パパは5歳になりました

 今日は私の誕生日でした。大学ではゼミ生やOGにお祝いをしてもらい、本当に嬉しかったです。毎年「お父さん的」にお祝いしてくれるので、子どもが一気に増えたような気分になります:笑。写真はゼミ生から頂いた江戸切子のグラスです。

 大学から帰宅する前に、奥さんと保育園にりったん(4yr6m)のお迎えに行き、ワインやケーキを買って帰りました(江戸切子に合う日本酒も:笑)。家に着いて少し休憩してから、ささやかですが誕生日会を家族にしてもらいました。ロウソクに火をつけ、奥さんはビデオを回す準備をしています。「せ〜の!」とハッピーバースデーの歌の歌い出しを奥さんが音頭を取った瞬間、りったんが「フ〜、フッ!」とロウソクの火を消す・・・。我が家らしい光景です。もう1度火をつけ、ビデオ撮影です。今度は歌の後に「ふ〜」と子どもと3人で火を消すことができました。大人がワインを飲みながら話している横で、子どもたちは何かの妖怪に取り憑かれたようにケーキを食べています・・。これも小さな子がいる家族ならではの光景かもしれません。

 奥さんから「りったんの誕生日感」について、面白い話を聞きました。「りったんは何歳?」と聞くと4歳とちゃんと答え、むーちゃんも2歳だとちゃんと答えるようです。「パパは何歳?」と聞くと、「う〜と、からだがおおきいから5才ね」というようです。「ママは?」ときくと、「ママもからだがおおきいから5才」というようです。「**先生は?」・・「だから、からだがおおきいから5才だよ」・・。つまり、りったんの理論では、ある程度の大人だと5才になるようで、それ以上の年齢はないようです:笑。最初は「犬年齢に換算してるの?」と面白がって聞いていましたが、よく考えると素敵な考えだなと思います。日本はやたら実年齢にこだわります。しかし、みんな大人は5才ということになれば、いろんな交流が気兼ねなくできるでしょうし、もっと気楽に楽しめるのではないのでしょうか。同じぐらいの歳かなと思っても、実年齢が年上だったり年下だったりすると、気を遣ったり遣われたり・・。もちろん、日本の文化も好きですが、欧米のようにもっと、フランクになってもいいような気もします。

 奥さんは私より2才年上なのですが、りったん理論により同い年になったので、少し嬉しそうでした。私も今日からは5才として生きようと思います:笑。