大人の愉しみを共有したい!

 子育てと仕事を頑張る夫婦の愉しみは、週末の夜にワインを飲むことです。子どもが寝てから(就寝20時)飲むことができれば良いですが、起きている時に飲むこともしばしばです。

 子どもが起きている時にワインを飲んでいると、りったん(3歳10ヶ月)が、「りったんも乾杯のコップがいい(グラスです:笑)」と言うので、モルトウィスキー用の小さなグラスを用意しています。グラスを片手に「かんぱぁ〜い」を連呼して、グラスの縁で鼻を押し上げながら(ブタ鼻のよう)、「おいしいねぇ、これぇ」といって、水をガブガブ飲んでいます。最近は、ワインを指差して「ねぇねぇ、これ、辛いやつ?」と何度も聞いてきて、飲みたいアピールをしてきます。我が家では、大人の食べ物や飲み物は「辛いやつ」というルールなので、大人だけが飲んでいるもの(ペプシ、コーヒー、お酒類)は全て辛いやつです。今日は、りったんのために、奥さんが「辛くないやつ」を買ってきてくれました。シャンメリって知ってますでしょうか?クリスマスなどのイベントごとで子どもが飲む(炭酸)飲料です。しかも、「妖怪ウォッチ」の包装がしてある物です(こんなところにも妖怪!?)。可愛い瓶が出てくると思いきや・・中身はフツーの瓶でした(妖怪の仕業でしょうか?)。世の中、甘くないです。しかし、りったんにとっては、辛いやつに似た辛くないやつで一緒に乾杯ができるので、ワクワクでした。ただ、シャンメリはあんまり好みではなかったようで、2杯飲んだだけで「これ、辛いねぇ」といって、飲もうとはしませんでした(小さい子に推奨できる飲料でもないので丁度良かったです)。

 何でも大人の行動や言動を真似することをおぼえて、実践で使ってくるので吹き出しそうになります。それに加えて、「雰囲気を共有したい」という想いが子どもの中に芽生えているのは、親としても本当に嬉しく感じます。いつか、本物のワインを一緒に飲みたいものです。