23. OGによる今井ゼミ特別講義

 教員採用試験まで1か月を切り、ついに受験票も届いて焦りまくる那須野です。そんな中、お忙しいにもかかわらず、今井ゼミOGの先輩4人が大学に来てくださり、現場の様子などを交えた講義や集団討論の練習を行っていただきました。

 現場の様子については、初めて学校に入った時のことから現在に至るまでの仕事の流れ、大変だったこと、子どもへの対応など様々なことについて、鳥肌が立つほどのリアルに細かく教えてくださり、勉強になりました。事例検討の時間においても、漫画やドラマのような話が現実的に起きていることに驚きが隠せませんでした。しかし、先輩方は新採で学校に入ってまだ数か月であるのにもかかわらず、冷静で適切な対応をされていて、大学での頑張りや、現場に入ってからの努力というものがいかに大切かということがわかりました。自分たちとは1歳しか変わらないのに、先輩たちとの実力の差を大きく感じました。

 集団討論の練習では、OGの先輩方を含んだメンバーで何回か行いました。「現場の先生がいる」というだけで、普段の練習より緊張が増し、頭が真っ白になってしまいました。本番では講師経験者がいる中で試験が行われるので、こういう状況にも慣れておかなければなりません。討論はほぼ先輩方が話を回し、実力の差は圧倒的でした。。。なにも言えなかった自分がとても悔しかったので、もっと練習をしたいと思いました。

 今日の講義でわかったことは、「先輩」が「先生」になっていたということです。素晴らしい方々で尊敬していましたが、さらに輝いて見えました。現場にいる養護教諭の講義を受けることができ、さらに集団討論の練習まで一緒にやってもらえて、本当に貴重な経験でした。「養教になりたい!」「ああいう風になりたい!」とさらに強く思うことができました。そして今井ゼミでよかったと心から思います。先輩方、ほんとうにありがとうございました。(那須野由衣)