと怖いですが、それはそれで褒めてあげようと思います:笑。

2016年

9月

05日

家族とは?

 LaQの熱が冷めてきてしまいましたが、それでも作品をたまに作ってくれると癒されます。夏休みは、私は出張が多かったので、子どもたちとは離れ離れにしばらくの間なっていまっていました。そんな時に届いた作品が写真のペンギンです。ママからのラインには「家族なんだって:笑」と書いてありました。6人家族?と思いましたが、おじいちゃんとおばあちゃんが含まれているとのことでした:笑。

 りったん(5yr)は「家族」という概念について深く考えているようです。おばあちゃんの家から自宅に帰る際には、かなり泣きぐずってしまい、新幹線の中でもずっと泣いていたようです。家に帰ってからも、おばあちゃんのことを思って泣いているし、「おばあちゃんと一緒に住めばいいじゃん!」と怒っていました:笑。最近では、「ぼくは結婚しない!」と唐突に変なことを言うので理由を聞いてみると、「結婚するとママみたいにお母さんやお父さんと一緒に入れなくなるから」とのことです。そして、1日何回も「ぼくがお兄さんになっても、ずっと一緒にいるの?忘れないようにしてね。」と半べそで確認してきます。

 ママは、後ちょっとすると、「一緒に買い物に行きたくないとか、一緒に歩きたくないとか言うようになるんだけどね:笑」と言っていますが、本人にとっては大真面目な問題なので、冗談も通じません。ただ、ムーちゃん(3yr)に「お兄さんになっても、ずっと一緒にいる?」と聞くと「いない」とシンプルに回答してきます。それはそれで、ちょっと寂しく思います:笑。

2016年

9月

01日

田舎で虫嫌いを克服する

 今年の夏休みは、ママの実家に長期帰省して、子どもたちは田舎暮らしを満喫しました。私は出張などで長くはいられなかったのですが、子どもといる時は、なるべく、田舎でしかできないことを経験できるようにしました。その1つが、虫取りです。お義母さんの案内のもと、いろんな場所で虫取りをしました。トンボ、セミ、バッタ、蝶々・・・、虫取り網でたくさん捕まえました。ただ、我が家の男子は、ママの虫嫌いを継承していて、興味はあるものの、虫に触ることができませんでした。男の子の遊びに虫遊びはつきものなので、捕まえたものは手に取ってもらい、しばらくしてから逃がしてもらう役割をしてもらいました。ほとんどの虫を触れるようにはなりましたが、積極的には触りたくないようです。でも、捕まえて欲しい。そして、知っているうんちくを語りたい。来年の夏休みは、早朝からカブトムシを取りに行けるように、虫に慣らせたいと思います:笑。

2016年

8月

14日

夏休みは外で遊ぼう!


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2016年

7月

09日

化石発掘体験

 前回のブログでも話題にしましたが、我が家は空前の化石ブームです。4日前ぐらいから、1時間に3回は「化石」「ホリホリ」「アンモナイト」のいずれかのキーワードをずっと聞かされていました。「土曜日にアンモナイトの化石をホロホリする」とずっと言っていたのですが、まさか、早朝の5時半から開始するとは大人は思っていませんでした。まずは、本物のアンモナイトの化石をじっくり観察しながら、図鑑と比べる作業をしようとしましたが、子どもたちは「ホリホリ」のことしか考えていません。。道具の使い方を一通り教えたら、思い思いのウンチクを語りながら発掘していました:笑。発掘セット(800円)は、石膏の中に化石のレプリカ(三葉虫・うに・アンモナイト)と棒と刷毛というシンプルなものですが、大興奮の1時間でした!

 石膏部分は意外に硬く、付属の棒ではなかなか掘り進めるのが難しそうでしたが、LaQで鍛えた微細運動で、化石部分を壊すことなく3つとも綺麗に取り出すことができました。りったん(兄5yr)は几帳面なので、取り出した化石を棒の角や刷毛でクリーニングするという念の入れようです。興味を持っている時に実践しながら色々と教えてあげると、本当に吸収するのが早いなと実感します。

 今度は本物の化石を発掘できるスポットで一緒にホリホリしたいなと思っています。

2016年

7月

08日

本に親しむ

 我が家には絵本や図鑑が沢山あります。と言っても、最近は、ほとんどが図書館から借りてきた本です。ムーちゃん(3yr)も本を大事に扱えるようになってきましたので、図書館から毎週、奥さんが沢山の本を借りてきてくれます。また、保育園からも毎週、子どもたちが本を借りてきます。

 奥さんは、借りてくる本のバランスを考えてきてくれているようで、とても感心します。図鑑系とお話し系を借りてきてくれるのもそうですが、季節を感じる本(梅雨時なのでカエルがモチーフになったもの)や、興味を持っているトピック(動物の類型)も考えてくれています。

 朝起きると、ムーちゃんは図鑑を読んでいますし、りったん(5yr)も好きな本を読んでいます。夜は、必ず、絵本や図鑑の読み聞かせを何冊も奥さんがしています。ひらがなやカタカナを早くから読めるりったんは、自分でどんどんと知識を吸収していっているので、大人が知らないマニアックな動物の生態についても毎日教えてくれます:笑。ムーちゃんは、そんなお兄ちゃんに憧れているので、文字を読んでいるという体で、絵本を読む姿をアピールしてきます:笑。

 「ライオンのいちにち。ライオンはおなかがすいたので、シマウマの赤ちゃんを食べるです。」

 「ナマケモノのいちにち。ナマケモノはウンチをするときだけ木から降りるんです。」

 ムーちゃんは明らかに文字を読んではいませんが、そんな姿を兄りったんはニヤニヤして聞いています。たまに「どこを読んでほしい?」と聞いて教えてあげています。ちょっと前は、文字を読むという感じでしたが、最近は文節を読んだ後に「へえ〜、アブラムシってすごいんだね・・」と感動している様子なので、内容を読んでいるんだなと実感します。

 りったんは5歳半ですが「漢字を練習したい!」と最近は意欲的なので、お風呂で練習する漢字シートを早速購入して明日から特訓をしたいと思います:笑。

2016年

7月

07日

早朝の恐竜博士緊急会議

 我が子たちの最近の流行は「化石」です。奥さんが図書館から借りてきた恐竜図鑑や化石図鑑で流行に火がつきました。昨夜も寝る直前まで図鑑を見て兄弟で話し合っていたのですが、話がまとまらなかったのでしょうか・・朝5時から恐竜化石会議が始まりました。早朝から会議の内容はディープです。ただ、主に発言しているのはムーちゃん(弟)で、りったん(兄)は聞き役で、適宜アドバイスをしています。

 「アンモナイトは化石になってるから死んでるんだよ・・」

 「アンモナイトの化石をパパとムーちゃんとリラクでホリホリするんだぁ」

 「ティラノサウルスの化石は、死んだ骨が土の中に埋まってるから、死ないといけない」

 「ムーちゃんもパパの化石をホリホリする(?)」

 最後の発言は議事録から抹消しましたが、とにかく、化石への関心が強いことがわかります。関心が強いうちに、いろんなことを教えたいので、化石発掘セットとアンモナイトの化石を購入してみようと思います。

2016年

7月

01日

兄弟間の明確な違い:遺伝論者になりそうです

 弟のむーちゃん(3yr)も徐々にお兄ちゃんの真似をするだけではなく、個性を出し始めました!一言で言うと、むーちゃんはヤンチャ坊主です(兄りったんは、おっとりボーイです)。

 朝起きる時、りったんはボーとしながら「おはよう・・」と言って起きてきますが、むーちゃんは何故か子猫の真似をしながら起きてきます。

 登園時は、りったんは恥ずかしがりながら教室に入りますが、むーちゃんは「おはよー!」と走って教室に入場します。

 「ママと先生、どっちが可愛い」という質問についても、兄弟間で答え方が異なります。兄は「先生だよ。。。あ!ママ」とうっかりミスをしてしまいますが、弟は「ママ!だって可愛いよぉ〜」と。。。

 夕食後のアイスをもらう時も全く違ったアプローチをします。兄は「何でもっとくれないんだよ!もう、少ないよ!」と一般的なアピールですが、弟は「もっと、アイスあげてみたら?もっと、もっと!パパがんばれ〜、もっとあげたら嬉しいよ!」と謎のアピール・・。

 病院の待合室で泣いている小さな子をみると、兄は「赤ちゃん泣いてるね。怖いのかな・・」と心配な様子です。弟は「何で泣かせるんだよ。あん奴たちが、いじめてるのかよぉ!」と何故か怒っています(あん奴とは、おそらく看護師さんです)。

 何もかもが正反対の兄弟ですが、同じように育てているつもりです。よく、1人目の子育ては「育て方で子どもが変わる」と思うので、環境論者になると言われています(環境を整えればよく育つと思いますもんね)。しかし、2人目になると遺伝論者になると言われます。つまり、同じように環境を整えたり育てても、兄弟で似ていないことが多いからです。我が家の場合は、むーちゃんは誰の遺伝なんだろうと、たまに夫婦で話し合っています:笑。

  • 写真に映っているのはむーちゃんです。園で毛シラミが発生したという報告があったので、思い切って「ソフトモヒカン」にしました。ワンパクさがさらに目立ちます。

2016年

5月

19日

続 LaQ作品展


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2016年

5月

15日

LaQ作品展


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2016年

5月

14日

動物のうんちく

 今日は子ども二人を連れて、近所のスーパーに行ってきました。お子さん連れの買い物客の定番コースといえば、ペットショップをぐるりと回るコースだと思います。我が家も例外なく、犬猫のショップ → 魚のショップ → 小動物のショップ → 昆虫のショップ の順番で周りました。子どもたちは、動物の図鑑やDVDで相当勉強してますので、最近、ペットショップの楽しみ方も変わってきました。

 りったん:「ここのお店のハリネズミはいつも寝てるんだよね」

 むーちゃん:「だってさー、夜に動くんだよ」

 りったん:「知ってるよ!モグラの仲間だしね!」

 むーちゃん:「あのしゃぁ〜、えっとさぁ〜、ミミズ食べるよね」

 りったん:「なに言っちゃってるんだし。木の実を食べるんだよ!」

 パパ:「なんでも食べるんだよ!」

 りったん:「じゃあ、調べてみるね。なんだよぉこれ、何にも面白いこと書いてないじゃん!!」

以上のように、行く先々で動物のうんちくを兄弟で語り合いながら、最終的にはお店の展示カードにケチをつけて回っています。写真はその時をとらえたものです。

 みなさん、「ビクーニャ」という動物って、図鑑で見てすぐ分かりますか? 私はTVに出てた動物を指して、「ほら、アルパカだよ!」っと自信満々に言ったら、子どもたちから冷静な声で「あぁ、あれはビクーニャだよ(むーちゃん)」「そうそう(りっちゃん)」と修正されました。。。

2016年

5月

14日

パパって強いの?

 我が家では「ドラえもん」が流行っています。昔のドラえもんと今のドラえもんの違いに戸惑ってしまうのは私だけでしょうか?ただ、キャラクター設定の大枠は変わらないようで、のび太は相変わらずのようです。

 むーちゃん(3yr2m)とお風呂に入っていると、真剣な顔で質問をしてきました。「ねぇ、パパぁ〜。パパはジャイアンよりも強いの?」と謎な質問です。私は「パパの方が強いよぉ」と答えました。すると、むーちゃんは、「だったら、ジャイアンはのび太をいつもぶっとばしてるから、パパがやっつけたらいいじゃん!」と力説してました。3歳になったばかりなのに、そういう観点からドラえもんを見ているんだなと感心しました。しかし、「ジャイアンをパパがぶっとばしたら、ジャイアンは可哀想じゃないの?」と聞くと、「あんやつ(あの奴)は悪い奴だから、ゴンケツ(げんこつ)されてもいいんだよ」とかなりの懲罰主義者です。こういう問題をいつ頃から、どのように教えていくかという問題は、昨今の道徳教育の必修化とも関連があることだと思います。子どもの脳発達にともない、これらの問題を考える思考力の程度はことなります。何気ない日常の会話から、子どもの道徳心をどう育てるべきかという問題について考えさせられた時でした。

2016年

5月

08日

ワンパクに育つには・・

 自転車の練習にスリルはつきものです。慎重な性格のりったん(5yr2m)も、最近では自らスリルを味わうために、下り坂を勢いよく走っています。昔は平地でさえ、止まらなかったらどうしよう・・という感じで、常に自転車の側にいないと心配がっていましたが、最近では、下り坂のカーブを大胆に曲がり、姿が見えなくなってしまいます・・。男の子はこうやって大きくなるんだなぁと、父親としては内心ホッとしています。慎重なりったんもいいですが、どんどん危険なことにも挑戦して欲しいなと思っています。今思うと私たちも子ども時代はもっと危険なことをしていたと思います。近所の森(実は古墳でした:苦笑)で秘密基地を作ったり、川を泳いだりしました。今、自分の子どもたちが小学生になった時に、同じことをさせられるかと考えると、ちょっと戸惑ってしまいます。子どもがワンパクに育つためには、親も覚悟が必要ですね。

2016年

5月

03日

体幹トレーニング2

 男の子は朝から晩まで暴れています。きゃっきゃ言っていると思いきや、泣き声が聞こえ、そしてまた笑う・・。頭ではわかっているんですが、奥さんと顔を見合わせては苦笑することもしばしばです:笑。そんな時は、私の登場です!最近は「ムササビ・ジャンプ」という遊びをしていたのですが、ここ最近は「サーカス」という遊びをしています。写真は「サーカス」をしているところを撮ったものです。パパ世代の方は、子どもの時に経験したことがあると思います。

 ベンチプレスの要領で、子どもを上げ下げするだけの動作ですが、「サーカス」にはいろんな要素が重要になってきます。まずは、子どもの「体幹バランス」が重要です。つぎに、「恐怖心の克服」です。最終的には、ゆっくりと下ろすのですが、バランスを崩した時などは、私のお腹に尻餅をついて着地します。怖さがあると腰が引けてしまい、バランスも悪くなってしまいます(写真右は少し腰が引けていますね:笑)。そして、何よりも重要なのは「息を合わせる」ということです。お互いのバランスを感じ取りながら、自分のバランスを調整するという難しい運動を瞬時に行わなければいけません。理屈ではなく、相手と自分のバランスを感じ取ることがポイントです。この運動は、他の運動よりも絆が強くなる気がします。子供達はこの運動を喜んでやりたがるのですが、私の体力の関係上、何回も何回もできません:泣。私の体力をよそに、子どもたちは「りっちゃん、むーちゃん、りっちゃん、むーちゃん、りっちゃん、むーちゃん、りっちゃん、の順番こね」「ちがうよ、むーちゃん、りっちゃん、むーちゃん、りっちゃん、むーちゃん、むーちゃんね」・・・・・どちらでもいいですが、2回ずつが限界です。。

 奥さんが見ているとヒヤヒヤするといつも心配していますので、決してオススメはしませんが、子どもと息を合わせる運動をこれからも続けていきたいと思います。

2016年

5月

02日

またまた「左目」が・・・

 お兄ちゃんのりったん(5yr)は、何故か左目が毎年タダれてしまいます。このプログの検索上位には「目」のキーワードが入っていて、記事も見ていただいているようです。それだけ、子どもの目はデリケートなのはわかりますが、りったんはいつも「左目」だけが突如として腫れてきます。ブログでも何回か紹介しましたが、このタダれていること自体は少しすれば治るのですが、問題は「視力」です。左目の視力が弱いかもしれないということで、ここ数年は大学病院に検査通院をしています。最近は、左右差も少なくなってきていて、順調だったのですが・・。治りかけると痒くなるらしく、掻いてしまうと余計にひどくなり・・悪循環をしてしまいます。処方された目薬と塗り薬も痒さを増すらしく、本当にかわいそうですが、頑張って目薬をしてくれています。どうしても触ってしまうので、「貼れる眼帯」を買ってみましたが、長期で使用すると視力が弱くなってしまうので、困ってしまいます。

 この症状が毎年時期が来るとなるので、ひょっとしたら「花粉症」の一種ではないかなと疑っているのですが、でも、昔なった時とは、若干時期がずれているし・・・。謎は深まるばかりですが、早く良くなればと毎日思っています。

2016年

4月

22日

子どもの基本的生活習慣

 基本的生活習慣の「食事・睡眠・運動」は、ヒトの健康を支える重要な土台です。特に、これらは「習慣」ですので、子どもの頃から身につけることがポイントとなります。

 我が家の生活サイクルは、朝6時起床から始まります。夏になるとここから朝風呂が始まります。8時半に保育園に向かいますので、それまでに、持ち物準備・着替え・食事・歯磨きなどを終わらせます。保育園からの帰宅は5時頃になります。就寝は8時半ですので、これまでに、遊び・食事・お風呂・着替え・歯磨きを終わらせます。一緒に添い寝をしないと寝れないので、私たちも一先ずベットに入ります。子どもたちが熟睡し始めた12時頃に大人は再び活動を開始します。着替えが自分たちでできるようになったので、昔よりはスムーズになりましたが、合間に子どもたちが戯れあったり、ケンカしたりするので、結局は昔と変わらず手間がかかります:笑。親の生活習慣に合わせて子どもの習慣を崩してしまうのはもったいないので、子どものペースを守りながら、親のペースも柔軟に変化させる方が良いかもしれません(そのため、私たちも8時半に一旦寝ています:笑)。子どもたちが自分自身で生活習慣を確立するためには、習慣化するまで親も一緒に頑張ることだと思います。

 写真は、一緒に歯磨きをしている時に「こんな風に磨けるよ」とスキルアップしていることを教えてくれた今朝の一枚です。

2016年

4月

21日

新しいおもちゃ:LaQ


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2016年

4月

16日

買い物でみる子どもの成長

 子どもと買い物に行くと「大変」と思うことがたくさんあります。スパーに行くと、多くの子どもたちが叱られています:笑。叱っているお母さんに共感しながらも、私はなるべく叱らないで、子どもたちと買い物を楽しもうと思っています。買い物をしていると、本当に子どもの成長を感じることがあります。

 買い物には、子どもの発達を促す要素が満載です。「人にぶつからずに歩く」「大人の買い物の歩調に合わせる」などの行動は、視野を広く保ちながら、共感性をうまく働かせないといけません。また、当たり前のことですが、「触ってはいけない物」を触らずにいられることは、抑制力や社会性の育ちと関係しています。

 りったん(5ry)は、買い物の時もいろいろなお手伝いをしてくれますが、やはり、子どもなので、魚屋の近くに行くと興奮してしまいます。昔は「この魚は何ていうの?」「これ触っていい?(聞いてくれるだけマシです)」と、ずっと魚屋の前にいて、他のお客さんの邪魔になることも多々ありました。今日のお買い物では、「パパ、お客さんがいるから、こっちで魚を見ようか」と、気配りができるようになっていました。ただ、その直後に、「パパ、なんで水槽に生きているお魚がいるのに、死んでるブリが売ってるの?」「なんで魚死んでるのかなぁ?」と、素朴な疑問を大きな声でぶつけていました。周りのご年配のお客さんが「本当だねぇ〜」と優しく声をかけていただきましたが、こういう発言も、少しずつ教えていかないといけないなと思った次第です。

2016年

4月

16日

昔は泣いていたのにね

 今日は土曜日恒例の「パッピーセット」を買いに行きました。私たち大人も、土曜日はワイン・生ハム・チーズのハッピーセットを買い出しに行く曜日ですので、非常に楽しみな休日でもあります:笑。

 ハッピーセットを買いに行くときの恒例行事の1つに「洗車」があります。私たち大人にとっては、面倒な作業ですが、子どもにとっては嬉しい作業のようです。たしかに、モップが車を覆い尽くして洗うわけなので、子どもたちにとってはスリリングかもしれません。りったん(5yr)は、最近は喜んでいますが、昔は洗車中によく泣いていました。最近は、むーちゃん(3ry)と一緒なのが良かったのでしょうか、ちょっと怖いなと思うことでも「楽しみ」に変えてしまっているようです。兄弟一緒だと何でも楽しくなるようで、親としては叱ってしまこともたまにありますが、本当に楽しそうで、見ているこっちも「楽しそうだよねぇ」と夫婦で元気をもらっています。

2016年

4月

10日

男兄弟の競い合い

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2016年

4月

06日

進級しました

 一昨日に保育園の進級式がありました。残念ながら、進級園児の保護者は参加できなかったのですが、下の子(むーちゃん:3yr)は、念願のスモックを着たり、鞄をもてる年少組になり、ずっとテンションが高かったです。上の子(りったん:5yr)は年長組になり、奥さんとしみじみしてしまいました。

 兄弟そろって保育園に行ってくれるのは、親としてもとても安心です。優しいりったんは、延長保育時間の夕方は、自分たちの遊んでいるところにムーちゃんを誘って遊んでくれます。また、活発なムーちゃんは、ちょっとシャイなりったんの不安を緩和してくれるようです。

 男の子兄弟なので、奥さんが引いてしまうような遊びをたくさんして自慢げに毎日の夕食時に語ってくれます。そして、休日に靴を洗うと、無限に砂が出てきます。。昨日は奥さんの嫌いな虫の話題でした。

 

 りったん:「今日は**君たちと、ダンゴムシを100匹も採ったんだよ!パパ、欲しい?」

 私:「いらないよ。ダンゴムシさん、ちゃんと逃がしてあげた?」

 りったん:「じゃあ、ママにあげちゃおうかなぁ!(もったいぶる感じ・・)」

 私:(パパの質問は無視かよ・・)

 りったん:「パパ、やっぱり欲しいの?」

 奥さん:「・・・・」

 

 昨年は、カブトムシやクワガタムシなどの昆虫が我が家に来ましたが、今年はもう少し身近な昆虫たちが参入してきそうです:苦笑。ところで、ダンゴムシって飼育できるムシなのでしょうか・・?