28. 七夕に願いを

 昨日、研究室で授業後のミーティングをゼミ生2名としていると、静岡組の2名が来室しました。個人面談のビデオフィードバンクの日程調整について話していると、さらに4名のゼミ生が来室・・・。手には短冊のついた笹がありました。すでに、ゼミ生のほとんどが「願い事」を書いているようで、私にも願い事を書いて欲しいとのことでした:笑。私個人の願い事は、そのほとんどが叶ってしまったと思っている人間なので、今望むものについて短冊に想いを込めました。

 みんなはどんなことを書いているんだろうと覗いてみましたが、意外にも、就活や教員採用試験のことについて書かれているものがありませんでした。ある意味、落ち着いた感じでこの時期を過ごせているのかなと、少し安心しました。しかし、短冊の中には女子の切実な悩み(おっさんを隠す技法の習得?)もあり、どうにもしてあげられないな・・というものもあります:苦笑。

 今井ゼミといえば、祭り事に理由をつけて集まって食べたり飲んだりするのが習わしとなりつつあります。七夕に食べるものといえば「そうめん」ですね。奈良時代には索餅(さくべい)という小麦粉で作られた食べ物を七夕に食べていたと聞いています。採用試験が近くなければ、「流しそうめん」とかしているんだろうなとふと思いました:笑。

 今回の七夕で使用した笹はNUASのバンブーヒルから少しだけ拝借した細い枝なので、割り箸で補強されている手作り感が満載な物ですが、夏を感じられる素敵な七夕の準備ができました(HA509の扉前に飾ってあります)。どんな時でも季節を感じて過ごしていきたいと思っているので、ゼミ生の粋な計らいに感謝です。(今井正司)