弱視の検査と治療:ものもらいが原因?

 今日は近くの大学クリニックで、りったん(4yr)が眼科検診を受けました。前回は「ものもらい」の治療のために受診したのですが、その際に実施した検査で「左目の視力がよくない」という、別の問題が発見されました。ものもらいは処方された目薬で治ったのですが、大学クリニックからは、視力に関する再検査の必要性を伝えられました。

 大学クリニックでは、目の焦点を調節できなくする特殊な目薬をさして、様々な検査を行いました。視力に関する結果は、左目が0.4で右目が0.8でした。左右差があり、左目が弱視の状態だということが判明しました。多少の乱視があるとのことでしたが、弱視を矯正するメガネをかければ、1年ほどで左右差がなくなるぐらいに改善するとのことです。ただ、この症状と治療に関する実証的データはないらしく、何度か質問を繰り返した結果として「1年ほどかかるのが一般的」「6歳までなら確実に改善する」「先天性の要因が大きい」とのことでした。りったんは、左目に「ものもらい」ができることが多く、視界が狭くなるほど腫れあがることが度々あったので、そのことも影響しているかもしれないと思います(ドクターもその要因も可能性とあると仰ってました)。あと、数回(月に1回)の眼科検診を受けて、視力が上がっていなければ、メガネで矯正することになりそうです。長期に渡り検診を繰り返すのは、園児が視力検査において適切な回答を提示していない可能性もあるからだそうです(見えているのに適切に伝えたり提示できていない)。また、視力が上がっていれば、矯正する必要もないとのことで、時間をかけて成長とともにアセスメントするそうです。

 写真のりったんは、ちょうど1年前に、左目の瞼(まぶた)が腫れた時のものです。この時は、なかなか治らなかったのですが、「膿は眼球に入っても大丈夫」ということをドクターから聞いて驚いたのを覚えています。私も視力に左右差があるので、先天性とか言われてしまうと、申し訳ないなと思ってしまいます。メガネを保育園でかけるのは大変だと思いますが、保育士の先生に協力してもらいながら、早く改善できるようにしたいと思います。