183. 教育実習

 こんにちは。梅雨入りし、蒸し暑い日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

 さて、私は5月27日から3週間の教育実習へ行って参りました。学校現場へ実習に行くのは初めてだったのでとても緊張しましたが、終わってみると充実度が高く、あっという間だったように感じます。

 私が特に良い経験になったなと思ったのは、「授業は生き物」であると言うことを実感できたことです。どんなに練って考えた指導案でもその学級の児童にフィットしなければ上手くいかず、どんなに素敵な授業をしても、他の学級、学年になってしまえば全く別物になってしまうということが分かりました。だからこそ、日頃から児童の様子をよく観察し、コミュニケーションをとることで児童の実態を把握しておくことや、念入りな教材研究が大切であると学ぶことができました。また、社会人になるのだという自覚を持つこともできました。職員会議に参加させて頂いたりもしました。挨拶、お礼や謝罪、時間を守ることなど教師が日頃からきちんとできているかを児童はよく見ていて、教師がしていないことは児童もしないと思うので気をつけようという気持ちになりました。

 配属学級の児童はとても元気で温かく、最終日には1人ずつから素敵な折り紙の花束とお手紙、また口頭で「先生の素敵なところ」を伝えてくれました。大変だと感じることもありましたが、その分成長や学び、喜びもあったとても良い実習・経験になったと思います。

 教員採用試験まであと1ヶ月を切っていますが、この経験を生かして今度は本物の先生として児童の前に立てるよう頑張って参ります。