慣し保育(最終日)

 今日は慣し保育の最終日でした。

 登園してすぐに物陰に隠れて、オムツからトレパンにチェンジし、持ち物(着替えなど)を所定の場所に詰め込みました。その際に、着替えのズボンの枚数が多くて、所定の引き出しに入りきりませんでしたが、おもらししたら大変だろうなと思い強引に詰め込んできました。お迎えまでの数時間は、「ちゃんとやれてるかな・・」とか「担任の先生は気にかけてくれるかな」と心配でいっぱいでした。

 数時間後、お迎えに行ったときは、ちょうど給食を食べ終えたところでした。先生に手取り足取り教えてもらいながら、帰り支度をしている姿に思わず「頑張れ〜」と声をかけそうになりました。スモックのボタンを交うことがなかなかできず、支度が整う気配がありませんでしたが、辛抱強く待ちました。家でも身支度の練習はしているので、もう少し早くできる気もするのですが、周りのお友達が遊ぶ姿に気を取られている様子でした。

 担任の先生に今日の様子を聞いてみると、「私が話すことには首を振ったりして反応してくれるんですが、全然話す様子がなくて・・お家ではしゃべっていますか?」と返ってきました。子どもの様子については何となく予想通りでしたが、なにより、先生が心配して下さっていることがありがたかったです。「家ではいっぱい話しているので、慣れたらいっぱい話すと思いますが、早生まれもあって、話していることがちょっと他の子よりも幼いかもしれません。でも、大丈夫です!」と担任の先生に伝えた後に、「大丈夫って何が大丈夫なんだろう・・?」とふと思いました。私は心理学的に子どもを見ることができるので、子どもの「ゆっくりな発達」に対する不安は少ない方だと思いますが、そうでないお母さんやお父さんが同じことを言われたら心配になってしまうんだろうなと帰り道にふと思いました。