むーちゃん、バイバイだよ、本当にバイバイだよ、本当だよ。

 りったん(4ry)の髪を切るのと、おもちゃを買うのを目的に家族でお出かけをしました。1週間ほど前から、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の「ロボット」と「忍者一番刀」を購入する交渉が毎朝毎晩続き、交渉が成立しました。売り場に着くと、お目当のおもちゃを見つけて、ピョンピョン跳ねて大喜びの様子でした(来た甲斐があるというものです)。おもちゃを持って会計をしていると、りったんとむーちゃんの二人が仲良くどこかに行ってしまいました。見つけた時には「妖怪ウォッチ」の大画面ゲームコーナーで、お金も入れていないのに、激しくボタンを叩いている我が子たちがいました。奥さんは「困ったなぁ」という表情で、子どもたちを見ています。私もしばらく見ていましたが、あまりに夢中なので「もう帰るよ」「ニンニンジャー買ったよ」と言っても無視で、振り向きもしません。りったんは、途中で状況を察して帰る準備をする一方で、むーちゃん(2yr)はお金も入れていない状態なのに、もう何面もステージをクリアーしているかのようなムードを醸し出していました。そして、明らかに無視しています・・パパのことを!その時、私に悪魔がささやきました「(心理学者がやってはいけない)あの禁断の手を使うしかない」と。。「じゃあ、むーちゃん、バイバーイ、帰っちゃうね」という全国のパパとママが一度は絶対に使うあの禁じ手です。しかし、この禁じ手に全く動じない2歳になりたての我が子。さらに遠くに移動して「むーちゃん、バイバイだよ、本当にバイバイだよ、本当だよ」と、最上級の危険技を繰り出しました。しかしながら、むーちゃんはゲーム画面を見ながら「バァ〜イ」と良いお返事・・・完敗です。本当は「パパー、行かないで」というシーンを想定した写真を撮りたかったのですが、自立心が強くて頼もしいかぎりです。