200. 知っている言葉で

 早いもので今年も2か月が経過してしまいました。みなさんお変わりありませんでしょうか。僕は花粉症で目が痒いです。

 先日、学童のアルバイトのお昼休憩でうどん屋さんに行きました。仕切りのあるテーブルでうどんを食べていたところ、仕切りを挟んで向かいの席にいた1歳くらいの男の子と偶然目があってしまいました。仕切りにはちょうど男の子が僕の顔を覗けるくらいの隙間があり、興味津々にこちらを覗き込んでくる姿がとても微笑ましかったです。自分の食器を見せてくれて「ふぉーく!」「すぷーん!」など、知っている言葉をいくつも教えてくれました。「そうだね!フォークだね!」などと応答しつつ、子どもの言葉の発達を感じていました。すると、僕のことを指差し「ぱぱ!!」と言いました。突然の事で驚いてしまい、返す言葉に戸惑ってしまいました:笑。きっと男の子の中では、まだ大人の男の人に対して “パパ” 以外の呼び方を知らず、僕に対してもパパと言ったのかなと思います。それでも知っている言葉を使って僕を呼んでくれたことに対して感動してしまいました。今後、多くの子どもと関わっていく中で、子ども一人ひとりの発達を子どもや保護者と共に喜べる保育者になれるよう、勉強に励みたいと思いました。(幼児保育3年:伊藤 大将)