102. 今井ゼミ5期生

 月日が経つのは早いもので、ゼミ配属が正式に発表されてから4か月が経とうとしています。今年度新たに加わった3年生は、保育士・幼稚園教諭を目指す学生、小学校教諭を目指す学生、養護教諭を目指す学生に加え、就活組といったようにさまざまな志を持つ学生が集まっています。コースが異なるとお話しできる機会も少なかったので、ゼミ配属のようなきっかけで新たに仲間が増えることを大変うれしく思います。4年生の先輩方は採用試験対策を一緒に行ったり、研究について話をされたり、お互いを高めあっていらっしゃいます。今井ゼミのモットーである「よく遊ぶ、よく学ぶ」の通り、遊びにも全力です。4年生全員でUSJに行かれたそうで、お土産もいただきました。人見知りのためまだ緊張してしまいますが、少しずつ3年生の仲間と打ち解けられてきたと思います。わたしたちも様々な活動を通して先輩方のようにお互いを高めあえるような関係を築いていきたいです。

 さて、わたしたちのゼミ活動も本格始動してまいりました。今井ゼミブログお馴染みのDSM-5の障害別プレゼンテーションです。DSM-5とはアメリカ精神医学会が作成した、精神疾患の分類と診断の手引書です。すでに二組が発表を終えていますが、とてもわかりやすくためになる発表でした。学校現場を志す人は知っておくべきことが沢山あるように思います。また、自分のことや身近にいる人たちを見つめ直すよい機会にもなっており、DSM-5を読みながら、あるいは発表を聞きながらドキッとしてしまうことも多々あります。発表を通じて、障害の定義のみならず、実際に該当しているかもしれない子どもが学校現場にいた場合の対応についても学んでいます。

 わたしは「不安症群」の発表をこれから行います。勉強していくうちに不安症群の傾向にある日本人は(自分もその傾向にあるのですが)沢山いるのではないかと思うようになりました。そういった子どもたちをフォローできるようになるために、今たくさん学び、考えることが必要なのだなと思います。まずは、先輩方に手助けをしていただきながらよい発表にすることがその第一歩だと思っています。がんばります。(青木詩央里)