142.【OGブログ】環境の変化を愉しむ

 今井ゼミ2期生の杉山です。私は今年度から山の中の全校300人に満たない中学校で勤務しています。先日は校庭にキツネが出ました。まだ出会っていませんが、ウサギ、シカ、イノシシも出るそうです。昨年度は、1000人規模の高校で勤務していたのでガラリと環境が変わりました。複数勤務から単数勤務になり不安も多いですが、他の先生方に支えて頂きながらなんとか頑張っています。そんな中、1年生の宿泊学習へ行ってきました。ジャガイモの皮を爪で剥き、なんとか完成させたカレーをとても満足そうに食べる様子に私も嬉しくなりました。私にとっては初の宿泊行事だったので、疲労困憊でしたが、学校に戻ると 杉山先生おかえりなさい!という掃除当番の子の温かいメッセージがあり疲れも半減しました。

 話は変わりますが、来月には健康心理学会への参加、8月にはLD学会の宿泊研修への参加を予定しています。研究だけしていればよかった大学院時代とは違い、まだ仕事にも慣れないなかで休みを使って学会に参加することは正直大変なことの方が多いです。ですが、何人かの後輩に会って近況を報告しあったり、気になる研究を拝見させて頂いたりすることは、自分のモチベーションに繋がります。それと同時に、自分が研究していた時の楽しさや充実感を思い起こさせてくれます。今は、与えられた職務に追われる日々ですが、いつか学校現場で自分が興味関心を持ったことを掘り下げていきたいです。今井ゼミに長く在籍していた私にも顔の知らない後輩が増え、時の流れを感じますが、学会等で会って話が出来たらとても素敵な事だと思います。その時はよろしくお願いします。

(2016年度院卒:杉山瑞奈)