入学式と子離れ

 今日はお兄ちゃんの入学式でした。親として心配なのは、どんな学校なんだろう、どんな先生(担任)なんだろう、保育園の仲の良いお友達とは一緒のクラスかな、などなど、悩みのタネは尽きませんでした。お兄ちゃんは、持ち前の「おっとり」を生かして、「入学式かぁ〜。今日から小学生のお兄さんになったって訳?」などとノーテンキでした。それでも、私たち夫婦からすると、そんなお兄ちゃんの発言でさえ、成長の証だと思えます。少し前だったら、心配性で不安で不安でたまらない感じだったと思います。ここ半年の成長は眼を見張るものがあり、あの内気なお兄ちゃんはどこに行ったんだろうと思うぐらい、道ゆく人にも大きな声で「おはようございます!」を言える様になりました(たくさんの自信を持たせてくれた保育園の担任の先生に感謝です)。

 入学式に移動する間、あまりの校舎の素晴らしさに驚きを隠せませんでした。数多くの学校を専門家として訪問してきましたが、間違いなくナンバーワンの校舎です!担任の先生も学年主任の優しそうな先生で、園で一緒だった友達もクラスメイトでした。お兄ちゃんはいつも強運です。入学式も緊張感のなか、無事に終わることができ、本人も満足気でした。帰宅時には、保育園にはない広大な運動場を見て、1人で数分間楽しそうに走り込んでいました。

 今までは、新しい環境や新しいことに挑戦する際は「サポートをしなきゃいけない」と思い込んでいましたが、今のお兄ちゃんは自信もあり、意欲もあります。何もかもが新しい経験になると思いますが、今度はお兄ちゃんのことを信じて、見守ることにも挑戦しなければいけないと思っています。

 帰宅後には「入学式ごっこ」を弟としていました。お気に入りのフレーズは「座ったままで礼!」です。これを弟に強要して、何度も楽しいでいました。