
2013/12/26 ゼミ合宿@岐阜高山
11生卒業論文テーマ

杉山瑞奈(すぎやまみずな)
ネガティブな感情に基づいた動機づけが感情制御に及ぼす影響:調査
心配に関するポジティブなメタ認知的信念(PMB)は、心配を持続させる要因であることが知られている。本研究では、ネガティブな感情に基づいた動機づけに焦点をあて、それらのPMBの影響について検討する。

二宮奈美(にのみやなみ)
小学生における場面緘黙の維持及び緩衝に関する要因の検討:調査
場面緘黙児は「おとなしい子」として、見過ごされてしまうことが多い症状です。卒論研究では、メタ認知療法の観点から、場面緘黙の維持要因と学校場面で実施できる介入方法に関する予備的検討を行います。

西嶋涼花(にしじますずか)
能動的注意制御が感情不安定性を伴ったBPD傾向者に及ぼす影響:調査
BDP者に対する効果的治療法が幾つか確認されつつある中で、本研究ではメタ認知療法に焦点をあてた検討を行う。具体的には、注意制御やDMがBPD傾向に対して、どの程度の軽減効果を有すか予備的に検討する。

八木萌子(やぎもえこ)
大学生における発達障害傾向が日常生活の困り感に及ぼす影響:調査
発達障害を有する大学生は、複雑な社会環境への適応が求められることが多いため、その「困り感」の様式も様々であると考えられます。それらの背景にある認知行動的特徴との関連について研究を進めています。

宇野愛理(うのあいり)
自己認識の発達が性同一性障害に及ぼす影響:調査
発達障害に特有な認知などと性同一性障害との関連について研究しています。性同一性障害の社会・心理的要因を様々な観点から把握することで、早期支援などにつなげることができればと思っています。

中村百花(なかむらももか)
研究テーマ:自己への慈しみが主観的健康感に及ぼす影響:調査
従来から研究されてきた自尊心、自己愛、自己肯定感など、自己に対するさまざまな心理的構えと「自己への慈しみ(Self Compassion)」の移動をふまえ、それらと主観的健康感との関連について検討を行う。

中川満美子(なかがわまみこ)
MCTが大学生における月経前症候群傾向の軽減に及ぼす影響:調査
月経前症候群傾向におけるメタ認知療法(MCT)の効果と作用機序について予備的に検討しています。具体的には、月経関連症状のCAS尺度を作成し、注意制御やメタ認知的信念との関連性を調査しています。

蜂谷明美(はちやあけみ)
孤食様式が心理的健康に及ぼす影響:文献
孤食傾向の高い小学生は、日常的にイライラが溜まっている状態であることが多く、多くの心理ストレスを抱えていると言われています。食事中におけるコミュニケーションと心理的健康の関連に興味があります。

山田ほのか(やまだほのか)
発達障害児に対するスティグマが子育てに及ぼす影響:文献
発達障害に関する社会的認知が高まる一方で、発達障害に対する誤解や偏見も多く生じています。卒論では、これらのスティグマの分類と養育者への影響に焦点をあてて情報を整理します。

中村成実(なかむらなるみ)
いじめの被害経験が社交不安障害傾向に及ぼす影響:文献
他者評価懸念(認知)やコミュニケーション(行動)の障害が、過去のいじめ被害経験からどのような影響を受けており、それらの認知行動的な問題をどのように改善していくかという問題に興味があります。

水谷麻希(みずたにまき)
研究テーマ:過剰適応の心理学的メカニズム:文献

伊奈栞(いなしおり)
自己認識の発達が自己評価と他者評価のズレに及ぼす影響:文献
「自己」に関する自己認知について研究しています。「私」を他者はどのように評価しているのか、「私」に対する自己評価とのズレを発達的特徴と関連させて文献研究をしています。