112. 面接練習

 春休みが始まってから、3週間が経ちました。春休み期間の大学は学生がほとんどおらず、とても閑散としています。その気になれば、大教室を1人で貸し切って勉強できるほどです:笑 。そんな大学の中で、ゼミ生は就活や教員採用試験に向けて集まって勉強しています。先日は面接や集団討論の練習を行いました。面接練習は自分の長所や短所を話すところから始まりました。この質問は面接で問われやすい項目の1つだと言われています。「あなたの長所を3つあげてください」と今井先生に言われ、ゼミ生同士で「3つも…!」と顔を見合わせてしまいました:笑 。普段から考えていないことは、話せないものですね。面接ではどうしても自分をよく見せようとしてしまいがちですし、私もその1人です。ですが、だからといって、教科書のような受け答えをすると、「真面目か!」と先生からツッコミが入ります:笑 。自分の考えを素直にまとめる難しさを感じております。また、面接中は姿勢を保つことが大切と言います。ですが、面接中1ミリも動かなかった私は「アンドロイドみたいで怖い」と言われてしまいました:笑。 人間らしさが感じられなかったそうです。何事も適度にすることが大切そうですね。集団討論の練習では、「ある事柄に対して、賛成・反対の立場から意見を述べる」練習をしました。割り振られた立場であっても、討論が進むうちに少し感情的になってしまい、「アンドロイドがショートしそうだよ」と声をかけられました:笑。 感情と距離を置き、理論的に話せるようになりたいものです。また、理論的に話すためには幅広い知識も必要なことが今井先生のご指導から分かりました。先生は、ゼミ生の意見に対していつもと新しい視点を教えてくださいます。「そんな見方があるんだ!!!」と驚きと発見の連続です。社会人としての幅広い教養を身につけるとともに、物事を批判的に捉える柔らかい頭になれるように練習に励みたいです。面接・集団討論などの人物試験では、自分の本音で勝負して、一緒に働きたい・育ててみたいと思っていただけるかどうかが大切になるかと思います。ゼミ生同士でお互いに考えを深めながら、人間的にも成長していけたらと思います。(堀口万由子)