トウモロコシの皮むきで無心になる

 子どもって、なんでもお手伝いをしたがります。手伝うという気持ちは嬉しいのですが、中には「お手伝いの後処理」が大変なものもあります。我が家の代表的なものとしては、「トウモロコシの皮むき」です。りったん(4yr)はトウモロコシが大好物で、スーパーに行くたびにトウモロコシを買おうとします。近頃では、むーちゃん(2yr)の「むーちゃんも、しゅる(する)」という自己主張も強いので、私と3人で必死に皮むきをしました。りったんは、トウモロコシの毛の部分が一本残らす丁寧に処理する一方で、むーちゃんは皮を一枚剥いだだけで「むーちゃん、やったなぁ〜」と自己効力感をあげ、別のトウモロコシに挑戦しようとします。。私はというと、彼らが床に落とした皮や毛を集める係りです。彼らの顔を見ていると、あまりに真剣に口を尖らせて作業をしているので、細かなことを言わずに、裏方に徹しました。子どもの「お手伝いに熱中して褒められる」という経験は、自信もつきますし、積極的に手伝おうとする気持ちが芽生えます。ついつい、効率性をもとめて「指示」してしまうことも少なくないですが、まずは、「お手伝いしたい気持ちを育てる」こと。そして、手先が器用になってきたら、「少し効率的な方法を伝授」する。最後に「考えながら作業する」という手順でお手伝い行動を促進していきたいと思います(ちなみに、集中すると口を尖らせるは、奥さんと同じクセですので、集中の度合いがわかります:笑)。